そうだ、「北へ。」行こう

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十勝牧場展望台 (音更町)

2006年07月08日 | 十勝エリア・観光

白樺並木を通って、そのまま展望台にも寄ってみました。
ここも白樺並木と同じ十勝牧場なのですが、同じ十勝牧場内とは言え白樺並木からダートコースを約5㎞ほど進んだ場所にあります。
さすがは十勝と言ったところでしょうか、広いです。


このようなダートコースを進んでいきます。
同じ敷地内とは思えない広さです。
ただ、十勝牧場内は立ち入り禁止地域なども指定されていたりするため、事前にチェックが必要です。


展望台へ到着する手前に2本の柏の巨木があります。「名木」と表され2本の柏の木から別名「夫婦柏」と呼ばれているみたいです。
こちらは樹齢約200年ということで、豊頃町のハルニレの木もそうでしたけど、この夫婦柏も200年もの間ずっとここで供に居たんですね~。展望台にたどり着く前に思わぬスポットを発見して、なんだか嬉しくなりました。


そして、ようやく展望台へ到着しました。
早朝だったため、他に観光客の姿は見あたらず駐車場にも車はありませんでした。
一応簡単な展望台と東屋が設けられていますが、ここはこの場所そのものがもう天然の展望台とでもいった感じですね。

展望台から北西方向。
地平線まで見渡せる十勝平野。地平線の彼方には今日これから向かう然別の山々も見えます。
早朝の澄んだ空気の中、十勝平野の雄大さを実感してとてもすがすがしい気分になれました。十勝牧場へ立ち寄る機会があれば、是非この展望台へも足を伸ばしてみることをオススメします。

十勝牧場展望台
河東群音更町駒場並木8番地1(地図
見学自由  
駐車場   約30台
十勝牧場のホームページ→こちら  


白樺並木 (音更町)

2006年07月06日 | 十勝エリア・観光

十勝巡礼の旅行記も、ここからは3日目に突入です。
この日は前日から車を借りているので、朝から車を使用出来るという利点を生かし午前5時起床で6時にホテルを出発しました。

まず最初に向かったのは十勝牧場。
途中「道の駅おとふけ」の前を通りましたが、営業時間外。これは当然計画通りで、ここは後ほどまた立ち寄る予定で一旦パス。
そして、約30分で到着しました、十勝牧場の白樺並木です。

ここ、十勝牧場の白樺並木は全長が約1kmもある白樺の並木道で、その光景はまさに圧巻。整然と続く白樺の並木がとても綺麗でした。
早朝だという事もあってか、周囲には人の気配が無くて、聞こえてくるのは風の音とか鳥のさえずりとか、とにかく自然の音ばかり。人工的な音が聞こえてきません。
一旦車を降りて、この並木道を歩いてみましたが、とても落ち着く雰囲気でしたね。森林浴の効果かなぁ?
それに白樺の並木というのはとても絵になりますね。
こういう場所に実際に立ってみると、朝が苦手な人でも「早起きも悪くないなあ」って思えるかもしれませんね。


白樺は、音更町の町木として指定されている木なのだそうです。

白樺並木(十勝牧場)
河東群音更町駒場並木8番地1(地図
見学自由
駐車場  有り
十勝牧場のホームページ→こちら


ハルニレの木 (豊頃町)

2006年07月01日 | 十勝エリア・観光

次は豊頃町へハルニレの木を見に行きました。
豊頃町は十勝川の河口に位置する十勝地方発祥だそうで、十勝の歴史はここから始まったんですね。
ここ豊頃町のシンボルとなっているのがハルニレの木。ハルニレはニレ科に属する落葉高木で、その樹高は高いもので35mにも達するそうです。

豊頃町にあるハルニレの木は、池田町方面からだと十勝川に架かる茂岩橋の手前の土手を左手に入っていくかたちになるのですが

さすが、町のシンボルだけあって、きちんと標識が出ています。

土手の上の道をしばらく進んでいくと、2本のハルニレの木が見えてきました

このハルニレの木は、豊頃町の指定文化財にも指定されています。


2本の木が寄り添うように立っていることから、別名「夫婦の木」とも呼ばれているそうです。
推定樹齢は140年。その間雨の日も風の日も、ずっと一緒に寄り添って立っていたと考えると、とても素敵な話ですね。


ハルニレの木
中川郡豊頃町幌岡南9号地先(地図
見学自由
駐車場  駐車スペース約5台


池田ワイン城 (池田町)

2006年06月29日 | 十勝エリア・観光

次に訪れたのは「池田ワイン城」。
実はここも、俺にとっては幸福駅と並んで今回の旅行で最も行ってみたかった場所の一つで、とても楽しみにしてた場所の一つでした。

正式名称は「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」で、池田町役場の部署の一つなのだそうです。そのため働いているのは町の職員とのこと・・・町を挙げての産業なんですね。
数年前までは、このワイン城の建物の中で実際にワインが作られていたらしいのですが、今ではその建物は別になって、こっちのワイン城の方は観光施設に特化してワインやお土産品の販売・レストランなどがメインの施設になっていました。



ワイン城裏に別に作られた「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」
今はこちらでワインが作られているみたいです。


地下ではワインの保存庫を見学することができます。
ここワイン城で一番古いワインは1970年のものだそうです。


ワイン城1階の販売所。観光客で大賑わいでした。


奥には試飲コーナーも。飲みたいけど車・・・・・・・


スタンプゲット

十勝ワインのほとんどがここ、池田ワイン城で造られているとのことで、その製造量は1日に約1万6千本。北海道内でも「北海道ワイン」に次ぐ2位の生産量なのだそうです。

ちなみに、ブドウの果汁だけで造ったものが白ワイン、種と皮を取らずに造ったものが赤ワインになります。
民間企業ではなく、町の部署の一つとしてこのような部署があるというのは驚きですね。

池田ブドウ・ブドウ酒研究所(通称:ワイン城)
中川郡池田町字清見83番地(地図
定休日   無休(ワイン製造は土・日・月・祝日休業)
営業時間  9:00~17:00
駐車場   50台
入場料   無料
ワイン城のサイト→こちら


帯広市役所展望ホール (帯広市)

2006年06月27日 | 十勝エリア・観光

新橋で豚丼を堪能した後は帯広市役所へ。


・・・それにしても、でかい建物だ。
青森市の市役所よりもかなり大きいです。「17万人都市にこれほどの規模の市役所が必要なのか?税金の無駄遣いだ」という声も聞いたことがありますが、税金の無駄遣いかどうかはともかくとして、大きさは確かに、ここまで来ると県庁クラスですね。というか、十勝支庁よりも大きいとの噂がちらほらと・・・
まあ、この件に関しては青森県民の俺があまり突っ込んで、どうこう言う事でもありませんけど。
ただ、純粋な感想として「大きかった」です。(笑)

そして俺は、行政に用事があったわけでは無く、目的は市役所庁舎11階展望ホール。
帯広市役所の11階には展望ホールが設けられていて、一般開放されているとのことであったので立ち寄ってみました。
この日は日曜でしたが、展望ホールは土曜・日曜も開放しているとのこと。ただ、正面入り口は閉鎖しているため警備員の詰めている南側入り口へ。そこで「展望ホールへ」と言ったら「奥のエレベーターを使ってください」とのことで通してくれました。

11階の展望室には喫茶コーナーなどもありましたが、こちらの方は土・日は営業していないみたいで、ホールのみを解放していました。
カップルや、勉強(という名目でお菓子を食べておしゃべりしている)中の女子高校等が居ましたが、人の数が多いというワケでもなく落ち着いてゆっくり出来そうな空間でした。地元民にとっても穴場的な場所なのかなぁ?
11階ですので、窓から見渡す景色はなかなかのモノです。


十勝大橋が見えます。

入場無料ですし、ここはなかなか良いスポットだと思います。
市庁舎が豪華すぎるかどうかという部分は是非の分かれるところでしょうけど、このような景観の最も良いフロアを市民の為に解放するスペースにするという試みは、せめてもの評価ポイントかなぁと思いました。

本当は夜景が見たいところなんですけどね~。
解放時間が午後5時までですので、今の時期だと無理ですね・・・そこがちょっと残念でした。
まあ、あくまで市役所の一部なのでしょうがないのかもしれませんけどね。

帯広市役所11階展望ホール
帯広市西5条南7丁目1番地(地図
閉庁日   年末年始(?)
解放時間  8:45~17:00
駐車場   220台
帯広市のホームページ→こちら 


愛国駅 (帯広)

2006年06月23日 | 十勝エリア・観光

幸福駅に行ったら、当然ここも抑えておかなきゃ。って事で、幸福駅の次に向かったのは「愛国駅」です。

で、着いたは良いけど・・・・なんだか寂しい。
あれだけ観光客で賑わっていた幸福駅と対照的に、こちらには全く人影が見あたりません。
さらに、幸福駅ではお土産屋さんが3~4店競うように並んでいたのに、こちらではかろうじて1店あるだけでした。
一応、何というか幸福駅と愛国駅って2つで一つみたいな、そんな感じがあったのでちょっと肩すかしを食らったような気分です。
いや、俺個人的には別に愛国駅というスポットが期待はずれだったとか、そんなことは全くなくて、ここも良かったなあと思ってますけど一般の観光客にとっては「幸福駅」ばかりに目が行くモノなのかなあ?と少しだけ哀しい感じがしました。愛国駅だって全然負けてないと思うんですけどねぇ。
たまたま観光客が居なかったってだけかも知れませんが、だったらさっきの幸福駅の賑わいはなんだったんだろう・・・こっちを先に見たのかな?だったら良いんですけどね。

ここも、一時はCM等でも使われて有名になったみたいですね。
ちなみに、愛国駅とは「愛国心」の愛国では無くて「愛の国」という意味の愛国だそうです。愛の国から幸福へ。愛と幸福は繋がっているってワケですね。


駅舎脇にある、愛国→幸福行き切符の巨大なオブジェ。
記念撮影には持ってこいですね。ちなみに、幸福駅にこれはありませんので、コレを見たいのなら愛国駅にも来ないとダメです。


駅舎の建物は、交通記念館として広尾線の歴史資料などが展示されてました。
また、ここも幸福駅を真似たのか名刺が貼られていました。



駅舎からホームへ出てみると、SLが展示されていました。

愛国駅
帯広市愛国町基線39-40(地図
交通記念館開館時間  3月~11月(9:00~17:00)
               12月~2月(日曜日のみ開館/9:00~17:00)
入場料  無料
駐車場  約20台


幸福駅 (帯広市)

2006年06月21日 | 十勝エリア・観光

今だからこそ言いますが、一つの小さな夢が叶った瞬間でした・・・

「道の駅なかさつない」を出て次に向かった先は幸福駅。
ここは旧国鉄広尾線の駅(廃駅)で、広尾線の廃止に伴い1987年に廃止された駅で、駅名から廃止後も観光地として整備されている所です。
一時期全国的に(愛国駅も合わせて)『愛の国から幸福へ』のキャッチフレーズで1973年にはブームにもなったそうですね、俺の生まれる前の話ですが(笑)

実はここ、俺にとって今回の旅行のメインとも言える場所の一つです。
始めてこの場所を知ったときから「いつかあの場所へ行けるだろうか?」という思いをずっと抱いて来ました。
いざやろうと思って計画を立て、実行に移してみると8時間あれば到着できるといえばそれまでですが、当時帯広と言ったら凄く遠い世界のようなイメージで、「あの場所へ、いつかは行ってみたい」というのが、小さいけれど本当に「夢」の一つでした。

特別な何かがあるというワケでは無いのですが・・・本当に好きなものや好きな事っていうのは言葉で簡単に表せるような理由なんかじゃありませんよね。

本当に、見ているだけで幸福な気分になれます。
幸福って結局はその人の気持ち次第なんですよね。


駅舎には沢山の名刺が貼ってあります。きっと、みんな幸福になりたいんでしょう。


今回は特別に、いつもより写真の量を増量してお送りしています(笑)


周りにはお土産屋さんが数点建ち並び、「愛国→幸福行き」の日付入り記念切符を買い求める観光客で賑わっていました。


ついでに、スタンプも


汽車が通らなくなってずいぶん経つけど、今でもみんなから愛されているなんて幸福駅はきっと幸福ですね(笑)

幸福駅
帯広市幸福町東1線(地図
見学自由
駐車場  約20台
帯広市商工観光部観光課作成の幸福駅のページ→こちら


八千代公共育成牧場 (帯広)

2006年06月17日 | 十勝エリア・観光

六花亭本店まで回って、とりあえず帯広市内のお菓子巡りは終了です。
ここからはレンタカーを借りていよいよ十勝平野へ繰り出します。

まず最初に向かったのはココ「八千代公共育成牧場」です。
ここに来るまでに結構走りましたが、ここもまだ帯広市内なんですね~、やっぱり広い。
そしてここ八千代公共育成牧場も広いです。その広さ約976ha。お決まりの東京ドームに換算すると(笑)約210個分・・・もうここまでくると良く分かりませんね。
普通観光地と言えば「ここからが~ですよ」って感じで分かるもんですが、そもそもどこからがこの八千代牧場なのかがよく分かりませんし、八千代牧場の中も広くてどこからどこまでが八千代牧場なのかもよく分からなくなるくらい広大でした。
そんな中車を走らせると、なにやら建物が・・


「帯広市畜産物加工研修センター」だそうで、中ではこの牧場で作られた様々な商品が売られていました。
さらにここでは、ソーセージ造りや乳製品造りを体験できるそうです。

さらにここから高台をちょこっと登った所には


「カウベルハウス」というレストランがあります。


このカウベルハウス内で牧場のソフトクリームをいただきました。
牧場の取れたてのミルクで作られた(らしい)ソフトは濃厚でとても美味しかったです。

でも考えてみたら、こういう商品を売っている場所やレストラン等がメインなんじゃなくて、これらの施設はあくまで付属品なのであって、こういう場所はこの広大な牧場自体を体験し、その広さ・大きさに触れるのが本来の楽しみ方なのだと思いました。
ソーセージや乳製品造りの体験をするのも良いですね。
早くも十勝の大きさを満喫です。


牛なども広々とした草原に放し飼いにされていて、雄大さを感じさせます。

八千代公共育成牧場
北海道帯広市八千代町西4線190番地(地図
営業時間
帯広市畜産物加工研修センター  9:00~17:00
カウベルハウス            11:00~17:00
定休日
帯広市畜産物加工研修センター  不定休
カウベルハウス            無休(11~3月は月曜定休日、月曜祝日の場合翌日)
駐車場 50台
帯広駅から車で約45分
八千代公共育成牧場のホームページは→こちら  


帯広駅 (帯広)

2006年06月09日 | 十勝エリア・観光

帯広駅は2階部分にホームを設け、階段を下りて1階部分に改札や緑の窓口、その他各種売店やコンコース等といった構造になってます。


1階部分

札幌駅もそうだったけど、ホームを2階かそれ以上の部分に設けて、駅からしばらくの部分の線路を高架で通すという設計は良いですね。市街地の真ん中を線路が通るというのはなかなかに煩わしいモノで、青森市等はそれを最悪の形で実現しちゃってますから、あの都市計画は明らかに失敗だと思ってます。
駅の周辺の線路によって、市街地が分断化されてしまっていて、線路をまたぐために跨線橋を架けるのですが、そこがどうしても渋滞の原因に繋がり青森市内は信号機が多いのと相まって、結構嫌~な感じになってます。

・・・話が青森市に脱線してますが(笑)、その点、この駅及び線路の立体的な使い方は非常に良い感じですね。
線路の方が上を通ってるわけですから、駅の北口方向からから南口方向への車の移動も非常にスムーズでした。
考えてみたら、札幌市もそうですし、青森のお隣岩手の盛岡市の盛岡駅も宮城の仙台駅もそんな感じの造りだったんじゃないかなあ?
今、青森では、中心駅を新幹線の開業と合わせて「新青森駅」へ移転しようと考えてるみたいですけどね。駅前がますます廃れる・・・・

まあ、それはともかく帯広駅は駅前も広々としてて良い感じでした。


こんな巨大なモニュメントも


ぶた八を発見。これから列車で帰るって場面なら間違いなく買いですね。

帯広駅
帯広市西二条南12丁目(地図