オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

菜園ブームと言うけれど・・・

2009-08-16 08:07:35 | Weblog
ハジメさんとハルコさんが、寄ってくれました。
「あ、いたいた、留守やったら黙ってゴーヤもらって帰ろうと思てた・・」
ちょっと紅茶タイムして、野菜もお預かりしていたあぐー豚肉も持って帰ってもらいました。

「これも、どうぞ、朽木の花火で頑張ったご褒美よ~。」
と、まこりん特製タレに漬け込んだチキンもお裾分け。

朽木の花火とっても良かったようです。
感動を来年にもつなげよう!と、またイチから準備にかかる、そう花火を上げるためのお金は、寄付やカンパ、イベントでの売り上げから工面、準備も人の手がかかります。
誠のこもったひとの労苦とお金で夜空に上がる花火、来年も成功させましょう!


ピエリの書店も覗いたのですが、家庭菜園、野菜作りの本が並びます。
タイトルは、失敗しないナンとかづくり、やさしいナンとかづくり。
色鮮やかグラビア写真、イラストで、失敗しないとか、やさしいがタイトルに付くと、つい素人でもできると錯覚されるのでしょうね。
郊外では市民農園、貸し農園が人気ですし、イナカシティーでも野菜づくりを趣味?とする人は多いです。
ホームセンターに、農業資材や農薬、化学肥料が並ぶのも菜園ブーム、本の影響があるからでしょうか・・・

それらの本は、安全安心おいしい野菜を作るためではないし、単なる失敗しないナンとかづくですから、まこりんたちが作っているEMオーガニック野菜や、自給菜園の指導とは、目的、根本が違います。

同じ顔かたちに見える野菜ですけど、紛れもなく安心安全おいしい野菜であるなら、それは生きた土によるもの、極小の生き物である微生物の働き、生物多様性の世界、本で重要視されていない分野です。

よくまこりんは、育土とか、土を育てると言います。
野菜を育てるのではなく土を育てる、つまり土が生きている。
土が育てば野菜ができるってことです。
いわば野菜にとっておいしい土だからおいしい野菜ができる。

先日の体験講座で、EM野菜料理を食べてもらい、お土産に少しEM野菜を持ち帰ってもらったのですが、ナス料理をされて、買ってあったナスと味が違ったと報告をいただきました。
おいしい野菜を食べることから、生ゴミやお米のとぎ汁をEM発酵させて活用するEM菜園につながります。
ボカシがなぜ大切なのか、生ゴミの活用、お米のとぎ汁発酵液がどれだけ活躍するかは、体験講座でマスターできます。
主婦達が自給菜園や共同で農園を作って、安心安全おいしい野菜を確保することがじわじわ浸透していけば・・・・わくわくしますね。
趣味の菜園ではなく、現実の、日々の糧に直結した自給菜園です。

適地適作の農産物や食材は賢く買い支える食材サポートネットワークや、スーパーマーケットともタイアップするなど。
食糧自給率を騒ぐことなく未来の農を憂うことなくの時代は、主婦の活躍がキー。