(NTT BCS) 硬派的社評漫筆+Rits

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1-8 ここは地の果てアルジェリア、

2013年01月19日 | 社評

アルジェリアでゲリラ(イスラム武装組織)が国営の地下資源の開発機構が建設中の天然ガス関連施設を襲撃・日本人等外国人を含む数百人の建設従業員を人質として立てこもった。施設と人質を1挙に確保。とのニュースが報道された。
異例の事件は、発生4日目、アルジェリア軍の強行突入によって終結したものの、多数の人命が失われる事態となった。
「アルジェリア 何処に位置する国だろう・ドンナ国柄だろう?」と訝しがる。
そして♪ ”ここは地の果てアルジェリア” の歌詞が頭をよぎった。
昔に聞いたと思っていたが歌手の青江さんが歌っていたとの事だからそんなに古いことでは有るまい!

地中海でフランスに対岸する、北アフリカの一国だ。
過っては、フランスの植民地だった。第二次世界大戦で、ヴィシー政権ド・ゴールを首班とするフランス共和国臨時政府がアルジェで結成された。
戦争が終ると、第一次世界大戦から高まっていた独立運動が激化し始めた。

アルジェリア戦争が勃発、100万人に及ぶ死者を出した末1962にアルジェ政府が独立。同国のサハラ砂漠でフランスが核実験をしたことで著明。

アルジェでは「日本なんて何処にあるの?」と思っている。
アジアは未開発地帯でその地の最極東の小さな島国。
反政府的ゲリラ 等は発生しない=後進国。また、そんな集団に対応する国防軍も存在しない。自衛隊(The Self-Defense Forse) が有るがこれは戦争はしない集団。
警察軍も無い(機動隊がある。これも戦力では無い)
「極東の地の果ての国=日本」と言われそうだ。

ここでの開発プロジェクトに参画している「日揮」は石油・ガス・石油化学の分野で高度なエンジニアリング技術と卓越したプロジェクトマネジメントで多くのビッグプロジェクトで成功した企業。
今の事件で抑留された日本人は同社から派遣中の社員。
かって、「日揮」は同種の事件で報道された、記憶がある。

人質に捕られている各国はアルジェ政府に「人質の安全・人権、救出」を第一に」と要請。国連もゲリラを批難した。声明を出しても犬の遠吠え!
アルジェ政府は独自の見解で捕らわれている同国人・外国人が犠牲になることに構わずゲリラを制圧作戦を終了した。
この作戦で双方に多数の被害者がでた。日本人の安否も不確実。
日本政府も閣内で対策本部を設立したが、対ゲリラ・アルジェ政府にはなんらの影響は与えられていない!
某、衛相は「かかる場合自衛隊を派遣。集団的軍事行動が可能な法整備が必要」と事態を直視しているのかと、目前の危機対応には座して見守るのみ。
アルジェリア政府は毅然として不法ゲリラを同国法の下で制圧した。
宗主国のフランスから「慎重に対応」との申し出でも報道されていない!
日本で同様な事件があれば、如何に政府の見解で対応されたか?
アメリカの主張・軍事作戦に従うのみか!


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