芦ノ湖の西岸を南から北へウォーキングしてきました。
箱根町から湖尻桃源台まで13キロの道のりです。
妻のたっての希望で実現したものです。
最初は道はいいんですよ。箱根の高級別荘地を抜けて白浜というところを過ぎると車止めのゲート。
ここからは多少開けた小道だったのですが、しばらくすると笹薮をかき分けるような狭い道。
中間部はアップダウンとともに木の根っこが道にはびこって非常に歩きにくい。
亀ケ崎から湖尻までは広い道になって楽になりましたが、これは遊歩道というものではありません。
お年寄りにはちょっと無理っぽいなあ。興味ある方は是非。
深良水門という水門が湖尻にはあるのですが釣りポイントとしても素晴らしいんですけど
この水門完成が1670年、小田原藩が作ったものです。
芦ノ湖から静岡県裾野市に水を引くために1280メートルのトンネルを掘って水を流したのです。
神奈川県からと静岡県側から同時に掘り出して高低差1メートルで掘り進んだというのですから当時の技術に驚かされます。
1900年ごろには神奈川県と静岡県の村で水利に関するもめごとが起こっています。
深良水門、早川水門を過ぎると芦ノ湖キャンプ場を抜けてゴール。
帰りは海賊船に乗って箱根町に戻りましたよ。
外国人の多さにびっくりしました。半分近くいたんじゃないかなあ。
工程は3時間でしたね。ほとんど休憩もせず歩きました。
帰路に湯本で温泉とランチバイキングで歩いた分、帳消しになりましたよ。