香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

ウィメンズマラソン

2015-07-16 20:35:08 | 本のこと
本のお話なんです
坂井希久子さんの
『ウィメンズマラソン』



岸峰子。30歳。バツイチ。子持ち。
幸田生命女子陸上競技部所属。
自己ベストは、2012年の名古屋で出した2時間24分12秒。
ロンドンオリンピックは、走ることができなかった。
2年以上のブランクを経て、今、リオを目指す。
このままじゃ、次に進めないから――。
『ヒーローインタビュー』が「さわや書店年間おすすめ本ランキング2013」
文藝部門の1位に輝くなど注目を集めた著者の、スポーツ人間ドラマ第2弾!


仕事の途中、ちょっと覗いた本屋さんの平台にあって
「えっ?」と目が離せなくなり買ってすぐ読んでしまった
登場人物が、実在のマラソン関係者さんの名前を
ちょこっとだけ変えていて、イメージがしやすい
名古屋ウィメンズ、北海道マラソン、
コースを目に浮かべながら読めたのも面白さに拍車をかける
オリンピック出場候補の人たちの話だから
スピードも練習方法も当たり前だけどすごいんだけど
それもなんだか想像できて、じーんとくる
文中のなかの
 足をもつれさせつつも、木関さんは抜かれまいと追いすがってきた。
そうだ、諦めのいい人間ははじめからマラソンなんか走らない。

この言葉、とっても好きだと思いました
昨日の夜中に目が覚めて、眠れなかったのもあるけれど
途中でやめることができず、朝方までかけて一気読み
すぐに、走りに行きたくなっちゃった