その1からの続きです。
○ いろは坂
滝尾神社の参拝を済ませ、すっかり満足できたので、いろは坂を登り、移動することにしました。
いつも秋の紅葉シーズンに日光を訪れるため、車の大渋滞にはまって必ず酔っていたいろは坂。
今回一番不安な場所でしたが、まだ紅葉の盛りには早いため、道路は空いていてスイスイ。
全く酔わずに快調に上に辿り着きました。
途中休憩したパノラマレストハウスのところから、明智平ロープウェイが出ていました。
私的には初めてサックリといろは坂を越え、中禅寺湖へ。
いつも、メタメタに酔ってしまい、虫の息で訪れる場所なので、坂を越えてからゆったりすごした記憶は、正直ありません。
でも今回は、とっても快適。車通りは相変わらず少なく、渋滞なんてありえないかのようです。
もう2時過ぎていたため、ランチをとることにしました。
○ 中禅寺金谷ホテル・Yukon
訪れたのは、中禅寺金谷ホテルのユーコン。
以前、中禅寺金谷ホテル内で食事をしたことはありますが、青息吐息であまり覚えていません。
ユーコンは湖沿いの瀟洒なログハウスです。
ここのお勧め、百年カレー(\1600)を食べました。
私はビーフ、マーシャはチキン。
大正時代にホテルで出されていたカレーのレシピを再現したものだとのこと。
時代を感じながらいただきました。
日光イコール徳川家の霊廟というイメージが強かったのが、なんだか軽井沢のような小粋な避暑地に感じられてきました。
○ 中禅寺湖
中禅寺湖は、海抜標高1269m。穏やかな水面を見ていると、ここが高地だということをつい忘れてしまいます。
私は橋好きですが、マーシャは湖好き。
中禅寺湖にはまって、ひんぱんに訪れた時があったそうです。
たしかに湖も素敵ですね。
回数は来ている割に、あまり日光に詳しくない私は、中禅寺湖は周囲を一周できないと知り、とても驚きました。
観光地なのに、そんなに自然が保たれている湖もあるんですね。
さらに、湖畔には中禅寺というお寺もありました。
お寺にちなんだ名前だったなんて、考えたこともありませんでした。
ほかに二荒山神社の中宮もありますが、今回は滝尾神社でもう胸いっぱい。
寺社参拝から自然散策にシフトチェンジします。
○ 湯の湖
上流にある湯の湖に行きました。
きれいな湖で、雰囲気がとても好み。
しばらくぼーっとしていても飽きなさそう。
カモが何羽もいました。みんな仲良く2羽ずつペアになっていて、なごみます。
湖畔に立つと、硫黄のにおいがしました。
名前もそうだし、硫黄臭からも、なんだか温かそう。
木の橋が風景に溶け込んでいてすてきでした。
○ 湯の滝
湯の湖から中禅寺湖へと流れていく湯の滝を、上から見下ろします。
なかなか滝を上から見ることなんてないですね。
滝の高さは70m。飛沫が飛んでいました。
○ 戦場ヶ原
それから戦場ヶ原へと行きました。
先日、長野の川中島を通ったため、「誰と誰が戦った古戦場なの?」と気になりましたが、ここは二荒山と赤城山が戦った場所なんだとか。
武将ではなく山だったとは~。
「なにもない場所だよ」と友人に言われてきましたが、たしかにその通り。
標高1400mの高地なので、珍しい高山植物が生えているのでしょう。
この辺り一帯はラムサール条約登録湿地だそうです。なんだか最近、ラムサール条約場所を割と訪れている気がします。
自然を追った旅をしているからでしょう。
○ プリウス
パーキングに停まるたびに、プリウスの多さが目につきます。
あまりに多いため、まちがえて別の車に乗ろうと寄っていってしまうほど。
日光のEV導入試みが進んでいるということでしょうか。
○ 半月山
それからスカイラインを通って、半月山展望台へ行きました。
観光地からは少し離れた静かな場所ですが、路線バスが時間待ちしていることに驚きました。
時刻表を見ると、1時間に1本だけですが。
そこからは湖が見えなかったため、途中の展望台まで降りてみました。
全貌にちかい雄大な景色が、視界の先に広がりました。
○ イタリア大使館別荘記念公園
中禅寺湖が好きで一時期通い詰めたというマーシャは、日光に詳しく、ガイドブックがなくても、なめらかに案内してくれます。
いいガイドさんと日光に来れました。
イタリア大使館別荘記念公園に寄ってみます。
日光というと、とにかく徳川将軍の霊廟場というイメージが強いため、外国の大使たちの別荘地だということが驚きでした。
実際にはこの辺りは国際別荘地として名高く、イタリア大使の別荘近くには、フランスとベルギーもありました。
広い公園になっており、駐車場から割と歩きます。
贅沢な敷地の広さ。
イタリア人がこんな涼しい気候を好んだということにあまりピンときませんが、北のコモ湖辺りを連想してのことかもしれません。
杉でできた平屋の建物がありましたが、中に入る前にガラガラと窓を閉める音が聞こえたため、「もう閉館なのね」と内部は見学できませんでした。
敷地内の森は公園として、ゆったりと散策できます。
湖の透明度には感激しました。黒い小魚が泳ぐ様子が上からはっきりと見えるほど。
時が止まっているかのような静けさ。
こんなに自然が美しい場所だったなんて。
湖畔にカップルがおり、男性は石を投げ続けて、青春していました。
帰り路、鹿とばったり出会いました。まあかわいい。
クマも出るそうです。まあこわい。
○ ホテル花庵
日が陰るにつれて気温が下がり、身体が冷えてきたので、4時半ごろに宿にチェックインしました。
この日の宿は、湖畔のホテル花庵。
ちゃんとEV・PHV用充電機があり、ホテルの人がプリウスを充電してくれました。
日光通のマーシャは去年も泊まった宿だそう。
ウェルカムドリンクには、この宿オリジナルのティーが出ました。
小さいながらも、22室のみの部屋の中はゆったりとして過ごしやすく、全体的に女性好みのかわいらしい宿でした。
部屋は最上階(といっても4階)の端。窓から湖畔と二荒山中宮の赤鳥居が見え、落ち着けます。
一旦中に入ったら、居心地の良さと温かさにすっかり外に出る気が無くなり、室内でのんびり過ごすことに。
ゆっくりお茶を楽しんでから、お風呂に行きました。
ここは中禅寺温泉も出て、源泉かけ流しの露天風呂がとても気持ちよく、檜風呂にしばらくゆっくりつかりました。
それから食事に向かいます。
これまた女性が歓声を上げそうな、かわいらしく上品なコース料理が続き、目も口も堪能しました。
中禅寺湖の鱒、地元の自然野菜と名産のゆば、霧降高原牛など。
うーん、幸せ~(*^o^*)
食後ものんびりと過ごし、ゆったりとした一日が暮れていきました。
2日目に続きます。
○ いろは坂
○ 中禅寺金谷ホテル・Yukon
○ 中禅寺湖
○ 湯の湖
○ 湯の滝
○ 戦場ヶ原
○ プリウス
○ 半月山
○ イタリア大使館別荘記念公園
○ ホテル花庵
○ 中禅寺金谷ホテル・Yukon
○ 中禅寺湖
○ 湯の湖
○ 湯の滝
○ 戦場ヶ原
○ プリウス
○ 半月山
○ イタリア大使館別荘記念公園
○ ホテル花庵
○ いろは坂
滝尾神社の参拝を済ませ、すっかり満足できたので、いろは坂を登り、移動することにしました。
いつも秋の紅葉シーズンに日光を訪れるため、車の大渋滞にはまって必ず酔っていたいろは坂。
今回一番不安な場所でしたが、まだ紅葉の盛りには早いため、道路は空いていてスイスイ。
全く酔わずに快調に上に辿り着きました。
途中休憩したパノラマレストハウスのところから、明智平ロープウェイが出ていました。
私的には初めてサックリといろは坂を越え、中禅寺湖へ。
いつも、メタメタに酔ってしまい、虫の息で訪れる場所なので、坂を越えてからゆったりすごした記憶は、正直ありません。
でも今回は、とっても快適。車通りは相変わらず少なく、渋滞なんてありえないかのようです。
もう2時過ぎていたため、ランチをとることにしました。
○ 中禅寺金谷ホテル・Yukon
訪れたのは、中禅寺金谷ホテルのユーコン。
以前、中禅寺金谷ホテル内で食事をしたことはありますが、青息吐息であまり覚えていません。
ユーコンは湖沿いの瀟洒なログハウスです。
ここのお勧め、百年カレー(\1600)を食べました。
私はビーフ、マーシャはチキン。
大正時代にホテルで出されていたカレーのレシピを再現したものだとのこと。
時代を感じながらいただきました。
日光イコール徳川家の霊廟というイメージが強かったのが、なんだか軽井沢のような小粋な避暑地に感じられてきました。
○ 中禅寺湖
中禅寺湖は、海抜標高1269m。穏やかな水面を見ていると、ここが高地だということをつい忘れてしまいます。
私は橋好きですが、マーシャは湖好き。
中禅寺湖にはまって、ひんぱんに訪れた時があったそうです。
たしかに湖も素敵ですね。
回数は来ている割に、あまり日光に詳しくない私は、中禅寺湖は周囲を一周できないと知り、とても驚きました。
観光地なのに、そんなに自然が保たれている湖もあるんですね。
さらに、湖畔には中禅寺というお寺もありました。
お寺にちなんだ名前だったなんて、考えたこともありませんでした。
ほかに二荒山神社の中宮もありますが、今回は滝尾神社でもう胸いっぱい。
寺社参拝から自然散策にシフトチェンジします。
○ 湯の湖
上流にある湯の湖に行きました。
きれいな湖で、雰囲気がとても好み。
しばらくぼーっとしていても飽きなさそう。
カモが何羽もいました。みんな仲良く2羽ずつペアになっていて、なごみます。
湖畔に立つと、硫黄のにおいがしました。
名前もそうだし、硫黄臭からも、なんだか温かそう。
木の橋が風景に溶け込んでいてすてきでした。
○ 湯の滝
湯の湖から中禅寺湖へと流れていく湯の滝を、上から見下ろします。
なかなか滝を上から見ることなんてないですね。
滝の高さは70m。飛沫が飛んでいました。
○ 戦場ヶ原
それから戦場ヶ原へと行きました。
先日、長野の川中島を通ったため、「誰と誰が戦った古戦場なの?」と気になりましたが、ここは二荒山と赤城山が戦った場所なんだとか。
武将ではなく山だったとは~。
「なにもない場所だよ」と友人に言われてきましたが、たしかにその通り。
標高1400mの高地なので、珍しい高山植物が生えているのでしょう。
この辺り一帯はラムサール条約登録湿地だそうです。なんだか最近、ラムサール条約場所を割と訪れている気がします。
自然を追った旅をしているからでしょう。
○ プリウス
パーキングに停まるたびに、プリウスの多さが目につきます。
あまりに多いため、まちがえて別の車に乗ろうと寄っていってしまうほど。
日光のEV導入試みが進んでいるということでしょうか。
○ 半月山
それからスカイラインを通って、半月山展望台へ行きました。
観光地からは少し離れた静かな場所ですが、路線バスが時間待ちしていることに驚きました。
時刻表を見ると、1時間に1本だけですが。
そこからは湖が見えなかったため、途中の展望台まで降りてみました。
全貌にちかい雄大な景色が、視界の先に広がりました。
○ イタリア大使館別荘記念公園
中禅寺湖が好きで一時期通い詰めたというマーシャは、日光に詳しく、ガイドブックがなくても、なめらかに案内してくれます。
いいガイドさんと日光に来れました。
イタリア大使館別荘記念公園に寄ってみます。
日光というと、とにかく徳川将軍の霊廟場というイメージが強いため、外国の大使たちの別荘地だということが驚きでした。
実際にはこの辺りは国際別荘地として名高く、イタリア大使の別荘近くには、フランスとベルギーもありました。
広い公園になっており、駐車場から割と歩きます。
贅沢な敷地の広さ。
イタリア人がこんな涼しい気候を好んだということにあまりピンときませんが、北のコモ湖辺りを連想してのことかもしれません。
杉でできた平屋の建物がありましたが、中に入る前にガラガラと窓を閉める音が聞こえたため、「もう閉館なのね」と内部は見学できませんでした。
敷地内の森は公園として、ゆったりと散策できます。
湖の透明度には感激しました。黒い小魚が泳ぐ様子が上からはっきりと見えるほど。
時が止まっているかのような静けさ。
こんなに自然が美しい場所だったなんて。
湖畔にカップルがおり、男性は石を投げ続けて、青春していました。
帰り路、鹿とばったり出会いました。まあかわいい。
クマも出るそうです。まあこわい。
○ ホテル花庵
日が陰るにつれて気温が下がり、身体が冷えてきたので、4時半ごろに宿にチェックインしました。
この日の宿は、湖畔のホテル花庵。
ちゃんとEV・PHV用充電機があり、ホテルの人がプリウスを充電してくれました。
日光通のマーシャは去年も泊まった宿だそう。
ウェルカムドリンクには、この宿オリジナルのティーが出ました。
小さいながらも、22室のみの部屋の中はゆったりとして過ごしやすく、全体的に女性好みのかわいらしい宿でした。
部屋は最上階(といっても4階)の端。窓から湖畔と二荒山中宮の赤鳥居が見え、落ち着けます。
一旦中に入ったら、居心地の良さと温かさにすっかり外に出る気が無くなり、室内でのんびり過ごすことに。
ゆっくりお茶を楽しんでから、お風呂に行きました。
ここは中禅寺温泉も出て、源泉かけ流しの露天風呂がとても気持ちよく、檜風呂にしばらくゆっくりつかりました。
それから食事に向かいます。
これまた女性が歓声を上げそうな、かわいらしく上品なコース料理が続き、目も口も堪能しました。
中禅寺湖の鱒、地元の自然野菜と名産のゆば、霧降高原牛など。
うーん、幸せ~(*^o^*)
食後ものんびりと過ごし、ゆったりとした一日が暮れていきました。
2日目に続きます。