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日本の風景

2011年03月08日 | 社会 -
今朝、今年に入って最初の「声」を聞いた。
昨日まで残っていた雪を忘れさせてくれるかのような・・・
軽やかな春の到来――「ウグイスの鳴き声」だ。

このあたりでは、現在「マンション建設計画」が起こり、ひと騒動だ。
すぐ隣の谷間にマンションが建ってしまえば・・・ こうして、
ウグイスの鳴き声で目覚めることもできなくなってしまうのだろう。

地盤もゆるく、不安定な隣の谷間に、総合大型マンションだなんて!
空き部屋が多い昨今なのに、どうしてまた建設計画が起こるのだろう。
素朴な疑問として、需要と供給のバランスを考えても納得がいかない。
一つの建設会社の利潤を追及しているだけのように思う。


地球上に はびこる人間たちのやることは、どんどんと
他の生物の住処を奪っていっている。
想像するだけで、悲しいことだ。




また、無情にも感じる。
もともとの「日本の風景」は、「どこへいってしまったのか」―と。
郷愁を誘い、ふるさとを感じさせる懐かしさ・・・・そんな日本の風景。

街には、同じようなビル、同じような店、同じようなデパート、
似たような商店街が続き・・・
日本中のほとんどの都市が、同じような雰囲気になってしまった時期があった。
違うのは、駅前の看板と、ロータリーに置かれているベンチの名前、
そして、ディスプレイされている街のシンボルだけだ。
それさえも、あまり独創的ではなく、その街の印象は薄いことが多い。

個性的でない風景は、とても無機的で、心に響かない。
たとえ数時間かけて移動しても、その感覚がない時さえあるのは哀しいことだ。

各地方には、其々の風土があり、取柄もあったはずなのに、どこへ行っても同じ風景。
せめて田舎にだけでも、“残してほしい”と感じてしまう「その土地の特徴(独自性)」。

日本人古来の生活風景や家屋は、今や「入場料」を払わないと見れなくなってしまった。