半農半漁、自給自足生活への挑戦
自給自足生活をめざす釣り、家庭菜園、養蜂の話です。
趣味のギターや三線のことも少しづつ。
 





湘南ゴールドは、神奈川県が開発した柑橘類の品種。今村温州と神奈川県西部で採れるゴールデンオレンジ(黄金柑)の交配で作られた。交配から12年かけて品種登録を行い、2006年から出荷を開始しているらしいです。

華やかな香りと12%までにも及ぶ糖度を特徴とし、 ゴールデンオレンジの懸念事項であった果実の小ささを温州みかんと交配することで解消した。温州みかんが市場から姿を消す4月から5月にかけて出荷することができる品種であります。

開発経緯としては消費低迷による生産者の経営破綻の懸念を解消するために、神奈川県が開発に着手しました。開発は県農業技術センターで行われました。

平成20年の出荷量はたったの4トン。

湘南ゴールドが出回るのは、春先のほんの1ヶ月程度
生産量もまだまだごくわずかなので、本当に「まぼろし」のフルーツなのです。

この貴重な果物を小田原のカズさんが送ってくださいました。
グレープフルーツのような味ですが甘味が強く、生まれて初めての味でした。
カズさんありがとう。

http://www2.tbb.t-com.ne.jp/yaogen/

(ダンボールの中のはゴールデンオレンジです)



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昨日、韓国のお客さんが来たときにやはり地震の話となった。
彼は来日して4年程度なのだが3月11日に東京のビルの18階にいて、それはもう激しい揺れに驚いたそうだ。
私はビルの8階で揺れを感じたが18階では揺れの振幅はさらに増幅したであろう。

韓国ではほとんど地震というものが無いのだそうだ。
自信の発生源となるプレートが少ないというのが彼の話。
地震が無いということで彼の周囲の人も怖くて帰国したりということがあったそうだ。

さらにマスコミなどで報道されているとおりのことを彼が言った。

「日本人はすごいです、韓国だったら奪い合いになってます。」

救援物資の支給に長い列を作って並ぶ被災者をテレビで見ての感想である。

彼に私は言った、「日本人は我慢強いんです」
彼は「我慢」という言葉がわからなかった模様。だいたいのニュアンスは理解できたようだったが。
よくよく調べてみると英語にも「我慢」という単語が無い。近いものが「がんばる」らしいが、「我慢」と「がんばる」はちょっと違う。

忍耐、秩序、礼節・・・・などの美徳、日本人にはあたりまえと思っていた文化が、世界ではそうではなかった、そこに海外の驚きがあるらしい。
戦中戦後は我慢の時代だったし、その時代を生きた年代が人口の3分の1近くいて、その世代に育てられた下の世代がいる。
知らず知らずのうちに日本人の国民性は伝わっているのか。

日本人の弱点としてよく言われるのが「自己主張が出来ない」である。
政治家も外交での押しが弱いと言われるのはこれも一因であろう。
しかし、この弱点が今回の震災では利点に転じたようだ。
それは他者に配慮する「自制心」である。
開国以降、日本は数々のピンチに立たされながらも必ずそれを克服してきている。
また日本は立ち上がる、しかも急速に、というのは絶対だと思う。



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春になると菜の花が一斉に咲きだします。
アブラナ科の花を指すようです。

菜っ葉の花と思ってればだいたい間違いないです。
ほうれん草でもミズナでもブロッコリーでも白菜でも菜の花は咲きます。

写真は大根の菜の花です。大根の花は白い。





こちらの黄色い花はチンゲンサイ、このチンゲンサイの菜の花は驚きました。
花を近づけて匂いをかいでみるとハチミツの匂いと香りにそっくりです。




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電気ご使用量のお知らせが来た。
3/16~4/17の29日間の検針である。
太陽光発電(サンヨーHIT 4.2kw)


請求予定金額(買電)658kw 9861円
余剰購入電力量(売電)411kw 19728円

9867円のプラスです。


2008年6月設置以来の減価償却

投下資金(太陽電池+エコキュート) 3058000円に対し、あと2341560円残です。
設置以来、電気・ガス代ゼロ円生活の収支はプラス66307円です。(太陽光+オール電化導入前の電気代・ガス代を月20000円で計算してます)

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神奈川県知事選に当選した黒岩祐治氏は知事選のマニュフェストとして、神奈川県の全世帯に太陽光パネルを実質無償で設置する政策を掲げていました。
今後4年間で200万戸に設置したいと豪語しています。
神奈川県は人口900万人、世帯数384万世帯ですからそのスピードたるやものすごい進捗になります。
この数字を見るとちょっと眉唾のような気がしてきました。
世帯数はマンション、アパートなどの集合住宅も含んでいるわけですよ。
まあ数は別として意気込みだけは評価したいと思います。

太陽光発電システムは太陽のエネルギーで発電しますので、太陽がある限り半永久的に使えるエネルギーです。
これを太陽光パネルで効率的に電気に変換することが出来ます。
東日本大震災で原発の危険性がクローズアップされるなかで、太陽光発電システムに多くの人が興味を持ち始めています。
株式市場でも太陽光関連銘柄が大きく値を飛ばしています。

太陽光発電システムのデメリットは、初期費用が高いことです。普通の戸建てですと3キロワットの電池パネルを乗せたとして200万円程度かかるかと思います。
その初期費用を県出資の新会社が銀行から借り入れて負担することで、設置する家庭の負担を実質ゼロ円にするようにしています。
費用の返済方法ですが、まず太陽光発電で発電した電力を電力会社に売ります(売電)。
毎月の売電代金が銀行に返済されるわけです。そう考えるといま政府で検討している発電全量買取制度のほうが良いかもしれません。
使った電気は払う、発電した電気は全部売る、すっきりします。そうしないと現状の余った電気だけ売電するでは計算がややこしくなります。
ローン返済後は個人の設置者が売電収入を得るという仕組みです。
ただ、パネル3キロワット程度で金利込みで返済するとなると個人の持ち物になるのに20~25年以上はかかるでしょうね。

「あなたの家の屋根を貸してください。20年程度あとに太陽光発電システムを差し上げます!」

ということなんですよ。早い話。
そこで問題、屋根の耐久性です。築20年以上とかの家も非常に多いわけでその上に太陽光を乗せると元を取る前に屋根の寿命が来てしまうでしょう。建て替える家も出てきます。
その点からも4年間200万戸はかなり怪しい数字と見てます。

あとひとつ、この政策でいまいち見えてこないのは、太陽光発電のメリットはエコキュートを設置してオール電化住宅ににしてこそ最大のメリットを享受できるという点、つまり太陽光発電だけでは大きなメリットはありません。そのあたりどう考えているのか?。エコキュートは設置工事費込みで7~80万円かかるのではないでしょうか。

やはりまず公共施設への設置から始まるんでしょうね。一般家庭への設置はいろいろと大変そうです。
でも本当にそういう家庭にも設置という流れになってきたら嫌といわずぜひ協力してあげてくださいね。



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