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■2006年 日本 106分
■2008.1.16 wowow
■監督 塚本晋也
■出演
松田龍平(影沼京一) hitomi(霧島慶子)
安藤政信(若宮刑事) 大杉漣(関谷刑事)
原田芳雄(大石恵三) 塚本晋也(犯人)
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「お願い、私の夢に入って、一緒にあの男を倒して」
少女の惨殺死体が、自室のベッドで発見される。自宅は密室で、カッターで自分の喉を何度も掻き切っていた。彼女は直前まで、自殺サイトの0と携帯で話していたことがわかっている。同じくサラリーマンが自宅のベッドで自殺した。やはり直前まで携帯で0と話していた。刑事の霧島と若宮は、0を探し出そうと調査を始める。若宮は、自分も0に電話し囮となって、0の手がかりをつかもうとした。しかし、今までの2人と同じように、寝ていて自分の喉をカッターで掻き切りながら死んでいった。霧島は、他人の夢の中に入るという影沼に協力依頼する。影沼は、人間不信に陥り自殺願望を持っており、依頼を断る。霧島は自分も0に電話をかけ、自殺を装う。そして影沼に助けを求める。霧島の夢の中に出てきたのは殺人鬼だった。彼女の夢の中で、殺人鬼と影沼の戦いが始まる。
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ただ違うのは、助けに行くことができる正義の味方がいることだ。リアリティーがあり、なかなかの出来だと思った。ただ、主人公の霧島が素人演技で、映画を安っぽくさせていた。追いかけていく未知の物体の様子が、カメラ自体が揺れ動いて、それが恐怖感を倍増させていた。犯人像も、化け物だったり、幽霊のようなものだったり、結局人間だったんだけど、しっかり不気味さを感じさせてくれた。見始めたら、引きずり込まれるおもしろさがある。
夢をあまり見ない私は、夢自体についてそれほど考えたことがない。とこどき見る夢は、いつも後味が悪く、起きてからもしこりを残したまま現実の世界に入る。何が言いたいのだろうと考える。年に2.3度見る夢。毎日見ているのだと思うけど、覚えているのはそれくらい。楽しい夢を見ることができたらいいけど、見る夢は不可思議な出来事ばかり。影沼が、私の夢に入ったら、何が何やらわからないだろうな。
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