そよかぜから-映画

見てきた映画の記録です
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キャプテン

2007年08月31日 | ラブロマンス/青春


2007年 日本 98分
2007.8.27 サロンシネマ1
■監督 室賀厚
■出演
   布施紀行(谷口タカオ)  小川拓哉(丸井=2年生)
   中西健(イガラシ=1年生)  
   岩田さゆり(佐々木舞=新聞部)
   小林麻央(三咲静香=野球部顧問)
   菅田俊(権堂=青葉中野球部監督)
   河野朝哉(佐野=青葉のエース)
   永井浩介(サブ=父の弟子)
   宮崎美子(タカオの母)
   筧利夫(タカオの父)

 《story》

「君ならできる」
「弱小野球チームが巻き起こす、奇跡の逆転ホームラン」


墨谷第二中に転校してきた田の口タカオ。さっそく野球部に入るために部室をのぞいたら、野球の名門青葉中の野球部にいたということで、さっそくキャプテンにさせられてしまう。その後、練習試合があり、タカオはサードで4番。でも、守っても打っても失敗ばかり。みんな落胆し、それからの練習ではタカオを無視し行われた。タカオはひとりもくもくとランニングするのだった。キャプテンをやめるというタカオに、「あきらめちゃだめだ」と父は野球の猛特訓をする。地区予選ではタカオはベンチだった。9回裏2アウト、ランナー一人、代打でタカオが呼ばれた。そして見事逆転のホームラン。タカオへの評価はぐーんとあがた。そして、決勝は青葉中。タカオはできる限りの練習をするんだと部員に猛特訓する。そして迎えた決勝戦。

 単純で素直でさわやかで
こんな単純明快でさわやかな映画が好きだなあ。先は見えているけど、そうなることがうれしくてたまらなく感じる。どん尻でみんなからバカにされていた人間が、人の励ましで猛練習の影の努力をして力を付ける。それを見抜く仲間がいて、活躍のチャンスをくれる。見事そのチャンスを生かす。決しておぼれず、謙虚に前向きに前進し続ける。そんな主人公は理想かもしれないけど、わかりやすくて好きだ。生意気だけど、それでもあの1年イガラシもイガラシなりに謙虚に自分の力をチームに生かす。二代目キャプテンは意気込んでいたけど、どんなチームができるかな。最もいやな自主性のないやらされているチームの代表が青葉だった。強いのかもしれないけど、物足らなさを感じる。楽しくやってないように感じる。何事も楽しみながらするのが心にも一番。それはおもしろおかしくする、手を抜いてふざけてする、ということではなかく、心のつながりを考え、体と心のバランスを考えることだと思うんだけど。

 公式サイト「キャプテン」