【簡単な略歴とか】
初出は第4次聖杯戦争を描いた小説『Fate/Zero』。
遠坂家の次女・桜が間桐家の養女にだされたことに憤った間桐雁夜が、桜を間桐家から解放することと引き換えに聖杯戦争に挑むことになりバーサーカーのクラスで召喚した。
雁夜自身はもともと兄の鶴夜より魔術の素養があったものの、本人には魔術師になるつもりがなかったため魔術の修行はしておらず、聖杯戦争に備えて1年前から魔術回路を補う刻印虫を体に受け入れる。が、刻印虫自体が宿主の体を蝕むため、聖杯戦争が開始するころには体が半分麻痺した状態、というよりは医学的には生きてるのが不思議な状態なのを無理やり魔力で延命していた。
それでも桜を養女に出した遠坂時臣への憎悪をモチベーションに聖杯戦争中盤で直接対決するが、虫を扱う雁夜と火を操る時臣の相性は最悪であっけなく返り討ちにあう。逆にランスロットは時臣のサーヴァント・ギルガメッシュに対して抜群に相性がよく、珍しく英雄王の屈辱を味わうシーンをみることができる。ただ残念なことにランスロット自身がセイバーと戦うことを最優先にしてしまうためとどめを刺すにはいたらない。
ランスロットはセイバー(アルトリア)の妃であるギネヴィアと不倫関係にあり(暴露されるまでアルトリアは見て見ぬふりをしていたのだが)、それをアーサー王=セイバー自身に罰してもらいたかったのがセイバーにこだわっていた理由なのだが、結局その真意はセイバーに伝わらず、単なる怨恨と受け取られていた。
ランスロットはアーサー王伝説で最強を謳われる騎士であり、狂化されててもスキル「無窮の武練」により武技の劣化はなく、唯一の弱点がマスターである雁夜が魔術師として未熟すぎたことなのだが、最後の直接対決において、狂化されたランスロットを見たセイバーは戦意喪失してしまい一方的な戦いだったところ、宝具『無毀なる湖光』の魔力負荷に雁夜自身が耐え切れず雁夜の中の刻印虫が死滅し、自身の中の残存魔力も尽きた途端に動きがとまりセイバーの剣に倒れた。そして最期は狂化から解放され、セイバーの腕の中で消滅した。
正直バーサーカー以外のクラスで現界していたらと思った読者は多いと思うだろうが『FGO』では6章開始に伴いセイバークラスが実装。期待通りの高性能を誇る。
ちなみにランスロットと雁夜は人妻に横恋慕という共通点があるのでてっきり触媒なしの召喚かと思いきや、臓硯が触媒を用意しているので意図的にランスロットを呼び出したと思われる。
【クラススキル】
狂化:C
【保有スキル】
対魔力:E ※『FGO』ではクラススキル扱い
精霊の加護:A ※『FGO』では3T、スター発生率をアップ
無窮の武練:A+ ※『FGO』では3T、スター集中状態を付与
魔力逆流 :A ※『FGO』オリジナル。自身に対し、1Tの間NP獲得量アップと、3Tの間クリティカル威力アップ
【宝具】
◆騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)
ランク:A++
種別 :対人宝具
手にしたものはなんでも自身の宝具にしてしまうランスロットの代表的宝具。これによりギルガメッシュが射出する武器や、戦闘機などで他のサーヴァントと互角以上に渡り合った。アニメ版『Fate/Zero』で、ギルガメッシュの武器を避けつつ奪うシーンは必見。ちなみに『FGO』のランスロットのキャラクエでは割りばしや丸太も宝具化して使う場面がある。『FGO』ではランスロットの宝具はこれになっており、使用するとF-15Jに搭載されているガトリング砲・JM61A1による機銃掃射を行う。『FGO』ではQuickの全体攻撃のほかに3Tの攻撃力アップの効果も加わり、OCで効果も上がる。そのためOCすればするほど宝具の威力もあがる。
◆己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)
ランク:B
種別 :対人宝具
姿やステータスの隠ぺい。また他者への変身もできる。このスキルのため『Fate/Zero』では最後の方までセイバーは正体にきづかなかった。
◆無毀なる湖光(アロンダイト)
ランク:A++
種別 :対人宝具
ランスロットの最強宝具。上述の2つの宝具を封じることで解放される。本来は「約束された勝利の剣」と並ぶ至高の聖剣なのだが、自身の憎悪によって黒く染まっている。また、全てのパラメータを1ランクアップ、ST判定成功率を2倍、竜属性持ちには追加ダメージという豪華なボーナスがあるのだが……その真価を発揮する前に消滅してしまった。ちなみに『FGO』では宝具を発動するとこの無毀なる湖光を放り出し上述のガトリングを取り出す。
【ゲーム内の性能】
NPがおそろしくたまりづらいので、宝具の使用を狙うのであれば概念礼装か、諸葛孔明などのスキル補助によるチャージがほぼ必須。これは新スキル「魔力逆流」が加わった後でも同様。
スキル3つはスター発生UPと、スター集中、クリティカル威力アップ(+NPチャージ量アップ)という効果だが、肝心のQuickは1枚しか持っていない。そのためパーティーには沖田やジャック・ザ・リッパーなどスター生産に長けたサーヴァントがいないとクリティカルを狙うこと自体難しい。逆にスター発生要員さえそろえばクリティカル攻撃によるNP増加を狙いやすい(それでもNP溜めは非常に苦労する)。
宝具はQuickかつ、敵全体への多段ヒット攻撃なので大量のスター獲得が狙え、さらに「魔力逆流」も同時に使用すればNPもたまるが、下手すると宝具を発動するころには戦闘が最終盤になってて、せっかくの宝具も十全に生かせないケースがしばしば。なので素直にバスターチェインを狙って力押しをする運用も一考の価値あり。
バーサーカーの例にもれず防御力が非常に低く、防御系スキルもないので雑魚的相手に生き残るのも苦労する。そのためゲオルギウスなどの壁役がいないとあっという間におとされてしまう点にも留意が必要。
そんなわけで性能をフルに生かすならランスロットのためのパーティーを作る必要があるという、非常に運用の難しいサーヴァント。
初出は第4次聖杯戦争を描いた小説『Fate/Zero』。
遠坂家の次女・桜が間桐家の養女にだされたことに憤った間桐雁夜が、桜を間桐家から解放することと引き換えに聖杯戦争に挑むことになりバーサーカーのクラスで召喚した。
雁夜自身はもともと兄の鶴夜より魔術の素養があったものの、本人には魔術師になるつもりがなかったため魔術の修行はしておらず、聖杯戦争に備えて1年前から魔術回路を補う刻印虫を体に受け入れる。が、刻印虫自体が宿主の体を蝕むため、聖杯戦争が開始するころには体が半分麻痺した状態、というよりは医学的には生きてるのが不思議な状態なのを無理やり魔力で延命していた。
それでも桜を養女に出した遠坂時臣への憎悪をモチベーションに聖杯戦争中盤で直接対決するが、虫を扱う雁夜と火を操る時臣の相性は最悪であっけなく返り討ちにあう。逆にランスロットは時臣のサーヴァント・ギルガメッシュに対して抜群に相性がよく、珍しく英雄王の屈辱を味わうシーンをみることができる。ただ残念なことにランスロット自身がセイバーと戦うことを最優先にしてしまうためとどめを刺すにはいたらない。
ランスロットはセイバー(アルトリア)の妃であるギネヴィアと不倫関係にあり(暴露されるまでアルトリアは見て見ぬふりをしていたのだが)、それをアーサー王=セイバー自身に罰してもらいたかったのがセイバーにこだわっていた理由なのだが、結局その真意はセイバーに伝わらず、単なる怨恨と受け取られていた。
ランスロットはアーサー王伝説で最強を謳われる騎士であり、狂化されててもスキル「無窮の武練」により武技の劣化はなく、唯一の弱点がマスターである雁夜が魔術師として未熟すぎたことなのだが、最後の直接対決において、狂化されたランスロットを見たセイバーは戦意喪失してしまい一方的な戦いだったところ、宝具『無毀なる湖光』の魔力負荷に雁夜自身が耐え切れず雁夜の中の刻印虫が死滅し、自身の中の残存魔力も尽きた途端に動きがとまりセイバーの剣に倒れた。そして最期は狂化から解放され、セイバーの腕の中で消滅した。
正直バーサーカー以外のクラスで現界していたらと思った読者は多いと思うだろうが『FGO』では6章開始に伴いセイバークラスが実装。期待通りの高性能を誇る。
ちなみにランスロットと雁夜は人妻に横恋慕という共通点があるのでてっきり触媒なしの召喚かと思いきや、臓硯が触媒を用意しているので意図的にランスロットを呼び出したと思われる。
【クラススキル】
狂化:C
【保有スキル】
対魔力:E ※『FGO』ではクラススキル扱い
精霊の加護:A ※『FGO』では3T、スター発生率をアップ
無窮の武練:A+ ※『FGO』では3T、スター集中状態を付与
魔力逆流 :A ※『FGO』オリジナル。自身に対し、1Tの間NP獲得量アップと、3Tの間クリティカル威力アップ
【宝具】
◆騎士は徒手にて死せず(ナイト・オブ・オーナー)
ランク:A++
種別 :対人宝具
手にしたものはなんでも自身の宝具にしてしまうランスロットの代表的宝具。これによりギルガメッシュが射出する武器や、戦闘機などで他のサーヴァントと互角以上に渡り合った。アニメ版『Fate/Zero』で、ギルガメッシュの武器を避けつつ奪うシーンは必見。ちなみに『FGO』のランスロットのキャラクエでは割りばしや丸太も宝具化して使う場面がある。『FGO』ではランスロットの宝具はこれになっており、使用するとF-15Jに搭載されているガトリング砲・JM61A1による機銃掃射を行う。『FGO』ではQuickの全体攻撃のほかに3Tの攻撃力アップの効果も加わり、OCで効果も上がる。そのためOCすればするほど宝具の威力もあがる。
◆己が栄光の為でなく(フォー・サムワンズ・グロウリー)
ランク:B
種別 :対人宝具
姿やステータスの隠ぺい。また他者への変身もできる。このスキルのため『Fate/Zero』では最後の方までセイバーは正体にきづかなかった。
◆無毀なる湖光(アロンダイト)
ランク:A++
種別 :対人宝具
ランスロットの最強宝具。上述の2つの宝具を封じることで解放される。本来は「約束された勝利の剣」と並ぶ至高の聖剣なのだが、自身の憎悪によって黒く染まっている。また、全てのパラメータを1ランクアップ、ST判定成功率を2倍、竜属性持ちには追加ダメージという豪華なボーナスがあるのだが……その真価を発揮する前に消滅してしまった。ちなみに『FGO』では宝具を発動するとこの無毀なる湖光を放り出し上述のガトリングを取り出す。
【ゲーム内の性能】
NPがおそろしくたまりづらいので、宝具の使用を狙うのであれば概念礼装か、諸葛孔明などのスキル補助によるチャージがほぼ必須。これは新スキル「魔力逆流」が加わった後でも同様。
スキル3つはスター発生UPと、スター集中、クリティカル威力アップ(+NPチャージ量アップ)という効果だが、肝心のQuickは1枚しか持っていない。そのためパーティーには沖田やジャック・ザ・リッパーなどスター生産に長けたサーヴァントがいないとクリティカルを狙うこと自体難しい。逆にスター発生要員さえそろえばクリティカル攻撃によるNP増加を狙いやすい(それでもNP溜めは非常に苦労する)。
宝具はQuickかつ、敵全体への多段ヒット攻撃なので大量のスター獲得が狙え、さらに「魔力逆流」も同時に使用すればNPもたまるが、下手すると宝具を発動するころには戦闘が最終盤になってて、せっかくの宝具も十全に生かせないケースがしばしば。なので素直にバスターチェインを狙って力押しをする運用も一考の価値あり。
バーサーカーの例にもれず防御力が非常に低く、防御系スキルもないので雑魚的相手に生き残るのも苦労する。そのためゲオルギウスなどの壁役がいないとあっという間におとされてしまう点にも留意が必要。
そんなわけで性能をフルに生かすならランスロットのためのパーティーを作る必要があるという、非常に運用の難しいサーヴァント。