磯野鱧男Blog [平和・読書日記・創作・etc.]

鱧男の小説などをUP。環境問題に戦争・原発を!環境問題解決に民主主義は不可欠!

Hibakusha-----Hiroshima Nagasaki-----

2007年04月11日 | 読書日記など
『Hibakusha-Hiroshima Nagasaki-』
   日本原水爆被害者団体協議会(編・発行)1983年

この冊子は20ページくらいの薄いものです。それでいて、三カ国語で書かれています。



このようなパンフレットもあった方がはじめての人にはいいのではないかと思います。

特に、英語や日本語がわからないで、もう一つの言語が理解できる人には……。

例としては下のように記載されています。



図書館の説明文ではフランス語となっているようです。


ですが、ドイツ語にボクには思えます。

「Abzeichen der Hibakusha-Bewegung」というのを、Infoseekの翻訳してみますと、「被爆者-Bewegungのしるし」と訳されますが、フランス語だとそのままです。


関西弁にまで訳せるようですね……。









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目 次





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003 心は貧困

2007年04月11日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー

一章、アイムソリー




003 心は貧困


素晴らしい料理に、ブランドの洋服、プラダにグッチにシャネルにと、名目はあるけれど、その感情は貧困きわまりないのである。

ブランド品をもつなら、それなりの教養と感性を身につけているのが海外の常識である。

日本は社会主義なので、そんなことは関係がないのである。ブランドがいいといったら、それに右になれい! である。

物につく本当の価値で、お金を払うのが資本主義。

みんながいいからと、価値もわからず、そんな狂った概念は社会主義でない限り持てない。

--保守本流の祖父を好人物と思う沙也加。

総理の娘であるから、たまには家族のつきあいもあって、パーティーに出席することもあるが、ふだんは海外に留学していることになっている。

本当は、もう日本で好きな勉強をしているのだが、マスコミがきらいだから、このような嘘をついているのである。

家族を騙すために、沙也加は空港にまで来たのである。沙也加はインターネットで株式投資をしていて、MTTのASOCOで大もうけしたのである。

でも、インチキなんてことはやっていない。父である総理からの情報などは手にいれていないし、父のことを嫌っている沙也加がそんな情報を得ることもできないのである。

女性の企業家も増えている沙也加もそうなろうかと計画している。

携帯電話を鞄からジーンズのジャケットのポケットへいれる。入れるとすぐに、携帯電話がなる。

「あっ、はい。今から行くわ。遅刻少しくらい、大目に見てよ」

彼女の応援を願ってきたのは、福祉に従事している仲間である。

ボランティアというものである。しかし、支援者たちの活動はボランティアというより社会運動である。

沙也加の場合は社会運動までは関わる気はない。まず、冷静に状況を判断したいと思っているのだ。

資本主義を唱える者にとってモラルは大切なものであり、社会に貢献することは義務でもある。

祖父も隠れて福祉事業に貢献していたことを沙也加は知っている。









閑話休題

核保有国であるパキスタンの

カムラン・ニアズ大使が、長崎を訪問。

冥福を祈られた。

そして、
「将来的には、核を放棄する考えがあります」
と語られたそうです。


パキスタン大使 長崎訪問【NBC】'07/4/10

↑ 期間限定動画ニュース


9.11の追悼施設に日本の折り鶴

1万羽というニュースもありました。

あまりの悲しみのため、

憎しみにかわるより、

なくなった人のことを思い、

平和に生きる道を選んでほしいものです。










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平和! 植木等の父

2007年04月11日 | 読書日記など
NHK2007年4月8日
植木等さんをしのんで
「スーダラ伝説~植木等・夢を食べつづけた男」
2005年制作

ひとり反戦! 植木等の父
わかっちゃいるけど♪
すばらしい!


植木等さんが亡くなられましたね。
ぼくも、ほとんどの映画を見たし、CDを持っています。
また、テレビ番組もよく見ていました。
この番組も以前にも拝見しておりました。

その植木等さんのお父さんは、僧侶であり、平和運動家であったという。

芯のとおった素晴らしい父。

しかし、本当の素晴らしい人は威張らないね。

やっぱしね。(^^)


三重県 宮川村 栗谷。
山あいに寺があったと石碑がある。
浄念寺、3歳の時に植木等は移り住んだという。

母は浄土真宗の家に生まれ、父は僧籍に入った。
父は社会主義者として労働運動にも参加。

昭和10年、日本が軍国主義へ。
父は戦争反対を訴え、逮捕される。
植木11歳の時だった。

刑務所に父に会いに行く植木。
卵をポケットに入れていて、自転車で転倒、卵が割れた。

生計がたたないと母。
東京の本郷のお寺(真浄寺)に世話になる。
寺の小僧となり、夜間中学に通う。

戦争になり、寺の小僧は戦争にとられるが、中学の植木は残る。


東洋大学へ。そのころ父も出所。家族で住む。
ケイオンへ入る植木。軍需工場へ慰問。

終戦。ジャズ音楽へ。
進駐軍で演奏。

「スーダラ節」で植木は悩む。
寺の子として生まれてきたのに……。

オヤジに相談。
父「すばらしい、これはヒット間違いない!」
子「こんな歌ヒットしたら、日本はおしまいだよ」
父「親鸞聖人の生き様に通じるものだ」

父を信じるべきか、こんな歌冗談じゃないと言おうか迷ったという。

この歌も楽しくみんなで歌って、踊れる歌でしたね。
ぼくも楽しみました。

わかっちゃいるけど、やめられないのは個人的なもの。


戦争はやめましょうね。

植木さんの父は反戦……。

植木さんは、酒も煙草もやらなかった、まじめ人。

今のぼくもそうだね。(^^)








ネットで検索してみると、植木等さんの父は若いころキリスト教徒だったようです。の運動にも参加。








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ほるぷ平和漫画シリーズ24 戦場

2007年04月11日 | 読書日記など
『ほるぷ平和漫画シリーズ24 戦場』
    バロン・吉元(作・画)/政岡としや(作・画)/
    高久進(原作)/横山まさみち(画)/ほるぷ出版1985年

知れば知るほど、戦争、それは勇ましいものというよりも、実際はそんなものではないように思えてくると思います。おおくは、大変さも平和の時とは比べものにならないと思えてきます……。



戦場は命をかけたところ。
命を奪いあうところ……。
それも、国と国とが認めた……。
大変としかいいようがないです。


もくじ

侵略    バロン・吉元  3
飢餓戦線    政岡としや  35
ああ硫黄島    横山まさみち  77
人間魚雷回天    原作 高久進  127
          劇画 横山まさみち



「侵略」は、ラストがいかにも漫画という感じでした。
ラストあたりは書かない方がいいと思います。
この作者はもしかしたら、アメリカに日本は「侵略」されたともいいたかったように思えます。


「飢餓戦線」はそのタイトルどおり、飢えた日本兵の話です。
食糧危機がくるという方たちもいますが、この異常気象など、とてもそれを否定できないボクは戦争だけが怖いものではない……。環境問題もイメージの問題ではない。しかし、戦争は飢餓をもともなうことありと……。


「ああ硫黄島」は、あの硫黄島の戦線です。
水がないということ……。
これも、二千人でも水にこまっていた地に。
二万人もの日本兵。

「人間魚雷回天」は特攻をテーマにした作品です。
現代に生きる元軍人……。
今の若者たちと比較……。
愛する人のために、命をはっていた人たち……。
快楽のために命をはって生きている人、人それぞれ……。







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002 資本主義

2007年04月11日 | ライト小説
総理がコジキでコジキがソーリィー!?

一章、アイムソリー




002 資本主義


唯物史観の共産主義とちがって、資本主義ではすべての物が動くとき、同時に感情も動いていると習った。

物をかうとき、物だから買うのではない。
あくまでも欲しいという心が動いて買うのである。
それ以外の人はない。
あるとしたら、誰かにお遣いを頼まれた人だろう。

考えてみたまえ、金だけが乱舞している唯物史観なんて。

それこそ異常ではないか?
そんな現実はないのである。

唯物史観をいったのは、マルクスではない。
マルクスの前にフランス人のプルードンが、唯心史観に対応する言葉として使った。

だけど、プルードンが唯物史観だけで世の中をみていたわけでない。
経済学に数値をとりいれるための論理だったのだ。

経済学を数値にすることにより、資本主義はより発展したといっていいだろう。

きちんとした資本主義の人間には、モラルも当然もっていなければならないこと。
しかし、この日本では、モラルをうしなった。

たんなる金を儲ければいいという、人間たちがマネー・ゲームをしている。

そして、格差社会をうみだす政策を沙也加の父はうちだした。

祖父はそんないい加減な総理大臣ではなかった。
父はどうして、こんなにひどいのだろうか?

亡き、祖父ははなしていた。

政治家だけでなく、日本人は金金金となり、政治家は票をかう……。
票をうった大衆も悪いのだ。

民主主義をうりわたしのだ。
そして、その売り渡した人たちは、幸せになったのだろうか……。

一時、資本主義になろうとした日本。
土地はその代価にみあうものだった。
しかし、バブルで崩壊した。

土地がうみだす資本と関係ないのだ。
そう書いているのは司馬遼太郎だったと思う。

日本社会は今も昔も、
国家社会主義という作家もいる……。









閑話休題

日本は軍国主義だったという人がいる……。

アメリカも軍国主義という人もいる。

少なくとも、どこの国の軍隊も軍国主義……。

日本はナチと同じ国家社会主義と、

書く人もいる……。

ある一面はとらえているのでは?

国家主義でも、社会主義でもない。

どちらも都合のいいところだけ、

支配者が手にとっている。

いい加減な社会……。

そう考えれば、いつものこと
も理解しやすいかもしれない。










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