皮鍼。
皮膚にさしっぱなしにする鍼のことで、私は10年ほど前から重宝しています。
髪の毛ほどの太さで、長さもほんのちょいっと出ているくらい。ナスの棘どころか、せいぜい冬瓜の棘ほどの小さな小さな鍼です。
ですが、これが驚くほど効果的なのです。
今、私がよく使っているのは長さが0.9mmのものです。
主に肩や手首の疲労と、足の古傷につかっていたのですが、せっかく美容鍼のための経絡を教わったので、頬のたるみをなくしたいなと夜寝る前に施すことにしました。
ついでに、ふと歯の経絡につかってみたいと試してみたところ…
疲れるたびに『いつも』腫れてしまう歯茎が、まったく腫れませんでした。
というのも、ここは親不知が虎視眈々と日の目を見るのを狙っているポイントでございまして…
数日、本当に忙しくて肩も首もパンパン。
親不知いつ爆発する?とドキドキの日々。実際、歯茎も腫れ始めていて、明日は口が開かないだろうなと思っていたところでした。
ところが、たった1本の1mmもない皮鍼で、まったく腫れなかったのです。
今まで何十年も苦しんできたことなのに、それが消えちゃったわけです。
皮鍼1本で。
これ、冷静に考えるとものすごいことだと思います。
現在、私の腫れやすい歯茎は右下。
20歳の時、左側の舌下腺、顎下腺にできた腫瘍切除の手術を受けた時も最初は同じ状態でした。
歯茎がしょっちゅう腫れて、そのうち顎下がふくらんでくる。
取り出した腫瘍はタマゴほどの大きさでした。
皮鍼で滞りやすい「レーン」を改善することができると知っていたのなら、全身麻酔をして手術をすることも必要なかったのかなと。
(なにしろ、全身麻酔をすると寿命は10年縮まると揶揄されています。)
日本の現代医学は蘭学(オランダ)からきた西洋医学です。
政治的なことから、明治時代に漢方(漢=中国から学んで日本で独自の発達をした療法)は排他され、現在では一部回復してはいますが…
中医学の「エビデンス」たるや蘭学の比ではありません。
私たちが健康でいるために、あるいは健康に戻るために、蘭学以外の療法を選ぶ権利がいくつあっても良いと思います。
日本の漢方、中医学、アーユルヴェーダ…世界中に排他されそうな療法があります。
それは機械の測る数値に頼らない療法です。
たとえば、立派な大学病院で検査を受けていたとしましょう。
その時にまさかの停電が起きて検査が中断されてしまった。
担当医はどうするのでしょうか。
私たちは「数値」に惑わされてばかりではないのかと思います。
やれ血圧が高い、コレステロール値が高い、だの不安材料を提供するのが身体検査ですが、これ、どのくらい必要なんでしょう?
体のどこかに不調が起きた時、その部分だけを観て治療しようとするのが現代医学。
その不調の原因がどこから来ていて、そこから治療しようとするのが中医学(あくまで「たとえ」であり、他にも治療法はたくさんあります。)など。
元気だと感じている人が検査で引っかかり、大量の薬を使った挙句亡くなってしまう。
「あんなに元気だったのに…。」と悲しむだけではなく、あんなに元気だった人が薬を使う必要はなかったのじゃないかと疑うことも必要なのだと思います。
長くなってしまいましたが、最近、歯科医に行くと悪いところを治すよりも、長く治療時間がかかるところばかりの説明を受けるので、非常に気分が悪かったんですね。
そんなわけで、ガン・サバイバーと呼ばれる身といたしましての久しぶりに投稿でした。
________________
いよいよガンの三大治療が「意味がないどころか毒?」と
言われ始めました。
私自身は病院ではなく、自分自身で健康に戻ることができたので
もし、仮にまたガンになったとしても病院は頼らないでしょう。
すべての人に効果があるかどうかはわかりません。
でも、私という「小さなひとり」が、自分でガンを克服した食べ方が
少しでもお役に立てば、こんな幸せなことはありません。
調理法のワンポイントも含め126品オールカラーでご紹介しています。
(私の店、ルーンからもお送りできます。)
RUNE WITCH'S GROTTO
http://www.rune-witch.com
東京都北区神谷3-45-5
tel 03-3901-7230