窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

新型インフルエンザ・沖縄は順調に下げています。

2010-02-10 02:43:15 | Weblog
・新型インフルエンザ患者発生の状況です。

・流行の終息状況         
 ・第52週(12月21日~27日)    ・北海道が警報解除
 ・第53週(12月28日~3日)     ・沖縄(3回目ピーク)     
 ・第 1週(1月 4日~10日)                 
 ・第 2週(1月11日~17日)     ・北海道がほぼ終息         
 ・第 3週(1月19日~24日)     ・青森がほぼ終息
                        ・28県が定点10人未満        
 ・第 4週(1月25日~31日)     ・43県が定点10人未満           
                        ・ 7県が定点 4人未満 
 ・第 5週(2月 1日~ 7日)       
 ・第 6週(2月 8日~14日)       ・・・・今週・・・・      

 ・流行終息度      80.0%

 ・感染倍率        0.88倍

 ・定点あたり報告数の順位(トップ10)

           1月17日      1月24日      1月31日

     1      沖縄          沖縄          沖縄
     2      宮崎          宮崎          山梨
     3      静岡          山梨          福井
     4      福井          静岡          静岡
     5      鹿児島         福井          埼玉
     6      愛媛          鹿児島         愛知
     7      高知          熊本          福島
     8      愛知          島根          栃木 
     9      岐阜          愛知          三重
    10      滋賀          福島          鹿児島

 全国推計値    48万人        48万人        35万人         
 全国定点     8.13人        9.03人       6.46人         

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 2048.1万人   
  (第28週以降の合計です。)      

・コメント

 1位  沖縄   18.88人
 2位  山梨   14.05人
 3位  福井   13.41人

 沖縄が継続1位です。

 埼玉、栃木、三重がトップ10入りし、宮崎、熊本、島根が外れました。

 福井、鹿児島、沖縄、静岡、愛知はご常連です。

 ご常連が5割に減少しました。

 埼玉、栃木、三重などの関東、中京圏グループが再浮上です。

 相対的に感染拡大余地のある県がやはり「再浮上」するようですね。


 前回は「上げの風」で今回は「下げの風」ですね。

 47都道府県のうち、下げたのが45県です。

 上げた県は、ほぼ終息圏内に入っている秋田、青森の2県ですが、数値的には
 大きな上げではなく、誤差範囲の変動かと思われます。

 「上げ」たり「下げ」たり、ウイルス君の挙動もこのところの気温変化のように
 アップダウンが激しいですねえ。


・成人及び未成年の患者数の経過報告です。(第3週 週報による。)

 成人の患者数は前週より減少しましたが、未成年は増加しました。


 ・週ごとの発生患者数の年齢別分布にもとづく計算
  (50週以降は累積数値よりの逆算結果になります。)

          51週   52週  53週   1週    2週   3週
成人(%)    27.8  36.0  55.6  59.2  53.3  40.0
未成年(%)   69.1  64.0  44.4  40.8  46.7  60.0

%から患者数に直します。

一週間に発生した患者数(万人)
          51週   52週   53週  1週   2週   3週
成人      29.7  36.0  35.0  34.9  25.6  18.4
未成年    74.0  64.0  28.0  24.1  22.4  27.6

第3週は全体の患者数があまり変化しない中で、成人の患者数が減り、未成年の
患者数が増加しました。

第3週は「上げの風」が吹きましたので、主に未成年者の感染増加を招いたようです。

ただしこの未成年者層の増加は一時的なものと思われます。

第4週は「下げの風」ですので、成人、未成年者ともに患者数が減るでしょう。


・沖縄の状況       
                 2週          3週         4週      
                1月17日      1月24日      1月31日
 定点あたり         49.98人     36.72人     18.88人
 沖縄推計値         2.6万人      2.1万人      1.1万人       
 累積患者数        38.9万人     43.3万人     44.4万人   
 100人に          28.1人       31.3人       32.1人

 累積未成年患者数    26.3万人     29.3万人     30.5万人   
 100人に          77.8人      86.6人      90.2人


 沖縄は34週に最初のピーク、2回目のピークを47週につけた後、感染者は
 減少してきていましたが、53週に54.88人でピーク値更新です。

 沖縄は2週、3週、4週と順調に下げてきています。

 とはいえ、人口の3割が感染し、未成年にいたっては9割が感染しました。

 それに、相変わらずの感染者定点当たりトップを継続中ですし。


 桜がさいたとか、葉桜だとかいっている沖縄は、さて、このあとはどういう動きを
 するのでしょうか?

 なかなか目が離せない沖縄の状況です。


コメント
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