■2006年 アメリカ 107分
■原題「THE HILLS HAVE EYES」
■2008.10.1 DVD
■監督 アレクサンドル・アジャ
■出演
アーロン・スタンフォード(ダグ・ブコウスキー)
キャスリーン・クインラン(エセル・カーター)
ヴィネッサ・ショウ(リン・カーター・ブコウスキー)
エミリー・デ・レイヴィン(ブレンダ・カーター)
ダン・バード(ボビー・カーター)
ロバート・ジョイ(リザード)
テッド・レヴィン(“ビッグ・ボブ”・カーター)
トム・バウアー(ガソリンスタンド従業員)
ビリー・ドラゴ(パパ・ジュピター)
デズモンド・アスキュー (ビッグ・ブライアン)
《story》
かつて軍の核実験場があった広大な砂漠。その砂漠を横断する寂れた道を走る車はなかった。しかし、元刑事のボビーの提案で、キャンピングカーでこの砂漠を横断する家族があった。ほとんど車が来ない道沿いにさびれたガソリンスタンド。そこで給油したあと、怪しげな店員が近道を教えてくれた。その道を見つけ曲がったとき、仕掛けられた罠でタイヤがパンクし、岩に激突。車は動かなくなった。携帯電話の電波は届かない。ボブは、歩いてガソリンスタンドまで出かけた。姉の夫は、丘を越えてハイウエーまで行くことにした。そこで見たものはハイウエーではなく、車の残骸だった。キャンピングカーでは、何者かに姉と母親が殺され、赤ん坊が拉致された。残された兄妹は奇怪な人間たちから身を守るために知恵を絞り準備した。戻った夫は、赤ん坊を奪い返しに再び丘を越えた。そしてその先には、奇怪な人間が住む町があった。部屋のは人間の体の部分が血まみれで放置されていた。傍らのベッドに赤ん坊が・・・・。
奇形児の画像が・・
奇形はモンスターとイコールか。そうではない。放射能でなくとも、病気で奇形の姿になってしまうこともある。事故でなることもある。放射能が奇形を作るという誤解もある。見ていて、疑問と怒りが湧いた。核実験や核兵器への非難はわかるが、放射能と奇形、そしてモンスターが結びつくことに疑問が残る。それに、ただのスプラッターだ。心の通い合いなどない。今頃のホラーってこんなのばかりなんだろうか。割引券があったので「2」も同時に借りた。モンスター化してしまった人達への憐憫の情が湧いてくる。決してそうなりたくてなったわけではないはず。子どものモンスターまでいた。ひっそりと隠れて生きている姿だけならよかったのに、多の人間襲ってその肉を食べるとなると、因果関係に疑問を持ってしまう。