算数における九九(くく)とはの掛け算の計算を表にまとめて語呂よく暗記する方法。
小学2年生で「暗記」を学び始めて覚えた公式。
一生涯に渡って使はれ、生活には必須である。
足し算九九・引き算九九・割り算九九がある。学校では学ばなかった。
ヨーロッパなどでは十二進法の名残で12×12までの掛け算を学んでいた。
ドイツ語圏では大九九 と呼ばれる20×20までの掛け算をまとめたものもある。
インドは二桁の九九が学ばれているが、地域や学校によって差があり、最低でも1×1~20×20。
最高では1×1~99×99まで学ぶ。
中国や韓国でも二桁の九九(1×1~20×20)はブーム。
中国で春秋時代(紀元前七百年」頃に新知識になった。
九九から唱える(後ろから始める)ので、このなごりから九九と呼ばれるようになり、のちに一一から始まるようになった。
日本には大和時代に百済から伝えられ、平安時代には貴族の教養の一つとされていた。
奈良市の平城宮跡で出土した8世紀の木簡に、「九九」を記した中国の数学書「孫子算経」文字が書かれていることから、九九は中国から伝来したと考えられる。
平安時代の貴族の子供の教科書に登場。
万葉集に「憎く」を「二九九」と表した歌もある。
江戸時代に商売の計算に必要で庶民に流布された。
日本では、掛け算九九の学習用として複数の楽曲が制作されている。
これらの楽曲を九九の歌(くくのうた)または九九ソング(くくソング)と総称する。
(朝日の記事か羅、刺激されて)
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