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6年前の低スペックPCにWindows10を入れてみた

2016年04月08日 | ノートパソコン
のち

以前、といっても4年ほど前になりますが遅いノートPC(ASUS EeePC1201T)の活用を目的に Ubuntu12をインストールし Widnows7とデュアルブート環境で使用してきました。

 

現在サブのノートPCは NEC VersaPro(PC-VK16TGTEH)…Corei5、4GBのメモリに256GBのSSD搭載と非常に高スペックなため、こちらばかりを使い EeePCは埃をかぶっていました。
EeePC さすがに今時のPCと比べると Windows7での常用は辛く、Ubuntuで何とか使えるかな…というレベルです。勿体ないのでパーツのグレードアップを考えるも、以下の理由で却下しました。

・CPU AMD MV-40(1コア 1.6GHz 15w ソケットASB1)
 ソケットASB1の上位モデルでデュアルコア製品があるが殆ど市場に出回っておらず入手困難
・メモリ DDR2-SDRAM 2GB(シングルチャネル 1スロット)
 最大容量が2GBなので増設できない
・HDD 250GB
 SSDに交換可能だが、CPUの遅さが足を引っ張っているため、効果は薄そう

このノートPCにお金を掛けるのは逆に勿体ないという結論に至りました。そしてお金が掛からない改善案を考え、Windows10への無料アップグレードを試す事にしました。Linuxの中でも比較的重いUbuntuのUnityが動けば何とかなるのでは…という考えです。

Windows7とUbuntu12のデュアルブート環境になっていましたが Windows10をインストールするにあたり Windowsのシングルブート環境に戻す事にしました。デュアルブートにするのは簡単ですがシングルブートに戻すのは大変です。動作を軽くするのが目的なのでWindows10 32Bit版をクリーンインストールする時にMBRを初期化する事にしました。そして以下の手順で作業を進めました。

(1) Windows10 のisoファイルをマイクロソフトサイトからダウンロードしてUSBメモリに展開
(2) 起動時にF2キーを連打し、BIOSに入りBootの順番をUSBメモリを先頭に設定し再起動
(3) Windows10のインストール前にHDDを初期化
(4) Windows10のクリーンインストール & 更新プログラムの適用
(5) ASUSサイトのドライバとツールから ATK下にある Hotkey Utility をダウンロード&インストール
(6) Windowsのアニメーションやエフェクトを無効に設定 ※操作方法を書くと長くなるのでググってください。
(7) 必要なアプリのインストール

トータル3時間ほどで作業が完了しました。

 

最後にデバイスマネージャーを確認しましたが、不明なデバイスはありませんでした。同時にエクスペリエンスインデックスを測定しましたが全体的にスコアは低めです。

 
 ※クリックすると大きなイメージで確認できます。

使った感じは Widnows7よりは速く、Ubuntu12を操作している時と変わらない感じです。しかしはっきり言ってAtom搭載のスティック型PCの方が遥かに快適です。新型Atom…4コア搭載は伊達では無い様です。

結論、古い(5年以上前)ネットブックやCULVノートPCは Windows10で使えない事はないですが、無理して使うより安価な新型のPCに買い変えた方が幸せになれるという事が分かりました。しかし EeePC、せっかく再セットアップして使える様にしたので、何かあった時の予備機として使って行きたいと思います。

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SONY VAIO SVT131の修復

2016年04月01日 | ノートパソコン
のち

4月から長女は社会人…仕事でパソコンを使う事になり、久しく触っていなかったノートPCを引っ張り出してきて使おうとしたところ…動作が重過ぎて使いものにならない!と私のところに持ってきました。

手元にやってきたノートPCは4年前のSONYのVAIO Tシリーズ「SVT131」でした。詳細はSONYの製品情報をご覧ください。当時、高スペック(Corei5搭載)で Office2013 Home & Business プリインストールにもかかわらず、円高のおかげで8万円弱と安価に購入できた事を覚えています。

 

早速、動作確認をしてみると確かに重い。。。重すぎて使い物になりません。
OSの起動はもちろん、何をするにも待たされ頻繁にプチフリーズを起こします。タスクマネージャでシステムの確認をしてみると、HDD使用率が常に100% !? になっていて、本体内部から何やら、カチカチ…ギーギーという異音がします。これはHDDが死ぬ寸前の現象です。早く救出せねば…という訳でバラす事にしました。

この製品は当時ウルトラブックと呼ばれていた薄型筐体を採用しているので、全部バラさないとHDDにたどり着けないかもと覚悟していましたが、杞憂に終わりました。

まずはバッテリーを取り外すため、マイナスドライバーで3本のビスを取り除きます。

 

次に、プラスの精密度ドライバーで3本のネジを外しカバーを取り除きます。

 

これで、増設用のメモリスロットとHDDにアクセスできます。簡単で良かったです。
最期に3本のプラスネジを外し、2.5インチ7mm厚のHDDをマウンターごと引っこ抜きます。

 

右上のプラスネジはマウンターを固定しているネジではないので外す必要はありません。
外したHDDをUSB3.0接続の外部ストレージ用のケースに入れメインPCで確認すると…

 

「代替処理済みセクタ数」が最悪値の「100」を超えていました。この時、初めてCrystalDiskInfoのエラー音を聞きましたww まぁいい機会なので、Crucialの2.5インチ240GBのSSDをネット(7,700円強)で購入し乗せ換える事にしました。しかしSSD…無茶苦茶安くなりましたね。1年前の半値です。

HDDが生きている間に、240GBのSSDに収まる様にパーティション容量を変更後「Acronis True Image WD Edition」でバックアップをとり、リストアしました。後は元に戻すだけ…

 

と思っていたら、思わぬトラップに引っかかりました。
SSDに換装後、動作確認をしてみると、OSやUWPのアプリは正常に動作するのですが、Word、Excel、Outlookや一部のアプリがエラーで動作しませんでした。パーティション容量を変更しバックアップの後リストアしただけなのに何故!?

ディスクの管理でVAIOのストレージ構成を確認してみるとドライブが2つある(240GBと32GB)事に気付きました。そこでVAIOの製品情報をWEBで確認してみると、このモデルはハイブリッドHDD搭載と記述があったので、おそらく謎の32GBドライブはキャッシュ用のSSDなのでしょう。

一瞬このVAIOはSSHD搭載機なのかと思いましたが、HDDは東芝製。HGSTでもなければサムスン製でもない。また4年前にキャッシュを32GBも搭載していたSSHDは存在していないし、そもそもSSHDの場合システムからキャッシュのSSDは見えないはず…

という事はマザーボードに32GBのSSDが実装され、500GBのHDDのキャッシュと動作している…と考えて間違いなさそうです。不具合の理由は、ココにあると考えられます。本体内蔵のSSDにキャッシュ情報が残っていて、システム起動時にHDDから換装したSSD(パーティション容量などを変更)と内容の整合性が取れず、一部のアプリが正常に読み込めなくなったと思われます。

この問題を解決するには、同容量のSSDもしくはHDDを用意しクローンを作成するか、VAIO本体から直接バックアップを取るしかありません。HDDの調子が益々悪くなってきたので、バックアップからの復元は諦め、急遽ドキュメント、写真、音楽などのデータのバックアップだけを取り、システムをクリーンインストールする事にしました。

幸いWindowsとOfficeプロダクトコードが残っていたので、これを使いOSをWindowsも8.1から10にアップグレードすると同時に、Office2013を再インストールしました。後は各ツールをWEBからダウンロードしてデータを元に戻して終了です。

バックアップ、リカバリーなどを繰り返していたので無駄に時間を費やしてしまいました orz
システムのクリーンインストール後は快適そのものです。しかしこのモデルは無理やりウルトラブックの厚みに収めたためか、13.3インチの割に大きく重い(1.7kg)です。また筐体の冷却効率?性能?が悪いためか、ファンの音も大きく煩く感じます。しかし仕事用途で持ち運ぶPCとしては許容範囲内です。スペックは十分高いので、これからも暫く現役で働いて貰いたいと思います。

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NEC製 モバイルノートPC(リファビッシュ品)の購入

2015年07月16日 | ノートパソコン
時々

ご無沙汰しています。急に暑くなりましたね。
仕事場はクーラーが効き過ぎているので、まだ夏が始まったばかりなのに夏バテ気味です。
アウトドアなネタを書きたいのですが…暑過ぎてバイクに乗っていないどころか、休日も外出せずクーラーの効いた部屋でゴロゴロしています。という訳で今回もPCネタになります。

今まで使用していた、Windowsタブレット(T100TA-DK564G)ですが…ストレージが64GB、メモリが2GBと少なく、いくら新型のCPUといえ所詮はATOM、常用するのにストレスを感じ始めていました。

省電力なので、microUSBで充電できたりバッテリーのみで10時間以上駆動したりと良い部分も多いのですが、もう少しパワーが欲しい…という事で、T100TAを里子に出し、そこで得たお金に追い金してCorei搭載のモバイルノートPCを購入する事に決めました。

とはいえ CoreiクラスCPUを搭載したモバイルノートPCを新品で購入するなると15万円以上、下手をすると30万円近くするので、なるべく安価に10万円(税込み)以内で購入可能なものをネットや実店舗で探しました。探し始めてから1ヶ月ほど経った頃に意外な場所で、値段と要求するスペックを満たす商品を見つける事ができました。

商品を購入した場所は、ヤマダ電機名古屋本店で2年ほど前に法人向けに発売された NEC VersaPro のリファビッシュ品(PC-VK16TGTEH)を、10万円弱(税込み)で販売していました。展示品ではなく、バックヤードから商品を持ってきたので傷も無く新品同様の代物でした。

 

リファビッシュ品とは、初期不良など何らかの理由でメーカーに戻ってきた製品を修理し再販する物で、不良個所を修理した物なので不具合に遭遇する確率も低くなります。しかもNECのリファビッシュ品にはメーカー保証(1年)が付いているので扱いは新品と変わりません。

今回購入した「VersaPro」は「Lavie Z」の法人版になります。
ハードのカスタマイズが可能で、OSやSSDの容量などが市販品とは異なります。一つ前の型落ちモデルになりますが、OSにWindows8.1proを採用していたり、ストレージが256GBのSSDだったりと市販モデルより高スペックな代物になっています。

VersaPro(PC-VK16TGTEH)の主な仕様は以下の通りです。

 CPU : Corei5-4200U (2core 1.6GHz~2.6GHz・HT・TB有効)
 MEM : 4GB (DDR3L-1600 SDRAM)
 VGA : Intel HD Graphics 4400 (CPU内臓)
 SSD : 256GB (SUMSUNG MZMTD256HAGM-000L1)
 液晶 : 13.3inch(1920x1080dpi IPS 10点マルチタッチ)
 OS  : Windows8.1 Professional Update (64Bit版)
 etc  : Office2013 Home & Business 付属
 重量 : 964g


スペックの詳細情報は以下のアドレスを参照してください。

http://www.toppage.ne.jp/asp/product_detail.asp?tpcode=210005213100003298&user=tp

13.3インチのFullHDタッチパネル搭載で1kgを切る軽さは驚異的です。
かなり頑張った仕様ですが、残念な所も存在します。私が感じた不満点は以下の通りです。

・メモリが4GBで増設不可(もう少し頑張って8GB積んで欲しかった)
・USB3.0ポートが2口のみ(USB2.0でいいので、もう1ポート欲しかった)
・有線LANが無い(無線LANで5GHz帯を使用できるので許容範囲内)
・前面、背面ともにカメラを搭載していない(最近はビデオチャットしていないので無問題)
・バッテリー稼働時間が実質6時間強(カタログスペックでは14.5時間)

軽さと引き換えに犠牲になったと考えれば仕方ないと思われます。
で、早速 Windowsのエクスペリエンスインデックスで性能測定をしてみました。

 

CPUとプライマリディスクの速さは言う事無しです。
メモリとグラフィックスが伸び悩んでいるのは、メモリの搭載方法がシングルチャネルだからでしょう。デュアルチャネルで8GB搭載していればパーフェクトだったのに…(´・ω・`) ザンネン

 

Crystalmark2004R3 の値も上々です。グラフィックスは T100TA と比べると雲泥の差です。

 

SSDの速度は Writeは速くないですが、Readは十分高速です。



3Dゲームの動作確認として2008年に発売された「ラスト・レムナント」のベンチを 1280x720dpiで実行して見ました。このクラスのゲームになると、やはり別途グラフィックチップが必要ですね。重いシーンでは紙芝居になりますが、通常時 20fps強で推移していたので何とか遊べそうです。

スナップショットはありませんが、PSPエミュ(PPSSPP)で「リッジレーサーズ2」を遊んでみると、T100TAでは 15fpsだったのが、上限の 60fpsに張り付いていたので、軽い3Dゲームや2Dゲームなら十分遊べそうです。

高負荷時にはファンが全開で回るので動作音は確かに聞こえますが、小型ファンの割には甲高くなく音量も控えめ(ジーというノイズ音に聞こえます)なので煩くて困るという事はなさそうです。
排気の吹き出し口がキーボードの左上にあり結構熱を持つのですが、タイピング時に手を置く部分から離れているので特に不快には感じませんでした。
またアイドル時や軽い作業(Word・Excel etc)の時にはファンの音が聞こえなくなります。

省電力機能が充実しており、「Fn」+「F4」を同時押しする事で再起動することなく 高性能・標準・ECO の3つのモードに切り替えられます。「Fn」+「Space」でパッドを無効にできる配慮もありがたいです。

キーボードの打ち易さですが、このアイソレーションキーボードはキーストロークが浅く打ち易いとは言えません。材質も安っぽいです。また「Fn」キーが一番左下にあるのも頂けません。ただし「Fn」キーはBIOSの設定で右隣の「Ctrl」キーと入れ替えられるので、「Ctrl」を一番左下に持ってくる事は可能です。

最後に、リファビッシュ品だからなのか、それとも法人向け仕様なのか分かりませんが幾つか不思議に感じる部分があったので、その内容を箇条書きに記します。

1.最初からローカルアカウントが設定されすぐ使える状態になっていた
2.無線LANの「5GHz」帯が無効になっていた
3.Bluetooth接続のマウスがやたらと応答不能状態に陥った


その対処策

1.マイクロソフトアカウントのユーザーを作成
2.デバイスドライバで「5GHz」帯を有効に変更
3.Intelの最新版のドライバを適用


定価30万円の代物が2年経ったというだけで、10万円弱で買えるとは良い世の中になりました。
これから仕事のお伴として使い倒して行きたいと思います♪
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ASUS T100TA を3ヶ月ほど使ってみて

2014年02月28日 | ノートパソコン
晴れ

ご無沙汰しています。何かと忙しくブログを1ヶ月ほど放置していましたが元気に過ごしています。
今日は本当に暖かく良い一日でしたね。週末が今日のような天候だったら良かったのに雨みたいですね。
先週末は凄く寒かったし、中々バイクに乗る事ができず、ショボーンとしています (´・ω・`)ウーン

という訳で、今回のブログの内容もPC関連のお話しになります。
以前、Windows8.1タブレットを購入し 速報レビュー を書きましたが、使い始めてから3ヶ月経ち、思った
よりも使い心地が良く、すっかり仕事のお伴に定着したので、その Windows8.1タブレットの可用性と
ストレージ周りの性能について、もう少し詳細に記述して行きたいと思います。

まずは再確認として愛用している Windows8.1タブレットの外観とスペックを以下に記します。



 ・端末名: ASUS T100TA-DK564G
  ・SOC : AtomZ3740(4core 1.33GHz/1.86GHz:intel HD graphics)
  ・MEM : 2GB(LPDDR3-1066)※増設不可
  ・eMMC : 64GB ※増設不可
  ・HDD : 500GB ※キーボード部内臓HDDを 256GBのSSD(Plextor PX-256M5P)に交換
  ・液晶 : 10.1インチ 1366x768dpi IPSパネル、5点マルチタッチに対応
  ・端子 : microSDXC(64GB SDXCカード増設)、microHDMI、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック
        USB3.0x1 ※キーボード部
  ・LAN : 無線LANのみ IEEE802.11a/b/g/n
  ・OS  : Windows8.1 32bit版

やはりネックなのは 2GB のメモリと 64GB と少ないメインストレージ(eMMC)です。
メインストレージに関しては、リカバリー用の回復パーティションに 8GBも取られているので、それを
解放する事で、かなりの空き容量を確保する事ができました。

ディスク管理画面から直接パーティションを解放する事ができなかったので、以下のサイトを参考に
使用可能エリアを増やしました。

http://pc.watch.impress.co.jp/docs/column/1month-kouza/20140227_637198.html

フリーエリアが 26GB→34GBになったので暫くは問題なさそうです。

この64GBメインストレージと、増設した 64GB class10 のSDXCカードおよび、キーボードに内臓した
256GBのSSD、それぞれの転送速度を CrystalDiskMark で測定してみました。

1.メインストレージ ※ 64GB eMMC

 

 シーケンシャルリードはHDDと殆ど変わらず、シーケンシャルライトはHDDの半分ほどの速度です。
 ランダムリード・ライト共にHDDより高速なので、OSやアプリの起動はHDD機より速く感じます。
 電源を入れてから十数秒で Windows8.1 が起動します。
 SSDより遅いのはeMMCなので仕方がないところです。

2.拡張ストレージ ※ 64GB class10 SDXC(30MB/s品)

 

 リード・ライトとも本来の性能を発揮できていません。かなり遅いです。
 23MB/s辺りに壁がある様なので、USB2.0で接続されているものと考えられます。
 そのため SDXCカードについては、高価で高速な製品を購入しても宝の持ち腐れになりそうです。
 私はキーボードドックを外しても使いたいデータ(音楽など)置き場として使用しています。

3.キーボード内臓ストレージ ※ 500GB HDD を 256GB SSD(Plextor PX-256M5P)に換装

 

 リード・ライトともに本来の性能の半分ほどの速度に留まっていますが、十分高速です。
 230MB/s辺りに壁があり、キーボードドックにUSB3.0のコネクタがある事からキーボード内臓
 ディスクもUSB3.0で接続されているものと考えられます。SSDに換装した事により付属のHDDより
 高速かつ省エネになっています。

 私は大きな容量を必要とする仮想環境のイメージや動画置き場として使用しています。

次にWindows8.1タブレットの速度を、6年前のデスクトップPC(BTO製品)と比較してみます。

  ・CPU : Core2Duo E4500(2core 2.20GHz)
  ・MEM : 2GB(DDR2-533 1GBx2)
  ・VGA : Intel 945G Express Chipset
  ・HDD : 320GB ※3.5inch SATA2
  ・液晶 : 19インチ 1280x1024dpi TNパネル
  ・LAN : 100BaseTX 有線LAN接続
  ・OS  : WindowsVista Home Premium sp2 32bit版

1.Core2Duo E4500 機
 

2.T100TA-DK564G ※Windows8.1タブレット
 

T100TAの方が、2コア多く(4コア)でメインストレージにeMMCを使っているとはいえ、GDIのスコア以外
6年前のデスクトップPCに圧勝しています。道理で快適な訳です。

メモリ使用量を多く取れないため、多少遅いと感じますが、Virtualbox4.3.x(仮想環境)上で
Ubuntu12.04LTS や Genymotionも動作するため、電池持ちが良い事もあり、外出用のサブ機として
十分魅力的な製品だと言えます。

今現在 T100TA-DK564Gは品薄なため、最安値は定価の 54,800円ですが、私が昨年末にAmazonで
購入した時の価格は 49,813円だったので、品薄が解消され値段が下がってきたら買っても損はない
代物だと思います。

ASUS T100TA シリーズのご購入は、こちらから
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Windows8.1 タブレットの購入

2013年12月08日 | ノートパソコン
ときどき

前回の記事でノートPC物色中としていましたが、キーボード付き Windows8.1タブレット
(ASUS T100TA-DK564G)を以下の理由でノートPCの代替品として、ネットで購入しました。

Windows8.1タブレットを購入した理由
1.新型Atom Z3740の性能が今までのAtomと比べものにならない程の高性能で省電力
  (1) SOC CPU部:BayTrail-T 4core 1.33GHz/1.86GHz、キャッシュ2MB、SDP 2W
  (2) SOC GPU部:Intel HD Graphics
2.ファンレス仕様でキーボード接続時の重量が1.1Kgと軽量
  ※ タブレット部のみの場合 550g と 10.1インチAndroidタブレット TF700Tより軽い
3.今までの経験上ノートPCではヘビーな使い方はせず、バッテリー持ちの方が重要
  ※ タブレット単体時 15.8時間:HDD内臓キーボード接続時 7.5時間 連続稼動可能
4.流行り物は大好物w(新型Atom搭載を試してみたかった)
  ※ ノートPCの代替品なので、人気の8インチモデルでは無く10.1インチモデルをチョイス

昨日ヤマト便で品物が到着したので早速セッティングを終わらせ3時間ほど使用してみました。
まずは外観を…左がAndroid7インチタブレット、右が10.1インチタブレット、真ん中が本製品です。



液晶画面は右の10.1インチタブレット(TF700T)と同じ大きさですがペゼル部が狭く一回り小さ目です。
厚みはキーボード部に 2.5inch HDD を搭載している事もあり合体時は TF700T より厚めになっています。



質感はアルミ筐体を採用している TF700T には適わず、天板および底面はプラスチックで価格相応です。
天板はグレーのヘアライン風のプリントがしてあり、その上からクリアが吹き付けられているので指紋は
目立ちますが塗装は剥がれにくいと思われます。多少乱暴に扱っても引っかき傷程度で済みそうですw

このタブレットのスペックは以下の通りです。
 ・SOC:AtomZ3740(4core 1.33GHz/1.86GHz)
 ・メモリ:2GB(LPDDR3-1066)※増設不可
 ・eMMC :64GB ※増設不可
 ・HDD:500GB ※キーボード部に内臓…分解すればSSDに換装可能のようです
 ・液晶 :10.1インチ 1366x768dpi IPSパネル、5点マルチタッチに対応
 ・端子 :microSDXC、microHDMI、マイクロホン/ヘッドホン・コンボジャック
      USB3.0x1 ※キーボード部
 ・LAN:無線LANのみ IEEE802.11a/b/g/n ※5GHz帯を使える初めての機器です。
 ・OS :Windows8.1 32bit版


セットアップ(MS-Office2013proのインストールetc)に1時間以上、microSDに保存してあるHD動画の
視聴に約2時間使用してもバッテリーは25%程しか減っていませんでした。
キーボード内臓HDDにアクセスしなければ10時間以上持ちそうです。

また、内臓HDDおよび外付けHDDを使用して見たところ、そのドライブにアクセスにいかないと
1分程で待機状態になりHDDのモーターが停止し給電ランプが消灯します。
省電力機能は、かなり賢いみたいです。

タブレット部は機械的動作をする物がないため無音で、キーボード内臓のHDDにアクセスする時だけ
シーク音が僅かに聞こえる程度でとても静かです。
近日中に250GB程度のSSDを購入換装し、完全な無音ノートPCにする予定です。

ファンレス仕様なのに殆ど熱くならないのは、さすが最新のSOC(※CPU+GPU)のSDP 2wといった
ところでしょうか。消費電力はシステム全体で10w程度です。



動作速度ですが、アウトオブオーダー式にアーキテクチャーが変更され、さらに4コアも搭載して
いるので、一般的な使い方(ブラウジング、メール、オフィス製品、エミュレータによる古めの
ゲームetc)は快適に動作します。さすがに最近の3Dゲームなどは、まともに動作しませんが
今流行りの艦コレは問題なく動作するようです。



またエクスプローラーのサイズ変更を行う場合などリアルタイムに描画内容を変更するような処理を
行うと少しもたつきます。特にドロー系フリーソフトの代表である GIMP2 はメモリの使用量も多く
重いのでメニュー表示などで一瞬待たされます。

Corei3-3217u搭載のノートPCではこの様な現象は発生しなかったので、AtomZ3740内臓GPUが
Intel HD Graphics の中でも一番非力な物のためだと考えられます。VRAMもシングルチャネルの
メインメモリと共有ですし…これは仕方ないですね。
ちなみにCorei3-3217uの内臓GPUは Intel HD Graphics 4000 なので軽い3Dゲームなら問題なく
動作していました。 

ウェブブラウジングは 5GHz帯の無線LANが使用できるので、他の無線LAN使用機器との
干渉が起こらず非常に高速で快適に動作します。以前使用していたノートPCを100BaseTXの
有線LANで接続している時と変わらない感覚です。

その他に気になる点は2GBのメモリと、64GBと少ないプライマリーディスクですが、仮想環境などを
動作させるわけでは無いので今のところ問題はありません。必要最低限のソフトをインストールした
状態で残り容量が 31.7GB となっているので64GBモデルを買っておいて良かったです。
32GBモデルだったら殆ど空き容量が無い計算に (;^ω^)アセアセ…



大きなデータはキーボードに内蔵されているHDDに逃がせば十分使用できますが、電池持ちが
極端に悪くなるので上述のように早くSSD化する必要がありそうです。
※HDDを酷使していると稼働時間が半分になります orz

懸念は今まで使用してきた、10.1インチのAndoridタブレット(TF700T)と使用用途が完全に
被るので TF700T の使用頻度が激減する事です。寝サフやAndroid専用ゲーム実行時には
7インチタブレット(ASUS MemoPad HD7)が大活躍しているので、わざわざ重たくて電池持ちも
変わらない TF700T を使う気にはなれません。

TF700Tの方が有利な点は SDカードが使える事と液晶がフルHD(1920x1200dpi)で、かつ
SplashTopHD が標準で付いているところでしょうか…これからは外出先での写真の確認や
リモートディスクトップ専用機器になりそうですw

T100TAが今どきのモバイル機器より液晶の解像度が低い点に関しては、Windowsを使用する場合
小さな画面で高精細の描画になると全てが小さく表示されるので WXGA(1366x768)くらいの
解像度の方が使用勝手が良いのかもしれません。

もちろんスケーリングを変更すればアイコンやフォントを大きく表示できるのですが、デスク
トップ専用アプリの場合、スケーリングに対応していない物の方が多く、不具合が出る事が
多々あるので尚更です。

AtomZ3740搭載の Windowsタブレットの総評ですが、価格、性能、大きさ、重量、電池持ち、
発熱量、全てに置いて他のタブレット機器と十分に渡り合える競争力を持ち、Windowsの
アプリケーションを、そのまま動作させられるのは大きなアドバンテージになるので、絶対に
売れるヒット商品になるでしょう。

もちろんiPadやAndroidは専用アプリが Windowsストアアプリに比べ非常に多いので、これから
Windowsタブレットが何処まで、タブレット市場でのシェアを奪還する事ができるのか、この
三つ巴の構図から目が離せません。

最後に、こんなにも早くWindowsをタブレットの様な小型端末で快適に使える時代がやって来る
とは思いませんでした。更にSOCがシュリンクされ内臓GPUが強化されれば、3Dゲームも楽々と
こなすタブレットが登場するのでしょうね。

追記:2013.12.16

省電力&ストレージの高速化を目的にキーボード部内臓の500GB HDDを256GB SSDに換装しました。
以前ASUS製品との相性問題でメインストレージにするのは諦め、外付けUSBディスクとして利用
してきた、プレクスター製のPX-256M5Pを流用する事にしました。

M5PですがT100TAと外付けUSBディスクとして接続しても認識しない事が全くありませんでした。
相性問題が出る機器との接続はUSB接続時でも認識しない事があったため、この製品なら問題ない
と踏んでの換装です。

分解時の写真を撮り忘れてしまいましたが、キーボード裏面のネジ+奥側のゴム足に隠れている
2個のネジを取り除いた後、パームレフト側の隙間から人差し指の爪を入れ、ゆっくりと裏蓋と
キーボード面のツメを外して行くとカバーが外れます。
2.5inch 7mm厚 HGST(日立)製の500GBが搭載されているので、それを外しPX-256M5Pと入れ替え…
後は元通りにカバーを取り付ければ完了です。慣れていれば作業時間は30分程で終了します。

後、タブレット単体時のストレージ容量アップも考慮し、東芝製の 64GB microSDXCカードを
大須のツクモにて購入。64GB class10 30Mb/s のSDカードが 5,500円弱と2~3年前では考え
られないお値段です。ちなみに家電量販店だと倍以上の価格で販売されています。
こういったPCサプライ製品やパーツ類に関しては、東海地区では大須を見て回ると格安で
手に入れる事ができます。

microSDXC & SSD 装着後のドライブ状態は以下のスナップショットの通りです。



これで完全にT100TAを無音および省電力(バッテリー駆動時間の延長)化する事ができました。
また、エクスペリエンスインデックス値を測ったので、パフォーマンスの指標として、その結果を
貼って置きます。



動作速度もCorei3未満Core2Duo以上と快適なので、外出先でビシバシ使っていきたいと思います。
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ノートPCにSSDを換装してみた part2

2013年06月21日 | ノートパソコン


梅雨とはいえ、さすがに3日連続の雨となると憂鬱になってきますね。
6月24日はスパ西浦サーキットに走りに行くので、その時は晴れて欲しいと願うばかりです。

さて今回もPC関連のネタですが、メイン(母艦)PCはすっかり安定してしまい、イジル所が
なくなってしまいました。不具合の検証や解決策を探しているのが楽しく思える自分は…
M体質なんでしょうか Σ(´∀`||;)ドキッ!!

そうなると前回SSDを換装したノートPC(X202E-CT3217G)で、起動時にドライブを
見失う不具合が気になって仕方ありません。良い手は無いものか考えたところ…

容量は半分になり厚みが違うけれど、以前外付けドライブ化したSSD(RealSSD C300 128GB)を
装着できないか検証してみました。ノートPCはあくまでサブ機…ヘビーな事はさせないので
プライマリディスクが 128GB もあれば何ら問題はありません。

大きなファイルは外付けのドライブに退避もしくはクラウドを有効活用するという手で凌ぎます。

早速ノートPCをばらして確認したところ、2.5inch HDD は 7mm以下のドライブしか装着できず
9mm厚の RealSSD C300 を、そのままの状態で筐体内に収める事はできませんでした。

ではSSDをばらしてしまえ…という事になり保証は当然効かなくなりますが 自己責任で
作業を開始しました。PCの自作は基本、自己責任なので問題ありません (`・ω・´)キリッ



ばらした結果、RealSSD C300は基本7mm厚らしく2mm厚の黒いスペーサーが噛ませてありました。
喜んでスペーサーを取り外しカバーを装着しようとしたところネジの長さが長すぎて装着できず…

ネジをグラインダーで削れば良いのでしょうが自宅にそんな物は無い。ネジを切断できるほどの
大型のニッパーも無い。実家の会社に行けばあるのですが煩わしいので取った方法は…

絶縁処理だけしてSSDを基盤のまま装着し固定する。男だ… (*´σー`)エヘヘ



その後カバーを戻して動作確認。M5pro装着時との速度差は全く感じられませんでした。



エクスペリエンスインデックスはプライマリディスクの値が「8.1」→「7.9」に落ちています。



CrystalDiskMarkの結果もシーケンシャルリードで150MB/s、ライトで300MB/s程低下しています。

この速度低下を体感できないのはSSD以外のパーツが足を引っ張っていて、これ以上ドライブの
高速化は無意味なのでしょう。確かにエクスペリエンスインデックス値で「7.0」を超えている
のはプライマリディスク値だけですから…そう考えて間違いないでしょう。

ノートPCもSSDを RealSSD C300 に交換してからSSDを見失う事もなく安定しています。
プレクスター製のSSDはハードの性能は良くても相性がでるようなファームウェアを搭載して
いる時点でアウトです。このSSDは現在 RealSSD C300 との入れ替えで外付けドライブとして
使用していますが、時間のある時に息子のデスクトップPCに換装したいと思っています。

幸いにも、息子のPCのマザーは GIGA-BYTE製で使用しているSSDは M4 CT128M4SSD1
なので相性問題も発生せず大容量&高速化を果たせるのでプレクスター製のSSDを無駄に
せずに済みそうです。

さてPC関連の問題も無事解決した事ですし、久しぶりにバイクでサーキット走行を楽しんできます♪
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ノートPCにSSDを換装してみた part1

2013年06月19日 | ノートパソコン


ようやく梅雨らしい天気になってきましたね。
雨続きは嫌ですが空梅雨で水不足になるのも困りものです。

今回の主題の前にメインPCの不調(スリープ復帰に失敗する)の根本的な原因が
分かったのでその解決方法?を記載します。

その原因とは…マザーボードとSSDの相性(組合せの悪さ)でした。
今どきメモリ以外のPCパーツで相性問題が起こるのはどうかと思いますが…

プレクスター製の後期型SSD(M5pro・M5s)とASUS製もしくはASROCK製の
マザーとの組み合わせで、稀にスリープ復帰およびコールドスタート時にSSDを
見失い起動に失敗する事があるそうです。

情報源は2chなどの情報サイトです。
BIOSおよびSSDのファームウェアをアップデートしても直らないという事は…
今のところ打つ手はないという事です orz

メインPCは夜間にTV番組表の自動取得やパッチ当てを行う設定になっているので
その時に起動に失敗しフリーズしたまま朝まで気付かないのは困りものなので…
思い切ってメインPCのSSDを新調する事にしました。

今回は情報を精査し速度も勿論重要ですが、さらに安定性を考慮し東芝製のパーツを
使用しているCFDのCSSD-S6T256NHG5Qをネットで取り寄せ装着しました。

SSDを交換して2日しか経っていませんが今のところ安定しています。

で、またもや押し出されたSSD(M5pro 256GB)をノートPCに移植する事にしました。

サブ機として重宝しているASUS製の X202E-CT3217G(Corei3-3217U)ですが…
HDD機なので、どうしても全体の動作がモッサリしています。

もう販売されてから半年以上経っている枯れたPCなので、SSDを換装して使用している
人が多く、そのレビューを参考に作業を行いました。

まずは裏面のネジを全て外し、カバーとパームレフトの間に小型のマイナスドライバーを
差し込み、ゆっくりツメを外して行きます。
結構力がいるので、傷付けないか心配になりましたが綺麗に取り外す事ができました。



赤枠の部分がHDDです。HDDには日立製の7mm厚 2.5inch の製品が使われていました。



HDDの内容をメインPCでバックアップをとりSSDにリカバリーしてから換装し直します。



後は元通り裏面のカバーを取り付けネジを締めたらお終いです♪

Windows8の起動が10秒程から6秒に短縮され、起動後バックグラウンドで付随するシステムを
読込んでいる時もモッサリ感はなくなり、かなり快適になりました。



エクスペリエンスインデックスのハードディスク値も「8.1」と高スコアです。

しかもHDD使用時より電池持ちが良くなったので、良い事尽くめと思いきや…
このノートPCもASUS製だったので、起動時にSSDを見失う現象が起こりました orz

まぁサブ機ですし一度電源を落とし起動し直せば良いだけなので、暫くこれで常用したいと
思います。また念のためノートPCのBIOSもアップデートしておきました。

これで少しは不具合に合う機会が減れば良いのですが…
プレクスターさん早く不具合対応版のファームウェアをアップしてください。
性能には満足していますので、よろしくお願いします m(_ _)m
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スタンドアロンでクライアント・サーバを実現する方法

2013年03月22日 | ノートパソコン
晴れ

今週末にKLX125でオフロードツーリングに出かけようと思っていたのですが
雨のようですね。さすがに雨の山道は怖いので止めておきます (´・ω・`)

今回のお題は実家の経理システムをいつ何処でも改修できる環境を整えたので
その手順をメモとして残して置きたいと思います。

最悪の環境を考え、ネットは有線・無線ともに使えない(閉鎖された)状態で
PC1台で疑似ネットワーク環境を構築しクライアント・サーバーを実現する
事を目的にシステム構築してみました。

ホストOS兼クライアントアプリ実行は「Windows8」でソフトウェアは
Excel2013のマクロ(VBA)を使用しています。

仮想環境に「VM Virtualbox 4.2.10」を用意し、ゲストOSには
「Ubuntu Server12.04」をDBには「PostgreSQL9.1」を使用しています。

今まで開発してきた実家の経理システム(クライアント・サーバー方式)を
1台の隔離されたPCで実現させるために設定変更を加えたものなので
基本的な導入手順は以前書き残した「DBサーバー構築メモ」参照ください。

デモ用や限られた資源でクライアント・サーバーシステムを構築する際に
有効な手段だと思っています。ただしホストOSとゲストOSを同時に
使用するので動作させるPCはできるだけ多くのメモリを積みCPUは
4スレッド以上を動作させられる「Corei3」以上を推奨します。

ちなみに今回は以前購入したノートPC「X202E-CT3217G」を使用しています。
一応CPUは「Corei3-3217U」・メモリは4GBを搭載しているので問題なく
動作しています。さすがにHDDがボトルネックになっているため遅いので
SSDに換装すると幸せになれそうですw

今回は「DBサーバー構築メモ」+αのα部分だけに焦点を当て操作手順を
記載していきます。新規でシステム構築する際は「DBサーバー構築メモ」の
1~4までの操作を事前に済ませて置いてください。

1.Virtualboxで物理的なネットワークを使用せず仮想ネットワークを設定
  ・設定でネットワークの割り当てを「ホストオンリーアダプター」に変更
   ホストOSとゲストOSのみ通信が可能になるモード
   ゲストOSはインターネットなどの外部にアクセスできなくなる

 

   ※規定値ではホストOSに「192.168.56.101」ゲストOSに「192.168.56.102」の
    ipアドレスが割り当てられます。

2.ゲストOS(UbuntuServer12.04)のipアドレスを固定する
  ・同じ状況で2台のゲストOSを起動するとipアドレスが変わる可能性が
   あるため静的なipアドレスに変更

  (1) まず以下のファイルを端末から編集

   $ sudo su -
   $ cd /etc/network/
   $ gedit interfaces

   eth0を例に

   auto eth0
   iface eth0 inet dhcp

   ↑を↓に書き換える

   auto eth0
   iface eth0 inet static
   address 192.168.56.110(サーバーとなるゲストOSのアドレス)
   netmask 255.255.255.0
   network 192.168.56.0
   broadcast 192.168.56.255
   gateway 192.168.56.1(デフォルトゲートウェイ)

  (2) ネットワークの再起動

   $ cd /etc/init.d/
   $ networking restart

3.ホストOSからゲストOS(PostgreSQLサーバ)に接続するためファイルを編集

  (1) まず以下のファイルを端末から編集

   $ sudo su -
   $ cd /etc/postgresql/9.1/main
   $ gedit pg_hba.conf

   host  all  all  192.168.56.0/0  md5

  (2) PostgreSQLの再起動

   $ cd /etc/init.d/
   $ postgresql restart

4.ホストOSから見るゲストOSの名前解決
  ・Windows8 の「hosts」ファイルにてPotgreSQLサーバーの名前を解決
   DHCPやDNSを使用していないためレガシーな方法での名前解決が必要となる

  (1)メモ帳を管理者権限で起動

 

  (2)「hosts」ファイルを開く
   メニュー「ファイル」-「開く」から以下のアドレスの「hosts」ファイルを読込み
    
   C:\Windows\System32\Drivers\etc

  (3) 「hosts」ファイルの最後に以下を追記

   192.168.56.110  ubuntu(サーバー名)

以上で完了です。後は以前のブログで書いたODBC32などの設定などを行えば
全て1台のPCでデモや検証を行うことができます。

 

これでお仕事を家にお持ち帰りができます。あまり嬉しい事ではありませんが (;´∀`)


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遅いノートPCの活用法その2

2013年01月21日 | ノートパソコン
晴れ

遅くなりましたが…新年あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。実は最近風邪をひいてしまい体調が思わしくないの
ですが幸いにも熱は上がらず常備薬を飲んで耐え忍んでいます。(´;ω;`)ブワッ

今回のお題ですが暫く放置していた内容「遅いノートPCの活用法」の作業手順を
書き記して行きたいと思います。

内容としては遅いノートPCにLinuxをインストールしWindows7と同居させる事で
通常は軽いOSであるのLinux(Ubuntu12.04LTS)を使用しWindowsでしかできない
事柄が発生した時のみWindows7を使用するといった使い方を提示します。

その環境の構築方法は以下の通りです。

1.以下のサイトからUbunti12.04LTSのCDイメージををダウンロード

  http://www.ubuntulinux.jp/News/ubuntu12041-desktop-ja-remix

  用意したノートPCにはCDドライブが付いていなかったので…
  CDイメージをあまっているUSBメモリーに展開し、そこから起動して
  Ubuntu12.04LTSをインストールしています。

  「ISO USBメモリ」でググると簡単にツールを探す事ができます。

  ISO-to-USB このあたりが使い易くお勧めです。
  CDドライブがある場合、ISOイメージをCD-Rに焼いてください。

2.Ubuntuをインストールするディスク領域(パーティション)の確保
  使用していない、もしくは消してもいいドライブがあればそれを利用します。
  用意したノートPCに空きドライブがなかったのでフリーソフトを使用し
  Cドライブを2つのパーティションに分けています。

  今回は MiniTool® Partition Wizard Home Edition を使用しました。

  どのディスクツールもそうですが起動ディスクをパーティション分割する場合
  起動用のCD-Rなどを作成し、そこからツールを使って作業する必要があります。

3.USBメモリもしくはCDから起動し確保した領域にUbuntuをインストール

4.デュアルブート環境の構築

  Wubi を使う方法もありますが、今回はあえて Grub を使用しています。

  操作方法は上記のリンク先に親切に書かれているので参考にしてください。
  ちなみに今回選択した Grub を使うと MBR が Grub に上書きされ Linux の
  ブートローダーが起動します。

  Windows をメインとして使用するためブートローダーは Wubi の方がいい
  という方は Wubi を使用して Ubuntu12.04LTS をインストールしてください。

以上でUbuntu12.04LTSとWindows7のデュアルブート環境の出来上がりです。

最後に Linux は軽いといっても Ubuntu12.04LTS の GUI である Unity はそこそこ重い
のでログイン時の詳細設定で Unity2D を使用するように設定する事をお勧めします。

また Windows8 も Windows7 と比べてかなり軽くなっているので、今月末まで優待価格と
なっているWindows8proへのアップグレード版を 6,090円で手に入れてWindows8環境へ
移行するのも良い手かも知れません。

自分は先月、タッチパネル検証用のWindows8ノートPCを購入したので、敢えて
アップグレード版は購入しませんが…それも良い古い機器の活用術だと思います。
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タッチ操作によるWindows8の検証

2012年12月26日 | ノートパソコン
晴れ

今年も残り少なくなりましたね。今のところ風邪も引かず元気に過ごしています。
今回の日記もPC関連の内容になります。他にネタがないのでご容赦ください。

Windows8が発売されてから2ヶ月が経ち…仕事柄「Windows8ってどうですか?」という
質問が多くなり検証用に仮想環境にWindows8 RP(発売前の評価版)をインストールして
タブレットからRDPで接続しタッチ操作による使い勝手を検証しようと思ったのですが…

仮想環境用のWindows8ドライバに不具合が多く、レスポンスが悪かったので思うように
検証できませんでした。ホントの骨折り損のくたびれ儲けになってしまいました orz

そこで安価なタッチパネル搭載のWindows8ノートPCを探してみたのですが…
家電量販店で扱っている殆どのWindows8ノートPCはタッチパネル非搭載モデルで
タッチパネル搭載モデルは15万円以上と簡単に手が出せる代物ではありませんでした。

Androidタブレットはタッチ操作前提の代物にも関わらず安価なものばかりなのに
なぜタッチパネル搭載のWindows8機は安価にできないのか…

ご祝儀価格で、ぼったくりだと思います。特に国産モデルはいらない変形機能とか
変に付加価値を付けて無駄にコストが高くなっているのだと考えられます。

そんな中でネットで見つけた安価なタッチパネル搭載のノートPC… ASUS VivoBook X202E



以下の仕様で5万円を切る破格のお値段なので検証用途には十分と思い自腹で購入しました。
年末の出費は痛いですが、良い買い物ができたと思っています。

型番 :X202E-CT3217G
CPU:Core i3 3217U(1.7GHz・2コア4スレッド)
メモリ:4GB(増設不可)
HDD:500GB(2.5インチ・増設不可)
DVD:なし
液晶 :11.6インチタッチパネル搭載(1366x768dpi・TNパネル)

その他:重量1.3Kg・最厚部21.7mm・最薄部8.5mm・バッテリー駆動時間5時間

内臓ストレージがSSDではなくHDDのため7秒以内の高速起動に対応しておらず…
残念ながらウルトラブックの仕様を満たしていません。

自己責任になりますがSSD化すれば立派なウルトラブックの出来上がりです。
最近のASUSは良い仕事をしていますね。日本の企業も見習って欲しいものです。

各種セットアップを済ませた後、必要なソフトをインストールして早速使ってみました。
自分は既にマイクロソフトのアカウント・Hotmailを持っているので、それをユーザーIDとして
設定しログインするとスタート画面(モダンUI/Windows8スタイル)が表示されました。



クラッシックUI(Windows95~Windows7)で、デスクトップ操作を使用する場合
デスクトップをタップすると見慣れた画面へ移行しますがスタートボタンがありません。



画面の右外枠から内側へタッチ操作でスワイプするとチャームという操作画面が現れます。
ここからアプリを検索したりスタートボタンをタップして最初の画面に戻ります。



最初、デスクトップ画面にはゴミ箱以外のショートカットが全くないので必要に応じて
追加するのですが、そのやり方が分かり難いです。スタートボタンがあれば簡単なのに…

ググると操作方法はすぐに見つかります。逆に今までのWindowsに慣れた方はググらないと
他の操作方法がさっぱり分からないという不親切仕様です。

アイコンの追加はスタート画面でアイコンを右クリックし「ファイルの場所を開く」をクリック。
アプリのショートカットファイルの保存場所が表示されるので右クリックして
「送る」-「デスクトップ」をクリックするとデスクトップにショートカットが作成されます。

操作方法も慣れてしまえば何て事はないと思いますが。慣れるまでは不自由です。

次にモダンUI上で起動するアプリを操作してみました。
ちなみに特に指定しなければデスクトップ画面で操作していても、モダンUIで実行できる
アプリがあれば、関連付けされたファイル(動画・音楽・写真etc)をダブルクリックすると
モダンUIのアプリが起動し、デスクトップ画面はバックグラウンドに回されます。
デスクトップで操作したい場合は右クリックして起動したいソフトを指定する必要があります。

まずモダンUI上でのIEの動作ですが、Windows8 RP ではフラッシュはサポートされて
いなかったのですが、製品版では完全対応していました。これで使い物になります。



「お気に入り」は使えませんが「お気に入りバー」に登録しておいたサイトへは飛ぶ事ができます。

またディスプレイが1366x768dpi以上の解像度を持っている場合、同時に2画面の表示が可能です。
この点はiPadやAndroid端末よりも優れていると言っていいと思います。

アプリorデスクトップを起動中に他のアプリを裏で動かしている場合、画面の左外枠から内側へ
タッチ操作でスワイプするとアプリを切り替えられます。また画面の3分の1くらいの場所で
スワイプ操作を止めると画面が2ペインに分かれ、アプリを2画面同時に表示する事ができます。
その境界線をドラックすると表示幅を調整できるので自由度が高く地味にありがたみを感じます。



起動したアプリは終了操作をしない限りバックグラウンドで動作し続けます。
アプリを明示的に終了したい場合は画面の上から下へスワイプ操作する事で完結します。

2週間ほど使い込んで見ましたが、良くも悪くもiPadやAndroidタブレットのような使用感と
歴代Windowsのデスクトップ操作を融合したハイブリッドなOSである事を確認できました。

ただ、この恩恵を受けられるのはタッチパネルを搭載したPC、もしくは大きなタッチパッドを
持ったPCに限られます。これらが無いと使い辛いWindows7といった感じです。

逆にいうとデスクトップPCでも、タッチパッドを購入しWindows8にアップデートすれば
タッチパッドを使用する事でタッチパネル搭載のPCと同じようなジェスチャーで
モダンUIのアプリを利用する事ができます。

しかしタッチパネル搭載機やタッチパッドを買う気はないけれど、Windows8を使いたいという人は
キーボードのウィンドウボタンに割り当てられているショートカットキーを使いこなせば
そこそこ快適に使う事は可能です。そのキーアサインを以下にまとめておきます。

 1.Win+Dキー……デスクトップを表示。
 2.Win+Qキー……アプリケーション一覧を表示。
 3.Win+Iキー……電源オフが含まれるメニューを表示。
 4.Win+Xキー……ショートカット管理メニューを表示。※超便利です !!

Windows8はUEFIに対応したPCの場合以下の様な恩恵も授かれる様です。
今回、購入したノートPCですがHDDモデルにも関わらずシャットダウンした状態から
20秒以内に起動するためストレスをあまり感じません。シャットダウンも5秒程度と高速です。
スリープ状態についても1~2日程度なら放置していても電池の減りが数%程度と非常に少ないので
ノートPCでも休止状態やシャットダウンをせずスリープで常用できそうです。

しかしUIが大きく変更されたため、マウスによる操作が統一されておらず洗練されていないと
感じられる部分が所々に見受けられるので、今後のバージョンアップによる改善に期待です。

確かにiPadやAndroidなどのタブレット端末は便利ですが、Windowsの代わりにはなりません。
タブレット用のOffice製品は簡易的なものしかないので、WordやExcelなどをガッツリ使う時などは
やはりWindowsPCが必要不可欠です。既存のWindows専用ソフトを使用したいとなれば尚更です。

今後はモダンUIのアプリが充実し、ノートPCが現状より更に省電力&軽量になって行けば
タブレットはお役御免になると思われます。インテルとマイクロソフトはそうなる事を目指して
いるのでしょうね。そういう意味ではこれからが楽しみなOSだと思います。
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