4月6日（月）
ショールーム営業時間は14時～18時です。
店頭不在の場合は入り口の呼び鈴を押してください。
ダッシュして参ります！
＜セロリ葉とジャコのしっとりふりかけ＞
いよいよ春真っ盛り。
新年度、新学期も始まりほぼ1週間。この週明けは「きつーい」と思っている方も多かったのではないでしょうか。
かくいう私も「きつーい」と感じた一人。
春は大好きなのに、体がついていきません。まあ、体質なので仕方ありません。無理のないようごまかしごまかし馴染んでいくようにしています。
私の場合、「めまい」という症状が現れます。
一番最初は30代の頃、桜の時期に急にめまいがはじまり梅雨が明ける頃までグラグラ…。
そして、その後は、毎年桜の時期に具合が悪くなるようになりました。
耳鼻科から脳外科まで、血液検査だCTだと実にたくさん検査を受けさせられましたが、結局どこにも原因は見つからない。
では、精神安定剤を出しましょうと言われて逃げ出しました。（原因が見つからなければ安定剤という流れには驚きです。）
じゃあ、いったいなんだったのか？
後になって中医学を勉強してみたら、なんのことはない。代表的な春のトラブルでした。
特に私の場合、桜が咲き始めて梅雨が終わる頃まで…と、わかりやすいほど「期間限定」のめまいです。
それでも、ふらふら、グラグラしながら踏ん張ってしまったんです。
当たり前のことですが、いくら「その時期に起こりやすい症状だ」とわかっても、それで安心してはいけないということです。
当たり前に元気だったら…そんな症状は出ないんですから。
今思えば、当時はとにかく年がら年中忙しく、休みもまともにとっていない状況。体も悲鳴をあげていたのに、その声に耳を貸そうともせず…
その数年後に突然、背骨にガンができてしまったんですね。
季節によって、出る症状は違います。でも、結局どれも根っこはつながっていて、それらをひとつひとつ感じて、面倒をみてあげることが健康につながるのだなあと思います。
体を甘やかせることと労わることは違うということ。わかっているようでなかなかできないものです。大人は。
春は肝を上手にコントロールすることが健康への第一歩。
肝が働いていないのか、それとも働きすぎなのか、そんなことも確かめながら日々のごはんで未病対策ができるといいですよね。
と、前置きが長くなってしまいましたが～
今日の小さなおかず、セロリの葉っぱが主役のふりかけです。
中医薬膳において、セロリは性味が甘苦／涼 肝肺膀胱に帰経する食材です。効能は平肝、清熱、利湿、治淋。すなわち肝の働きがつっぱしってしまうために起こるめまいや耳鳴り、また高血圧、充血、痙攣、お血、イライラなどの精神安定に効果がある食材という意味です。
これに、温性で脾肝腎心に帰経するジャコ（イワシの子供）を加えます。
＜つくりかた＞
1：セロリの葉は細い茎ごとはずして、天然塩を少し加えた熱湯でさっとゆでる。ざるにとり冷水をかけてギュッとしぼる。1cmほどにざく切りにする。
2：フライパンにごま油を加えて熱し、1を加えて水分を飛ばすように炒る。
3：ジャコを加え混ぜ、*酒だしとしょうゆ、みりんを加えて炒り煮する。
4：白ごまを加え、塩で味を調える。
今回は味のめちゃくちゃ濃い*備後ちゃんのセロリを使ったので、もったいないようですが、一度さっとゆでこぼしています。一般的なスーパーで売られているセロリでしたら、よく洗ってザクザク切って生から炒ります。
*だし酒 前は干ししいたけのだし酒を使っていましたが、最近はいろいろと加えてより深みのある味が好みです。レシピは↓「私のがんが消えた…」の21ページにあります。
*備後ちゃん野菜 九州で無農薬・無化学肥料で栽培した野菜を直送してくれます。とっても美味しいです。元気すぎて味が濃すぎるのが難点？と思うこともあるくらい（笑）
＿＿＿＿おしらせ＿＿＿＿＿
『◆食べて学ぶ・やさしい薬膳講座 VOL.3
次回は4月11日（土）今週末です。
キャンセルが出てしまいましたので、残席ございます。
「春・肝を養生する薬膳」
春の薬膳をお召し上がりいただきながら楽しく学んでいただく2時間です。初めてでも大丈夫です。どうぞお気軽にご参加下さい。お申し込み詳細
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
すっかり春の陽気になってきました。
もう体を温める必要なんてない？
いえいえ、ポカポカごはんは冬だけのものではないんですよ。
家族の体調や季節に応じたポカポカごはんがあるんです。
ポカポカしすぎない食材や、調理法のワンポイントも含め
126品オールカラーでご紹介しています。
RUNE WITCH'S GROTTO
http://www.rune-witch.com
東京都北区神谷3-45-5
03-3901-7230
基本営業時間：月～金 14:00~18:00
ショールーム営業時間は14時～18時です。
店頭不在の場合は入り口の呼び鈴を押してください。
ダッシュして参ります！
＜セロリ葉とジャコのしっとりふりかけ＞
いよいよ春真っ盛り。
新年度、新学期も始まりほぼ1週間。この週明けは「きつーい」と思っている方も多かったのではないでしょうか。
かくいう私も「きつーい」と感じた一人。
春は大好きなのに、体がついていきません。まあ、体質なので仕方ありません。無理のないようごまかしごまかし馴染んでいくようにしています。
私の場合、「めまい」という症状が現れます。
一番最初は30代の頃、桜の時期に急にめまいがはじまり梅雨が明ける頃までグラグラ…。
そして、その後は、毎年桜の時期に具合が悪くなるようになりました。
耳鼻科から脳外科まで、血液検査だCTだと実にたくさん検査を受けさせられましたが、結局どこにも原因は見つからない。
では、精神安定剤を出しましょうと言われて逃げ出しました。（原因が見つからなければ安定剤という流れには驚きです。）
じゃあ、いったいなんだったのか？
後になって中医学を勉強してみたら、なんのことはない。代表的な春のトラブルでした。
特に私の場合、桜が咲き始めて梅雨が終わる頃まで…と、わかりやすいほど「期間限定」のめまいです。
それでも、ふらふら、グラグラしながら踏ん張ってしまったんです。
当たり前のことですが、いくら「その時期に起こりやすい症状だ」とわかっても、それで安心してはいけないということです。
当たり前に元気だったら…そんな症状は出ないんですから。
今思えば、当時はとにかく年がら年中忙しく、休みもまともにとっていない状況。体も悲鳴をあげていたのに、その声に耳を貸そうともせず…
その数年後に突然、背骨にガンができてしまったんですね。
季節によって、出る症状は違います。でも、結局どれも根っこはつながっていて、それらをひとつひとつ感じて、面倒をみてあげることが健康につながるのだなあと思います。
体を甘やかせることと労わることは違うということ。わかっているようでなかなかできないものです。大人は。
春は肝を上手にコントロールすることが健康への第一歩。
肝が働いていないのか、それとも働きすぎなのか、そんなことも確かめながら日々のごはんで未病対策ができるといいですよね。
と、前置きが長くなってしまいましたが～
今日の小さなおかず、セロリの葉っぱが主役のふりかけです。
中医薬膳において、セロリは性味が甘苦／涼 肝肺膀胱に帰経する食材です。効能は平肝、清熱、利湿、治淋。すなわち肝の働きがつっぱしってしまうために起こるめまいや耳鳴り、また高血圧、充血、痙攣、お血、イライラなどの精神安定に効果がある食材という意味です。
これに、温性で脾肝腎心に帰経するジャコ（イワシの子供）を加えます。
＜つくりかた＞
1：セロリの葉は細い茎ごとはずして、天然塩を少し加えた熱湯でさっとゆでる。ざるにとり冷水をかけてギュッとしぼる。1cmほどにざく切りにする。
2：フライパンにごま油を加えて熱し、1を加えて水分を飛ばすように炒る。
3：ジャコを加え混ぜ、*酒だしとしょうゆ、みりんを加えて炒り煮する。
4：白ごまを加え、塩で味を調える。
今回は味のめちゃくちゃ濃い*備後ちゃんのセロリを使ったので、もったいないようですが、一度さっとゆでこぼしています。一般的なスーパーで売られているセロリでしたら、よく洗ってザクザク切って生から炒ります。
*だし酒 前は干ししいたけのだし酒を使っていましたが、最近はいろいろと加えてより深みのある味が好みです。レシピは↓「私のがんが消えた…」の21ページにあります。
*備後ちゃん野菜 九州で無農薬・無化学肥料で栽培した野菜を直送してくれます。とっても美味しいです。元気すぎて味が濃すぎるのが難点？と思うこともあるくらい（笑）
＿＿＿＿おしらせ＿＿＿＿＿
『◆食べて学ぶ・やさしい薬膳講座 VOL.3
次回は4月11日（土）今週末です。
キャンセルが出てしまいましたので、残席ございます。
「春・肝を養生する薬膳」
春の薬膳をお召し上がりいただきながら楽しく学んでいただく2時間です。初めてでも大丈夫です。どうぞお気軽にご参加下さい。お申し込み詳細
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すっかり春の陽気になってきました。
もう体を温める必要なんてない？
いえいえ、ポカポカごはんは冬だけのものではないんですよ。
家族の体調や季節に応じたポカポカごはんがあるんです。
ポカポカしすぎない食材や、調理法のワンポイントも含め
126品オールカラーでご紹介しています。
RUNE WITCH'S GROTTO
http://www.rune-witch.com
東京都北区神谷3-45-5
03-3901-7230
基本営業時間：月～金 14:00~18:00
