ちょっと埼玉に行く用事があり、川越城に行ってきました。
神奈川を朝6時に出発、高尾山インターから圏央道を入間インターで降りて行きました。
2時間半ほどのドライブ。開館前に並びます。
藩政時代には、酒井忠勝・松平信綱(知恵伊豆)や柳沢吉保など幕府の要職についた歴代藩主が多く、幕閣の老中数7名は全国でも最多の藩の1つだそうです。
川越城は残念なことに城の石垣や水堀などは見るかげなく、市街化に伴って城を想像するのが大変難しいのです。
そんな川越城が100名城に選定されたのには本丸御殿が現存していることです。
御殿が現存しているお城は実に4つしかありません。天守閣の現存が12に比べていかにも少ない。
川越城、高知城が本丸御殿現存。掛川城、二条城が二の丸御殿現存です。
川越城の本丸御殿は全体面積の7~8分の1が現存しています。夏休みに訪れた掛川城の二の丸御殿より大きいように感じました。現存している部分だけで大きく感じるのですから、実際は相当大きかったんですね。
スタンプは本丸御殿入り口で押すことができます。
入場料100円ですからぜひ中に入って見てみましょう。
関西から来たらしい年配の夫婦、本丸御殿にたった100円の金を払って入るのが嫌らしく、スタンプだけ押して帰りたいらしいのです。
渋々払って中に入って押してましたが押してすぐ帰ったようです。
『100名城なんていっても、石垣しかない城があるんだよ』
なんてほざいています。
100名城は遺構の保存状態もありますが、歴史的に重要な役割をした城も選定されています。
そのオヤジは栃木の足利氏館(現:鑁阿寺) のことを『ただの寺』とけなしてました。
きっと城を廻ってスタンプ押してるだけの自己満足なのでしょう。
少しでも歴史的背景や建築的な要素を学んで欲しいところです。
いつも城に関する切り抜きを送ってくれるAさんがタイムリーに川越城の新聞スクラップを持ってきてくれました。
ありがとうね。