香が散る

本を読むのが大好き、少し前からノロノロですが走るのも好き
そんな、代わり映えのしない、でも大切な日々を書き綴っています

婢伝五稜郭

2013-10-27 20:03:21 | 本のこと
佐々木譲さんの
『婢伝五稜郭』


 明治2年(1869)、箱館戦争の最終局面、
 箱館病院分院では傷病兵にすら官軍によって
 凄惨な殺戮が行なわれていた。
 若き看護婦の朝倉志乃はこころを寄せる
 青年医師・井上青雲を惨殺され、「私の戦」を
 決意する。宿敵を衝撃的な方法で殺し、
 ついに追われる身となった志野は医学、射撃、
 馬術、西洋式料理を身に着け戦士になっていく。
 女であり敗者である志野がみた、官製の歴史観を
 ぬりかえるすがすがしく豊かな箱館戦争後日談小説。


榎本武揚がどのような共和国を目指していたのか
明治という時代は、野蛮な惨殺があって作られた時代で
それは、いま見ている八重の桜でも感じること
その中で、目の前で理不尽な状況で愛する人を殺された志野の
苦しい気持ちと、復習の強い意志が、おそろしいくらい
歴史的事実も興味深く
途中でなかなか本を閉じることが出来なかった
佐々木譲さんの小説、やっぱり面白いな

    

今日は一日、風が強かったり、雨が降ったり
日が射したなと思ったら、また雨が降ったり
傘をさしても、飛ばされそうになったりして
散歩にももちろんジョギングにも向かない日でしたが
それでも、走っている人、いましたね~

日曜日なのに、札幌競馬場の工事はお休みではなかったようです

前よりふたまわりほど大きくなったみたい
馬券を買う人たちもたくさん出入りしていたので
JRAさん、もうかってまんなぁ

休日も終わり
今週はちょっと忙しいけど、
元気に笑顔でマイペースで過ごすのだよ