猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

いい人ぶらずに生きてみよう

2011-12-31 | 読書
                

  今年最後に、今朝読み終わったのは
  「いい人ぶらずに生きてみよう」千 玄室著(集英社新書)である

  茶道裏千家第15代家元。1923年生まれなのでもう88歳だ
  わかりやすい言葉の数々ではあったが、重みがあった

  各章の見出しを読むだけで心に響きそうだ
  たとえば

     叱られるありがたさ
     善人を目指さない
     人のあるべき姿を四文字に凝縮した「和敬清寂」
     毎朝、鏡の中の自分に話しかける
     小さな前進の積み重ねが、やがては伝統になる
     過多をやめれば、あるものの「生かし方」が見えてくる

     など・・・

  一番感激したのは、平易な言葉だが
  「だが、いきているからにはしっかりと自己を見つめ、自己のなんたるかを認識することから
  出発しなかればならない。勇気をもって周囲を見回してみよう。・・・・」という文章だった

                       

 ことしもみなさんお世話になりました
 来年がいい年となりますようにお祈り申し上げます