ベタなセレクションではあるが今日はこのアルバムも久々に聴いてみる。
1976年の世界的大ヒットを記録したイーグルス、5枚目のスタジオ・アルバム、Holel California。
このアルバム、サイドー1にシングル・カットされヒットした曲が集中しているので、裏面がちょっと地味に感じて、もっぱらサイドー1ばっかり聴いていた。今まで依枯贔屓していたみたいでゴメンねってことで今回はサイドー2を中心に聴いてみることに。サイドー1と比べてると派手さは無いが、曲自体はしっかり作り込まれている。
独特のリズムをバックにここは誰もが夢見たプロミス・ランドかそれとも… Holel Californiaで幕が開き、しっとりとした曲調の別名楽園とも呼ばれる終末の地、The Last Resortに辿り着き幕が閉じるビーチーボーイズなど存在しないかのような翳りのあるカリフォルニアを描いたトータル・アルバムだと改めて認識。
(繁栄の都、カリフォルニア)
(パーティー・タイムはおしまい)
因みにジョー・ウォルシュがバンドに加わってから初のアルバムとなるが、新参者とは思えないぐらい存在感発揮している。ただそれ以上にドン・フェルダーが大活躍。
後に解雇されたドン・フェルダーが、しばしばソロ・ライブで自信に満ちてHolel Californiaを披露していたのは、グレン・フライやドン・ヘンリーと共作とは言え、この曲作りに関する貢献度はかなり高かったのだろう。
オイラがいなかったらこの名曲は生まれなかったぜ~って何かプライドの様なものを感じさせる。