風に吹かれて旅ごころ

はんなり旅を楽しむはずが、気づけばいつも珍道中。

平原の国ポーランドへ 5-(2) ソポト

2018-10-22 | travel
その1からの続きです。 

● ソポトビーチへ

グダンスク旧市街の散策を終えて、ふたたび電車でソポトに戻ります。
ホテルの部屋で一息ついてから、この日も桟橋へ向かいました。


聖ゲオルギウス聖堂


浜辺に続くプロムナードの出店に、女性たちが群がっていました。
何を売っているんだろうとのぞいてみると、魚のマリネ。
瓶ビールもあったので、海辺で魚介類をつまみながら、一杯楽しむようです。



青空に映えて美しい教会。後ろは灯台です。
ソポトは小さい町なので、毎日同じ道を通って海へと向かっていました。



● 豪奢なホテル

シェラトン御殿。



くるりと後ろを振り返ると、シェラトンの正面に、桟橋があります。
ヨーロッパ最古の木製の桟橋だそう。



すぐそばに、ソフィテルグランドホテルも。
マレーネ・ディートリッヒやグレタ・ガルボも宿泊した、由緒あるホテルだそう。
ヨーロッパ社交界ですね~。



ここにやってきて、ポーランドの印象がずいぶん変わりました。
海のイメージはまったくなかったですし、こんなリゾートビーチがあるとも思っていませんでした。

● 浜辺のカラス

桟橋の先の遊歩道を歩きます。
人の足型のほかに、鳥の足跡もペタペタ、そこらじゅうについています。



これはカラス。こちらのカラスは真っ黒ではありません。
浜辺をピョンピョン跳ねています。小ぶりで可愛いです。



最初見た時、カササギかなと思いました。まさかカラスとはね~。
作家のカフカの名前は、チェコ語でカラスという意味。
そう聞いて、あの黒いカラスを思い浮かべていましたが、現地の人が思うカラスは違う鳥なんですね。



● 海際にて

この日は雨が降っていません。
サラサラの砂浜を踏みしめながら、波打ち際まで行きました。



横から見る、長い桟橋。
下をくぐると、反対側に行けます。



● 普通の桟橋

それとは別に、普通の桟橋もありました。
先まで行くと、結構高い波がやってくるのでちょっとびっくり。



人がやってきては、かわるがわる桟橋に立ちます。
おりしも夕方に差し掛かった頃。みんなたそがれはじめています。



桟橋の先に立つ少女、桟橋の途中に座る少女。
それぞれ黙って、違う方向に海を眺めていました。

● 大きな桟橋



ふたたび長い桟橋の下をくぐりました。
下はこんな感じ。がっしりとした土台です。



● カモメたち

くぐった側には、カモメがたくさんいました。



陽が斜めに傾き、影が長く伸びています。



● 白鳥たち

人と鳥とのいい共生関係。
白鳥たちもいました。



あれ、白鳥って海にいるものでしたっけ?
沼や湖に棲みつくんじゃないの?波乗りするの?



完全にくつろいでいるので、まあいっか。(適当)



● 一匹狼スワン

餌をもらって嬉しそうな群れから離れて、一羽でいる白鳥がいました。
なんだか気になって、近寄ります。



慣れているのか、近づいても、特に気にする様子はありません。
一羽と一人、しばらくバルト海を眺めて、一緒にたそがれていました。



波の音と、砂を踏む音、水鳥の鳴き声に、異国の言葉。
それしか聞こえてきません。
夢を見ているようなひと時でした。



● 夕刻の鐘

6時の鐘が浜辺に鳴り響きました。
風が冷たくなってきたので、鳥たちと別れてホテルに戻ることにします。



ちょっと道をそれると、また新しい教会が見つかります。



● 部屋の場所

大聖堂側から見たホテル。
私たちの宿泊している部屋は、入り口のすぐ上の、2つ四角窓があるところです。
下がロビーなら、飛んでも撥ねても大丈夫ね。



部屋には、学会を終えたリョコちゃんも戻ってきていました。

その3に続きます。



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