猫ずきです

体験したことや感じたことを日記調で書いています。老若男女をとわずにわかるよう書いていますので奮って書き込みしてください。

あれから5年・・・

2010-04-28 | 日記
神戸にいる友達からあの事故のことを3年くらい前にきいたことがある。
過密ダイヤで、乗り換えるための待ち時間が1分とか2分しかなく、みなさんダッシュして乗り換えないと間に合わない。
それくらいのダイヤを組んでいたから、超スピードで運転している電車が怖くて乗れないという話をきいた。


2005年4月25日午前9時19分。
乗客106人、運転士1人が死亡、重軽傷562人。
大惨事になった。
JR福知山線の脱線事故。


新聞によると、肉体的な負傷が癒されない人、
精神的な後遺症が残っている人もたくさんいると書いてある。
また乗客の家族や親族で障害を残した方たちも多数いるという。

その後、JR西日本は体質が変わったのかどうかよくきいていない。
裁判も長期化している。
二度とこういう事故は起こしてほしくないと思う。(黙とう)

こういう文章が書けたら・・・・

2010-04-28 | 日記
屏風絵で有名な長谷川 等伯の画展が都内で開かれていた
結構好きな画家である

雑誌サライに、私の好きな画家の堀 文子さん(写真右)が素晴らしい文章を載せている。


その後、技術の進歩とともに人間は本来の能力を失い、文化は下降、中世の美意識を取り戻せなくなった。
物欲に狂奔する貧相な人間のうごめく今の東京に、
等伯(長谷川)の強靭・華麗な鉄ついが振りおろされたような衝撃の一日であった。



堀さんが画展を見た感想である。
感動して、手帳に記してある。
いつかこんなに、人の心を揺さぶるような文章が書けるよう精進したいと思うこのごろである