猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

ユベール・ロベール展

2012-04-01 | アート
             

  強風の中、上野の西洋美術館の「ユベール・ロベール展」を見てきました
  やはり、写真や新聞できくのとは大変な違いでした
  130点もの作品は膨大でしたがとてもよかったです
  会場はほとんどが若い女性でした
  デッサンと油絵でしたが、6つの章に分かれていてとてもわかりやすかったです

              

  1733年貴族の息子に生まれ、11年間イタリアで絵画の勉強をしてきました
  ローマに行った彼は多くの遺跡を見て感激しそれらを多数デッサンしました
  これらが素晴らしく、細密で大胆でした
  ポンペイやヘルクラネウムの遺跡を描き「廃墟のロベール」と呼ばれました
  グランド・ツアーが流行したのはこの18世紀でした

  一方、フランスに戻ってきてからは風景式庭園のデザインも手掛け「国王の庭園デザイナー」とも呼ばれました

                   

  最後に見た、「ヴェルサイユのアポロンの水浴の木立」(1803)は圧巻で、想像力も加えた
  ロベールの絵画を印象づける傑作だと思う
  遠近法、色合い、光の加減、背景の空と雲、人物の描き方
  どれをとってもほかの画家とはちがい、地味ではあるが想像力を膨らませてくれるよい画家だと思った
  上野にはまた別の絵画を見にいかなくてはならない

                   

最新の画像もっと見る

コメントを投稿