(NTT BCS) 硬派的社評漫筆+Rits

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電車で席を譲らる

2009年10月27日 | 社評

新聞の投稿に
「席譲られ、ほのぼの」が掲載されていた。
要旨は地下鉄で外国人女性からどうぞと席を立って譲られた。
次の機会は夕方のラッシュ時、中年男子から「席を替わりましょう!」と言われた。お仕事帰りでお疲れの様だったので「大丈夫です」と応えた。
席を譲られたのは初めてだったが、ホノボノ気分で心地良かった。
通路の鏡には”髪はボサボサ、背中を丸め、歩行はヨタヨタ”の姿を見ると、自分でもこんな老婆には、席を譲りたくなる。
譲られたら感謝して座らせてもらおう!
譲られた時にはとても心地が良かったから!
と結んでいる。 譲った人・座った人、小さな善意で喜んでいる。

最近は込んでいる電車に乗ったことが無い。
先日は遠足の小学生が乗っている電車に乗り合わせた。椅子に座りきれない生徒も居て、それらは組んでガヤガヤ、おしゃべりをしていて、これも一興のようだ。二駅で,乗りなれている線で10分ぐらいだからと、最近は近づくチャンスの無い小学生を見ていた。これも、老人にしては楽しい風情だ。
すこしすると先生が「元気の良い人は、席を替わってあげて」と生徒に発信した。私は直ぐに降りるし、苦にはならないし、かえって、座って風景を楽しんでいる子供の幸運を妨げるのは遠慮したかった(昔、遠足で電車に乗るときに座席を争って、座れた時の満足感・優越感を得たことを思った。座席をたった,生徒に大いなる犠牲心の思いをさせたくはないから。今の小学生の思いは如何だろうか!)
直ぐ横のシートの女子生徒が立ち上がり、前部の立っているグループの所に行った。
気ずいたので「ありがとう」と後姿に大きくお礼を申した。彼女に届いただろう。
下りるときに先の先生に「有難う御座いました」とお礼を言うと
「どうぞ、お気をつけになって」と返礼された。
制帽の小学生の集団は元気よく走って、乗り換えて行った..。

何気ない、街の美談だが清清しい思いだった。
歩行はやや、ヨタヨタしているが、物腰・動作は"席を代わられる”老人の域に入って居るのだろうか!
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