窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

電王戦・電王トーナメント

2013-09-08 12:50:03 | Weblog
電王杯といったところでしょうか。

第三回電王戦出場のソフトを決定する大会ですね。<--リンク

同一スペックのハード上で競う、事実上の将棋ソフト世界王者決定戦です。


従来のCSAのコンピュータ選手権はハード、ソフトともに無制限でした。

「どこまでCOM君は強くなれるか。」がおもてモチーフ。

そして「プロ棋士に勝てるか。」というのが隠れモチーフでした。


これは第二回電王戦デスマッチである程度の答えが出てしまいました。

GPS(670)、あれは人を超えています。<--リンク

いや、人ばかりではありません。

通常のCOM君やクラスターでは歯が立ちませんね。<--リンク

事実上の世界最強でしょう。

おかげで今回めでたく神社に奉納され、二度と人界をうろつくことはなさそうです。


さて、今回のハードのレギュレーションの導入。<--リンク

クラスター禁止とはずいぶんと踏み込みました。<--リンク

これでかなり人類に有利になったことは明らかです。

でも人類の楽勝にはならないとは思います。

「いい勝負」というところでしょうか。

そうでなければ見ていてもつまりませんものね。


もうひとつ期待出来そうな事がありますね。

CSAの今の世界選手権では、クラスターがあたりまえ。

ヒール伊藤氏いわく「物量にものをいわせれば強くなる。」という世界です。

まあ、無差別級というのはそういう世界ですね。


電王杯は重量制限しています。

そうすると「物量はもたないが才能はある」という人の参加が期待できそうです。

ウインドウズ7が動く普通のPCでソフトを作ればいいのですから。

公開されているライブラリーは自由に使えますし。


さあ、そうすると、第二、第三の保木さんの登場を期待できそうです。

500万円の投資で将棋ソフト開発を飛躍的に進める事になるやもしれません。

そうしてこの手法の有効性はすでに証明されています。

ということで、さすがのドワンゴさん、この面でもなかなか仕掛けてくれますね。


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