■2005年 アメリカ 125分
■原題「Sahara」
■2006.5.12 wowow
■監督 ブレック・アイズナー
■出演 マシュー・マコノヒー（ダーク・ピット） ペネロペ・クルス（エヴァ・ロハス） スティーヴ・ザーン（アル・ジョルディーノ） ランベール・ウィルソン（イヴ・マサード）
《story》
国立海中海洋機関ＮＵＭＡの敏腕エージェント、ダーク・ピットがサハラ砂漠に渦巻く巨大な謎と陰謀に立ち向かう。マリ共和国で謎の伝染病が発生する。ＷＨＯの職員であるエヴァは調査を進めようとするが、何者かに命をねらわれる。偶然出会ったダークに助けられる。ダークは南北戦争当時、膨大な金貨を積んだ甲鉄艦テキサスの行方を調べていや。そこへナイジェリアとマリ共和国の境界でその金貨が発見されたという情報が入ってきた。再び、エヴァとダーク一行は、マリ共和国に潜入し、それぞれの調査を進める。そして、またしても何者かが襲ってくるのだった。
◎娯楽として見るには最高。楽しく見ることができる。主人公たちが危機一髪になりながらも、悪をやっつける、勧善懲悪の映画はすっきりする。１５０年も前の大砲の弾がヘリコプターに撃ち込まれるのもおもしろい。しかもすぐに爆発せずに、時間をおいて炸裂するあたり、悪を懲らしめるのを楽しむ時間を確保しているみたい。まあ、世の中自分の欲のために、回りの人は毒で死のうがどうしようがかまわないよいう人間はいるものだ。こんなにあからさまではなくても、いっぱい隠れている。映画の中だけでなく、こんな彼らの顛末が見られたらどんなにすっきりするか。なんて考えるのは心が歪んでいるからかな。
