大阪龍馬会

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遺品展:下関出身の志士・笹尾卓馬、東行庵で

2009-08-12 05:00:00 | 展示会・イベント
 幕末の戦いで奇兵隊に従軍した志士、笹尾卓馬の遺品展が下関市吉田の東行庵で開かれている。長州軍1000人で2万人の幕府軍を破った小倉口の戦い(1866年)を中心に、卓馬の功績を顕彰している。

 卓馬は現在の下関市吉田地区で武道場を営む隠居笹尾家の長男として生まれた。幕末には奇兵隊総督、山内梅三郎の家臣団「正名団」の第1班長として従軍。明治政府で工部省営繕課長も務めた。

 遺品は、同市豊田町に住む笹尾家の親族男性がこのほど、東行庵に寄贈。卓馬が小倉口戦争で使ったよろいや大本営旗、鉄扇など約30点を特別展示している。下関にいた幕末の志士を身近に感じることができる。

 遺品展は31日まで無休。入場は午前9~午後4時半で、一般300円▽高校・大学200円▽小・中学生50円。


8/6 毎日新聞社


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