■2008年 アメリカ 110分
■原題「WANTED」
■2008.9.15 TOHOシネマズ緑井
■監督 ティムール・ベクマンベトフ
■出演
アンジェリーナ・ジョリー(フォックス)
ジェームズ・マカヴォイ(ウェスリー・ギブソン)
モーガン・フリーマン(スローン)
テレンス・スタンプ(ペクワースキー)
トーマス・クレッチマン(クロス)
コモン(ザ・ガンスミス)
《story》
「1を倒して1000を救う」
「新次元へ!」
「彼女に出会うまでは、無意味な男だった」
「これは命令ではない、宿命なのだ」
ウェスリーは、職場では嫌な女上司に怒られてばかり、彼女は親友と浮気、職場にも人生にも嫌気をさしていた。何をしてもうまくいかない人生。そんなとき、謎の美女フォックスが現れる。あったこともない父が暗殺され、自分は謎の暗殺組織「プラタニティ」の継承者だと言う。真の暗殺のプロになるため、猛特訓が始まる。自分の父を殺したクロス。ウェスリー自身も、クロスに追いかけられ狙われているように見えた。しかし、それは・・・本当の敵は・・・。
映像のおもしろさ
確かに新感覚だ。今までもあったものだけど、新しい見え方、視点で見せてくれる。ハイスピードカメラの世界と似ている。普通は目にできないけど、実はこうなってるんだよと、その様子をリアルに作り出している。しかも、それだけでなく、現代の人間や人間関係のほころびと結びつきも織り交ぜながら、未来へとつながっていく。
まるで仮面ライダー。悪の力として改造した仮面ライダーが正義の味方に大変身。思わぬ誤算といったところか。力ある者を利用するときは、その力が自分たちに向けられたときのことを考えていなければいいけない。真実に気づいた仲間達。死ななくてもよかったんじゃないかな。自分の父を殺してしまったウェスリーの悲劇は、未来に響く気がする。実は残酷な仕打ちだぞ。
20数年ぶりにバイクに乗った。原付だけど。子どもが買ったものだ。セルフのガソリンスタンドでどうやってガソリンを入れるか。車なら慣れたものだけど、バイクは数リットルしか入らない。2~3リットルくらいだろう。まあやってみよう。ということで、バイクに乗ったもの、時速20kmでもう怖い。風がぶち当たる。何とか40kmだしたら、警告のランプがついた。40km前後で道路の端を走る。車が後ろにつく。気持ちはわかる。このバイクどっかいけ、きっとそう思っているはず。でも、気にせずマイペースで走る。いつ転ぶかと思うとこわい。車が横を通りすぎると、なおさら怖い。ゆっくり走るバイクの気持ちがわかった。でも、風を切って走って気持ちよかったよ。
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