なかなか梅雨明けしない東京です。
とはいえ、お子様をお持ちの家庭では夏休みが始まりました。
子供達は汗っかき。喉が乾くのでたくさんの水分を欲しがります。体力のある子は冷やした麦茶をガブガブ飲んでも問題ありませんが、食が細い子や、胃腸の働きが強くない子はあっという間に具合が悪くなってしまいます。
私は子供時代、かなり体が弱かったものですから、元からない食欲が夏に上がるはずもなく、青白くひょろひょろ(今では想像が難しいと思いますが!)外を歩けば、すーっと倒れる有様でした。
そんな私を心配し、忙しかったはずの父が骨つきの鶏と、ニンニク、塩でスープをよく作ってくれたものです。うちの冷蔵庫には大きなガラス瓶に鶏のスープ。
ぷるぷるっと固まったスープををスープ皿に注ぐと、アッという間にとろけていくのです。美しい黄金色のスープを口に運ぶと、すーっとカラダ中に栄養がしみわたって、元気が戻ってくるようでした。
私が親になってからは、この鶏のスープももちろんですが、魚のあら汁もよく作りました。
鶏より早く味の出る魚のあらは、時間のないときでもすぐにできて栄養もたっぷり。冷蔵庫で2日ほどは美味しくいただけます。
そして、あら汁を具ごと食べられれば良いのですが、面倒くさがって嫌がる子もいます。そんな子でも、しっとりとしたふりかけを作ってあげると、びっくりするほど喜んで食べてくれます。ご飯だけではなく、バタートーストにのせて食べても美味しいです。
また、タイトル画像のように、お豆腐にのせて食べるのもオススメです。
具なしあら汁と、リサイクルふりかけ。
美味しそうなアラが手に入ったら、作ってみてくださいね。
〜今日はマダイで作りました〜
中医薬膳においてタイは性味が甘/微温 帰経は脾胃腎 効能は健脾、益精、通乳、補腎、利水、消腫
今年のように、寒気が停滞しているために長引く梅雨にはオススメの食材です。
<あら汁の作り方>
1:魚のアラは天然塩をたっぷりと振って、ザルなどの上に並べておきます。
2:10分ほどすると余分な水分が出てきますので、お湯をたっぷりと沸かし、アラの上から回しかけます。
3:氷水にざっと入れて、鱗や汚れを落とします。
4:お鍋に魚のアラと薄切りの生姜、完全にかぶるほどの水、日本酒をとぽとぽっ…と加え沸騰直前まで強めの中火にかけます。
5:沸騰しそうになったら火を弱め、醤油で味を調え一煮立ちさせて出来上がりです。
<しっとりふりかけ>
1:あら汁を作った後、骨から身を外します。トングとスプーンがあると簡単です。(冷めるまで待って手で外しても良いのですが、夏の暑い日に手が魚臭くなるとうんざりしちゃうので、私はもっぱらトング&スプーンです)
2:フライパンに1と日本酒(アラ1カップにつき日本酒大さじ1)を加え、水分がほとんどなくなるまで炒ります。この時、ところどころキツネ色になるまで焼けたものが混ざった方が美味しいので、かき混ぜすぎないのがポイント。
3:天然塩、お醤油、ゴマ、青のりを加え味を調えます。このみで味醂を加えて甘くしても。
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いよいよガンの三大治療が「意味がないどころか毒?」と
言われ始めました。
私自身は病院ではなく、自分自身で健康に戻ることができたので
もし、仮にまたガンになったとしても病院は頼らないでしょう。
すべての人に効果があるかどうかはわかりません。
でも、私という「小さなひとり」が、自分でガンを克服した食べ方が
少しでもお役に立てば、こんな幸せなことはありません。
調理法のワンポイントも含め126品オールカラーでご紹介しています。
(私の店、ルーンからもお送りできます。)
RUNE WITCH'S GROTTO
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