先日、太陽光発電のパワーコンディショナーの故障で基盤交換を行った際、
エンジニアの方が「電圧抑制が5400時間あります。電力会社言って電圧を下げてもらわないともったいないですよ」とのアドバイスを受けました。
設置6年弱で5400分、つまり90時間です。その後、1か月で90分くらい抑制されていました。
電圧抑制?、水道の水圧で考えてみてください。
本管を流れる水圧の大きい水の流れ、支流から水が流れても圧力が弱いと本流に入れない。
パワーコンディショナーは、107ボルトを超える電圧の電気が流れてきているときにそれを検知し、発電自体を抑制します。
こんなイメージで我が家で発電した電気が電力会社が流してる電線の電圧が高い時に売ることができないということなんです。
施工会社にそのことを言って、音沙汰がなく、らちが明かないので直接電力会社に電話しました。
電力会社は電気事業法では101ボルト±6で電気を流すということになっています。
我が家で発電された電気が外に出るためには、電力会社の電圧が高めの場合は107ボルト以上の電圧が必要になってくるわけですが、
電力会社の説明では電圧を下げる工事(電柱の上にある変圧器の調整)をする前にパワーコンディショナーの電圧設定を109ボルトに上げてくださいとのことでした。
これは法律違反になるのではないかという気もするのですが、今度またエンジニアの方に連絡を取り、聞いてみようと思います。
90時間売電できなかったということですが1時間あたり100円くらいしか売れません。
よって6年間で9000円くらいの損で、カリカリすることでもないのですがそれはそれで。
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