CLASSIC ROCKを聴こう! PLUS

1960年から1980年代のロックを紹介していきます。またPLUSと言うことで、ロック以外の話題も!

ベージュ色の熱くさせる奴

2023年10月19日 | BRITISH ROCK

ザ・フーのライブといえばやっぱり1970年のLive At Leeds。

イギリス中部に位置する都市、リーズにあるあのダイヤー・ストレイツのマーク・ノップラーも学んだ名門リーズ大学の講堂でのライブ・アクト。

アリーナ公演のような大きな入れ物ではないので音が拡散せずに迫力満点。当時のライブでの持ち歌だけではなく前年に出したトミー全曲を披露するサービスっぷりで聴き応えがある。

オリジナルはその公演から抜粋された6曲が1枚のLPに収録されたが、2001年に出た2枚組再発CDではそのコンサートの全景が楽しめる。CD1には8曲が新たに追加され、CD2にはロック・オペラ、トミーの全ての演奏が1枚にまとめられていて、トータル2時間にも及ぶ熱演が楽しめる優れもの。

ピートの激しくかき鳴らすギター、

ジョンのブンブン唸るベース、

そしてキースのドコドコドコと手数の多いドラムに乗せて

ロジャーがシャウト。

ようやく秋らしく涼しく感じるようになった今日この頃、熱い演奏も問題なし。

ただ2枚のCD一度に全部聴いちゃうとオーバー・ヒートするかも。