デビューした頃はひとりCSN&Yなんて呼ばれたダン・フォーゲルバーク。
本日は1974年ロス・アンジェルスで制作されたのが彼のセカンド・アルバムSouvenirs(アメリカの想い出)。
彼のマネジメントを引き受けているアーヴィン・エイゾフの人脈からプロデューサーにはジョー・ウォルシュ、更に当時のウエスト・コースト・ミュージック・シーンの著名なミュージシャンを総動員して贅沢に作られた。
ポップで爽やかな印象をもたらすウエスト・コースト・サウンド仕立てのアルバムは全米17位(通算の売り上げはダブル・プラチナ)でシングルのPart Of Planは31位とまずますの成功を収めた。
当時井の中の蛙だったオイラにアメリカへの憧れをふんわりと抱かせる数々のダンの土産話(Souvenir Stories)を綴り合わせた様な1枚だった。
あれから50年ほど経った今でも当時の想い出となる愛聴盤。