久しぶりにゆっくりと土曜日の朝起きて、新聞のスクラップをしていたら、
気になるアートの記事が出ていた
昨日(12月17日)から横浜美術館で「松井 冬子」展を開催するという
興味があったので午後行ってみた
初日ということもあって若い女性が多かったがファンの男性方も多かった
初めて現物を見たがどれも素晴らしかった
狂気の世界や幻想の世界や女性の胎内や裸体がでてきたりするが
絹本に岩絵の具で描かれた精緻なタッチが素晴らしくどの絵にも引きずり込まれていった
特に、上の「世界中の子と友達になれる」と
絹本着色4枚組の「この疾患を治癒させるために破壊する」のスケールの大きさと深さに感激した
午後3時から開催初日のイベントが開催された
ちょうど時間があったので拝見した
館長の女性に続いてご本人松井 冬子氏がごあいさつされた
素敵な和服の美人で、軽く5分程度お話しされた
あれと思ったらどこかで見た紳士が近くにいた
日本画家の千住 博さんだった
そうか同じ芸大出身の日本画家だし岩絵の具といえば千住さんだ
でも一番驚いたのは彼女のプロフィールの中で
22歳のときに観た長谷川 等伯の「松林図屏風」に感銘して日本画に転向したという事実だった
是非一度現物を見に行ってください(2012年3月18日まで)