最終回文庫◇◇雑然と積み上げた本の山の中から面白そうなものが出てきた時に、それにまつわる話を書いていきます◇◇

※2011年9月以前の旧サイトで掲載した記事では、画像が表示されないものがあります。ご容赦ください。

星新一の著作をコレクションする(11) 『盗賊会社』『宇宙の声』

2016年05月22日 | 星新一




ほぼ刊行順に紹介してきましたが、今回と次回は入手しにくいものに限って紹介します。

 『盗賊会社 ―現代寓話集―』日本経済新聞社 昭和43年5月20日発行 390円


本自体はよく見かけますが、帯付きは比較的少ないようです。
日本経済新聞の日曜版に36回にわたって発表したショートショート集。




 『殺し屋ですのよ』未来プロモーション 1969(昭和44)年12月1日発行 800円



左が函、右がビニールカバーがかかった本。限定版で全冊識語署名入りですが、市場ではよく見かけます。限定部数の表示はありません。

識語には何種類かあることは前に紹介しました。 → こちら




 『宇宙の声』毎日新聞社 1969(昭和44)年12月25日発行 500円

初版発行時。






奥付は初版ですが、プレゼント共通帯に変わり、ビニールカバー付き



ビニールカバーは初版発行時にもあったのかもしれないですが、初版発行時の帯が少ないのは、ビニールカバーがかかっていなかったからではないかと推測しています。




こちらも奥付は初版で、このシリーズ共通デザインのジャケットにプレゼント共通帯が付いています。






星新一著作は多く、1970年代以降に出版されたものは入手しやすいものがほとんどなので、次回は入手が難しいものをまとめて紹介し、そろそろこの項を締めくくろうと思います。













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