Saitolab 「なにもせんほうがええ」

婚しては妻に従い ボケては猫に従う

重慶火鍋

2019年05月30日 | 旅行・出張
画像左下のものが豚さんのブレイン

今年初めての中国出張。そこでご馳走になったのが火鍋。日本のしゃぶしゃぶに似ているよとの説明。以前にも何度か経験しているが闇鍋よろしく鍋の出汁が真っ赤なのか黒いのかでよくわからないまま食事をしていた。しかも辛かった。今回の出汁は透明で食材がよく観察できた。自分の取り鉢に醤油やゴマ油、パクチー、ネギ、胡椒、唐辛子などを好みの分量投入し良くかき混ぜる。中央の鍋に食材を投入しさっと火を通して皆で取り分ける。昆布やスライスした牛肉、豚肉、揚げ麩あたりまでは問題なく美味しかった。問題なのは牛のセンマイ(第三胃)。これを刻みもせず掌ほどの大きさのまま鍋に投入しそのまま食い千切るという野趣溢れるもの。その他には豚やアヒルの血をゼリーのように固めた「毛血旺」。一見、レバーか濁った羊羹のようにも見える。流石にこれには箸をつけなかった。そして極めつけは豚の脳みそ。これも生を雑にブツ切りしただだけのもので形もそのまま。取引先の社長から勧められ断り切れずに挑戦。食感は粘りのある豆腐のよう。しかしレバーのような香りがあり慣れない。決して美味しいとは言い難い。日本の湯豆腐か水炊きがやはり性に合っている。何よりBSEが心配。そうでなくてもボケそうなのに。前回のゴカイショックも冷め遣らぬうちに今度は脳天ショックなのだ。エジプトやインド旅行でピジョン(鳩肉)に大騒ぎしていた頃が懐かしい。折角貴重な経験をさせてもらっているので大概のことは挑戦するつもりでいるが、無茶すると命の“危険が危ない”のだ。
コメント
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