次から次へとぽろがぽろと出てきて、キリがなくなってきた感がありますが……。
これで最後にすると公言した手前、追加は文末にまとめ、そこから元記事にリンク出来るようにします。
『きまぐれロボット』日本標準 あおぞら文庫4-3(中学年向き)
発行年月日の表示なし 150円
角川文庫『きまぐれロボット』より、「きまぐれロボット」「火の用心」「ネコ」の3編を収録した副読本。
この表紙デザインのものはビニールケースに入った「あおぞら文庫」(中学年向き)セットの中の1冊で、発行年月は不明です。
紙製のセット函に入った、こちらの方が古いと思われるもの。
紙製の函。表示は「あおぞら文庫」になっています。
表紙デザインは上のものとは少し違っていて、漢字で「青空文庫」と表示されています。
4年-№2 学校納入定価100円。
本ではありませんが『作家 自作を語るというCDブックがありました。
『CD-ROM版 作家自作を語る一』新潮社 1998年3月30日発行 2500円(税別)

ウラ面。星さんは『たくさんのタブー』について語っています(赤丸印部分)。
動作環境は Windows95 です。
『やっかいな関係』青龍社 1991年6月20日発行 2400円
単独著作ではないので、今回の記事の趣旨から外れますが……。
作品が収録されているアンソロジーの中で、コレクションに苦戦した1冊。
『あたらしい日本の童話 4年生』実業之日本社 昭和42年7月15日発行 350円
ウラ表紙。収録作品は「ネコ」。
『おーい でてこーい』講談社青い鳥文庫 2001年3月15日発行 620円(税別)
この本にはSLシリーズのハードカバー版があります。(SLとはSchool Libraryの略)
所蔵本は2007年7月31日発行 3刷 1000円(税別)
右が市販本、左がSLシリーズ版。
『きまぐれ星のメモ』角川文庫 昭和46年5月30日発行 260円
この本にはハードカバー版があります。
所蔵本は
昭和50年10月20日発行 15刷 定価記載なし

右が市販本、左がハードカバー版。
同じ角川文庫には『きまぐれロボット』のハードカバー版もあります。
所蔵本は昭和54年5月30日発行 39刷 定価記載なし
ミリオンセラーを記念して著者にプレゼントされた総革装本は、前にも紹介しているので、表紙見開きの画像を載せます。
所蔵本は昭和57年9月30日発行 51刷で、1983年10月1日に星さんの署名をいただいています。
『月の光』ギャラリー・イヴ 2007年6月1日発行 限定1000部
限定番号記載あり 3500円
最後は星新一ファンクラブ「エヌ氏の会」の特製本を、画像を追加して再録します。
星新一さんを囲む会(星コン)の参加者に配ったものです。
市販の文庫本『気まぐれ体験紀行』をハードカバーにしたもの。星さんの署名・落款入り。
過去記事で紹介済みですが、何種類かある表紙を並べます。前に紹介した1種と合わせると、4種類になるのかな? 記憶がちょっとアヤシイです(-_-;)
函を作る時間的余裕はなかったので、パラフィン紙を巻いただけでした。
市販本の『凶夢など30』をハードカバーにして、函に収めたもの。星さんの署名・落款入り。
過去記事で、ほとんどを紹介済みです。この本も、紺と白の2種類のクロスを使用したことを思い出しました。
本の背と函の背。箔押しに用いる「凶」というベントン活字が無かったので、本の背の箔押しは「星新一氏健筆25周年記念」にしました。(鉛活字で箔押しをすると、熱と圧力で次第に活字がつぶれてしまうのです)函は手作りの貼函で、背文字は写植を使用。
特別付録として、銅版画家の深沢幸雄氏に依頼し特別に作っていただいた星新一書票(蔵書票)が挟みこんであります。
(深沢氏に作成していただいた書票を1冊にまとめたものを前に紹介しました。
→こちら )
お遊びで作った売上カード。ISBNコード部分は星コン開催日にしてあります。

執筆開始から25年という節目の年の星コンだったので、気合を入れて作りました。
星コンの参加者全員にエヌ氏の会特製本を配ったのは、この2回だけでした。
ショートショート1001篇達成後の星コンでは、早川書房の世界SF全集の『作品100』を解体して綴じ直し、お遊びで3部だけ作った『作品千分の百』なんていうのもありました。
元本は↓。 手元に1冊しかないのは、この時に3冊バラしてしまったからですね。