窓際日記・福島原発

窓際という仕事の雑感

新型インフルエンザ・1000億円を生かして欲しいものです。

2010-02-07 02:53:35 | Weblog
・新型インフルエンザ患者発生の状況です。

・流行の終息状況         
 ・第52週(12月21日~27日)    ・北海道が警報解除
 ・第53週(12月28日~3日)     ・沖縄(3回目ピーク)     
 ・第 1週(1月 4日~10日)                 
 ・第 2週(1月11日~17日)     ・北海道がほぼ終息         
 ・第 3週(1月19日~24日)     ・青森がほぼ終息
                        ・28都道府県が定点10人未満        
 ・第 4週(1月25日~31日)     ・43都道府県が定点10人未満           
 ・第 5週(2月 1日~ 7日)     ・・・・・・・今週・・・・・・・       
 ・第 6週(2月 9日~14日)           

 ・流行終息度      80.0%

 ・感染倍率        0.95倍 ー> 0.88倍

 ・定点確定値です。                  
                        定点あたり   定点合計    全国推計
 ・第48週(11月23日~29日)   39.63人    190801人    189万人
 (第48週がピーク)
    ・・・・
 ・第 2週( 1月11日~17日)    8.13人     39053人    48万人
 ・第 3週( 1月18日~24日)    9.03人     43436人    48万人
 ・第 4週( 1月25日~31日)    6.46人     31049人    35万人

 ・患者報告数の予報です。
  ・ 7日                       0.75人               4.0万人
  ・第 5週( 2月 1日~ 7日)     5.67人    27248人    30.1万人

  ・ 8日                       0.73人               3.9万人
  ・第 6週( 2月 8日~14日)     4.67人    22413人    24.8万人

 ・本日終了時点での累積患者数(全国推計値) 2036.8万人   100人中16.0人
  (第28週以降の合計です。)      

 ・累積患者数の予報。
  ・第 5週( 2月 7日)               2036.8万人  100人中16.0人
  ・第 6週( 2月14日)               2061.5万人  100人中16.2人

・入院状況
 ・入院         16946人( 2月 2日現在)     入院率   0.084%
 ・重症化         1561人( 2月 2日現在)    重症化率  0.0077%
 ・死亡(含む疑い例)   188人( 2月 4日現在)     致死率   0.00092%

・予報精度経緯
                      予報      確定値     予報誤差

 ・第 2週( 1月11日~17日)  7.72人    8.13人    -5.8%    
 ・第 3週( 1月18日~24日)  7.29人    9.03人   -19.4%    
 ・第 4週( 1月25日~31日)  7.81人    6.46人   +20.8%    

 今回の定点合計報告数は31049人で、当ブログ予報は37519人でした。

 今回予報誤差は+20.8%になります。

 第34週から今までの平均予報誤差は±18.1%です。

・コメント

 入院患者数は本日累積で17146人になります。(平均予報誤差は±2.5%です。.)

 感染力を持っている、いわゆる「ホット」な患者数は30万人程です。

 感染倍率が少し下がり0.95倍 ー> 0.88倍になりました。


 累積患者数2036.8万人で、全人口の100人に16.0人が感染しました。

 そのうち未成年者は1499万人で、100人に61.6人が感染したことになります。

 成人は536万人で、100人に5.2人が感染したことになります。

 累積患者数の平均予報誤差は±3.2%です。

PS

TV局の狙いにまんまと乗るようで困るのだけれど、それにしても「厚生官僚」というのは
どうしてあんなに「ごうまん」なのか理解に苦しみます。

「季節遅れのワクチン1000億円の買い物は正しい。」そうです。

これではお国にいくらお金があっても、みんな海外ワクチンメーカーに献上ですね。

「国民全ての人にワクチンを準備する。」というのは、全く正しいのですが、
流行が終わってから「準備できました。」では話になりません。

ましてや「保険だからそれでいいのです。」は開き直りというものです。


「流行の予測をしない厚生省」と、「タイミング遅れのワクチン調達」はこの国に
効率的で実効性のある「感染症対策組織」がないことを物語っています。

同じ「1000億円」でも本当に「感染症対策のための研究、開発」に投資したお金なら
生きたものになりますが、タイミング遅れの買い物を「正しかった。」と言ってるようでは
また同じことを繰り返すだけで、それこそ「ドブにすてる」ようなものです。

長妻さん、鳩山さん、なんとかしてくださいよ。


コメント
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