最終回文庫◇◇雑然と積み上げた本の山の中から面白そうなものが出てきた時に、それにまつわる話を書いていきます◇◇

※2011年9月以前の旧サイトで掲載した記事では、画像が表示されないものがあります。ご容赦ください。

収蔵作品展 深沢幸雄―銅版画の魅力 ~会期終了~

2016年06月22日 | 深沢幸雄


          ~ 会期は終了しました ~

場所:佐倉市立美術館  http://www.city.sakura.lg.jp/sakura/museum/
会期:2016年5月28日~7月18日(休館日:月曜日 最終日は開館)
開館時間:10時~18時 
入館料:無料
駐車場:近くに佐倉市駐車場(無料)






浜口陽三、池田満寿夫、清原啓子の作品も、あわせて展示されています。 



佐倉市立美術館の近くには他にも美術館、博物館があります。
☆「塚本美術館」 http://www.city.sakura.lg.jp/0000000650.html (休館日:土曜日・日曜日・月曜日、祝日、年末年始 ※祝日でない第3土曜日は開館 入館料:無料)※佐倉出身の実業家、塚本素山(つかもとそざん)氏のコレクションをもとに設立された日本刀専門の美術館

☆「国立歴史民俗博物館」 http://www.rekihaku.ac.jp/  (休館日:毎週月曜日)


【新刊のご案内】 ティニ・ミウラの手造り豪華本 1990-2015

2016年06月16日 | ルリユール



ケルスティン・ティニ・ミウラ6冊目となる作品集です。
およそ25年間に制作した約1000点の中から厳選した手造り革装本123点、デザインした37点の合計160点を掲載しています。




函ジャケットに使われているのは『アラビアン・ナイト』Arabian Nights (サンフランシスコのアーレン・プレスから1980年限定200部で発行された同書を、青のモロッコ革に多様種の革のオンレイ装飾とプラチナ、金などの箔押しの技法を駆使して豪華な手造り総革装本に仕上げています)
見返し:金と銀の装飾革と青・緑の仔牛革。
遊び紙:オーログラフ。
花布:緑・エメラルドグリーン・ネイビーブルーの3色の絹糸による手縢り。
小口:三方金。
シミーズ:青のモロッコ革とマーブル・ペーパー青紫のスウェード。

『ティニ・ミウラの手造り豪華本 1990-2015』勉誠出版 2016年6月23日発行 
B4判 総カラー226ページ 定価19,440円(本体18,000円)



昨年の秋口から、この本の校正作業のお手伝いを始め、紆余曲折あったものの、ようやく上梓することが出来ました。
出版不況下での高価な豪華本ですから、店頭で目にする機会は少ないと思いますが、お目に留まったら、ぜひお手に取ってご覧ください。
高くて買えないとおっしゃらずに、お近くの公共図書館にリクエストしてください!


詳細は勉誠出版のHPをご覧ください。AMAZON経由で版元直送も可能です。










「詩世紀」における長谷川敬(赤江瀑)

2016年06月03日 | 赤江瀑





赤江瀑(本名:長谷川敬)が、高校生の時から参加していた同人誌「詩世紀」に掲載された作品を調べ上げた労作です。

巻末に「詩世紀」第1次創刊号から第100号までと、第2次創刊号から第8号までを調べ、長谷川敬名義の掲載作品をリストアップした一覧表があります。



表紙

     

『「詩世紀」における長谷川敬(赤江瀑)』 2016年5月1日 書肆いろどり 発行 32ページ、中綴じ簡易製本。



目次

     




入手方法は以下。

URL: https://www.kosho.or.jp/products/detail.php?product_id=76913765&m

書肆盛林堂さんでも扱っています。
http://seirindousyobou.cart.fc2.com/



所蔵していた「詩世紀」に載っていた長谷川敬作品のタイトルは前に紹介しましたが、それはごく一部に過ぎず、その後の調査を怠っているうちに、きちんとした資料が作成されたことは、たいへんにありがたく、喜ばしい限りです。