オーガニック農HOWの日記

食べる側からの農への取り組み。EM自給菜園的生活の日記です。

日米バーベキュー事情??

2009-08-05 16:50:04 | Weblog
夏休みはなぜか、BBQが流行るのですね~。
琵琶湖畔や、安曇川流域、マキノ、朽木は、アウトドアを楽しみにやってくる人達で賑わいます。

イナカシティーのホームセンターにも、アウトドアグッズ、BBQ用品が山積みですよぉ~・・・
格安BBQグリル、輸入の炭、着火材。
テント、折り畳みテーブルに椅子セット、パラソル、ランタン、保冷ボックス、それにアウトドアブランド品のコンロや食器なども。

都会から、これだけの用品一式と食材(スーパーで野菜や肉類、調味料、飲み物一式を調達)持参で、ご苦労さまです。


お節介なようですが、
その道具一式を収納するのもかなり場所を取りますよね。
倉庫ありの家ならいいけど。
そして年に1~2度(5月の連休とお盆休み)しか、アウトドアBBQに行かないとしたら、なんてもったいないと思ってしまいます。

レンタルショップやキャンプサイトに備え付けがあればそれで十分だと思いますが、日本人の所有欲意識でしょうね。アウトドア用品も。

1年に1度しか使わない、しかも高級輸入車のキャディラックやメルセデスより高価な田植え機や稲刈りコンバインを各農家が持っているのと同じかな?

まこりんは、そんな用品要らない暮らしです。
ま、リゾート地に住んでいるような・・・(単なるイナカですけど)

非日常空間のBBQ、炭火で網で焼くのはいいけれど・・・
たいていの日本人のBBQと言えば、
脂身の多い牛肉と、野菜もお決まりの玉ねぎ、ピーマン、トウモロコシ、カボチャ、そのまま焼いて市販の焼肉のタレでいただくスタイル。
そこへ、缶ビールやら、ペットボトルのお茶とか。

胃の中に、脂身こってりの肉、こげ野菜に、冷えた飲み物、
おなかこわさない??
体調大丈夫ですか~? 
帰りも渋滞ですからへっとへとではありませんか?


アメリカ・・・と言ってもカリフォルニアしか知りませんが、
BBQはちょっと違います。

まこりんがカリフォルニアにいたとき、モーターホーム(大型のキャンピングカー)で、あちこち行きましたが、BBQはとても健康的でしたよ。

まず、準備から違う。
カリフォルニアの知人達は、脂身や霜降りの肉は食べませんし、赤身の塊肉を時間かけてローストします。
チキンをおいしいタレに漬け込んだり、スモークにしたり。
野菜は、食べやすいサイズに切って塩やスパイスをふり、オリーブオイルをかけてアルミフォイルに包んだものを焼きます。

直火でこげた野菜って日本独特かも?

野菜もフォイルの中で水分が逃げず、じっくり火が通り甘みが出ます。
ズッキーニやトウモロコシも、こうするとすぐ柔らかくなりおいしいのです。

ワインを飲みながら、語りながらゆっくりと時間を過ごしますし、モーターホームですから、食べて片付けて寝る。
その土地のおいしい食材をマーケットで買ってきて、いろいろ料理もできます。
海に近いところだと、サーモンや牡蠣などもあります。


まこりんとこは、日本海の高浜にも1時間ちょいですから、
また弟からお誘いがあったら、目の前の海から獲れたての岩牡蠣や鮑を焼いて食べれるのですもの。

カリフォルニアの知人も、以前に高浜に来たことがあるのですが、日本でいちばんおいしい牡蠣を食べたと喜んでいました。