7日目からの続きです。
● 最後の朝餐
8日目。快適に朝起床。
こちらに来てから、夜の間に雨が降ったりしていますが、たいてい朝はいい天気です。

5日間いただいたこのホテルのおいしい朝食も、これが最後。
味わっていただきます。

ゆったり落ち着けた、とてもいいホテル。忘れられない場所になりました。
クラシカルで、アガサ・クリスティの物語に出てくる古めかしい邸宅のようで。
殺人事件がなくてよかった~。
知らないところで起こっていたのかもしれないけど!
● ズボラに戻る
ファッションデザイナー、イゾルダのデザインする衣装はモノクロ基調。
会うと、いつもプロの目線からの厳しいファッションチェックが入ります。
前にトータルコーディネイトしてもらい、真っ黒な自分になったことがあるほど。
今回の旅は、彼女と会うことを意識して、黒ベースの服装にしました。
でも、会えないとわかると、またたく間に素の自分に戻ってしまいます。
メイクも私にしてはそれなりにしていましたが、この日は完全にノーメイク。
あー、さっぱり。
● 友とのお別れ
ダニエルとマルヴィナが、駅にお見送りに来てくれると言ってくれました
ダニエルは「ワルシャワまで一緒に付いて行く」とも言ってくれましたが、さすがに申し訳なさすぎます。
昨日もつきあってもらったし、2人とも朝にはすこぶる弱く(ゲーマー)、昨日も昼の待ち合わせだったのに眠そうでした。
わざわざ来てもらうのは申し訳ないので、ありがたくお断りしました。

1時間後にタクシーでグダンスク空港に向かい、飛行機で帰るリョコちゃんとは、ここでお別れ。
彼女に駅までお見送りしてもらいました。
ソポト滞在中、本当にお世話になりました。
インターシティ特急のチケットは、まったく判読不能。
どこに座席情報が書かれているのかさえ、わかりません。
レセプションのお兄さんに聞いて、ワゴン5の12番の窓際だと教えてもらいました。

「ここに書いてあるよ」とマーカーを引いてもらいました
リョコちゃんとは、5日間一緒にいました。
話すことが山のようにあり、いろいろなことをずーっとしゃべっていました。
聡明な彼女から、私の知らないことをたくさん教えてもらえます。
仕事の上でも、為になるところがとても多い人です。
いつか、いつか恩返ししますね・・・!
● さよならソポト
発車20分前にホテルを出ましたが、駅前なので、15分前にはホームに着いていました。
話をしているうちに時間になり、ワルシャワ行きの高速列車がやってきました。
リョコちゃんもポーランドは初めてですが、スウェーデンとドイツに慣れているので、感覚的にわかるみたい。
「ワゴン5はあそこよ」
車両までてきぱきと案内してくれたおかげで、迷わず着席できました。
彼女とのお別れは悲しい時間でしたが、おいしい朝食を食べたばかりなので、おなかは満ち足りていて、お互い笑顔です。
彼女が人生をがんばっている限り、また何かにつけて会える機会はあるでしょう。
それについていける自分でいないとね。

グダンスク駅近くのゴツイ工場。造船所でしょうか。
キリンさんたちが、円陣を組んで「ファイトー!」と気合いを入れているようです。
● ポーランドの新幹線
特急の名前は、エクスプレス・インターシティ・プレミアム。

こちらの人が「ポーランドの新幹線」と自慢する通り、きれいで近代的な電車。
でも、日本人からすると、速度は特急くらいでしょうか。
快適ですが、座席が逆方向で、戻せません。乗客全員、ずっと後ろ向きです。
また、座席トレイを手前に引けないので、浅く腰掛けないと身体から少し遠いです。
トイレは新幹線並みにクリーンでした。外国なのに、これはすごいことです。

一番いいなと思ったのは、車内でドリンクがサーブされること。
カラカラと大きなポットの載ったワゴンを引いて、赤いエプロン姿のお兄さんがやってきました。

コーヒー、紅茶、緑茶、ミネラルウォーター。
フリーなのがうれしいです。
日本の新幹線もドリンクサービスしてくれればいいのに。
● 台風が心配
目下、日本にまれにみるほど大型の台風24号が接近中。
帰国日に東京を直撃するらしく、とても心配です。
帰国した足で、サオリと予定通りに会えるかしら。
行きも、リムジンバスが大幅に遅れるほどのひどい雨でした。
日頃の行いがこんな時に如実に出るものだなあと凹みます。
思えば、ポーランドに来て初めて、完全に友と離れて単独行動になりました。
そういえば私、ポーランドが全くわからないまま。大丈夫かな?
ただ、帰りの便のことばかりが心配で、ワルシャワでのことは全く気になりません。
まあ何とかなるだろうと思っています。
● ずっと平地
ソポトを発車した時には席はガラガラでしたが、グダンスクに着くと、大勢人が乗ってきました。
観光客が多いようで、英語が飛び交います。
近くににぎやかでパワフルなおばさまご一行が座りました。
それにしても、ここでもアジア人を見かけません。
そんなにいないからか、いつもなんとなくさらっと視線が置かれるのを感じます。

スロバキアとの国境には山があるそうですが、中央部はずっと平地。
のどかな景色を眺めながら、逆向きの座席のまま、ポーランド版新幹線は走っていきます。

速いといっても、ワルシャワまでは400キロくらいで、所要時間は3時間10分。
それなりに乗っていくことになりますね。
東京から新幹線で3時間ちょっと乗ったら、600キロ先の秋田まで行けます。

家の向こうに湖が見えました
検札の人が来て、切符を見せました。
海外で長距離電車に乗ると、やってくる人は国境越えのパスポートチェックのように思えますが、今回は残念ながら、陸路で国境越えはしません。
● ワルシャワ・セントラル
その後も途中駅で人はちらほら乗ってきて、車内はほぼ満席になりました。
そのほとんどの人が、終点のワルシャワ中央駅まで乗って行きました。

ワルシャワ到着。激混みのホームに、東京駅の混雑を思い出します。
駅が大きくて、どこから出ればいいのかわかりません。

大きい駅の人込みの中で、まごまごします。

さすがは首都、地元の人と観光客が入り混じって、騒がしい構内です。

ワルシャワ中央駅
● 古さと新しさ
駅の外に出ると、古めかしい共産主義風の文化科学宮殿がデーンとそびえ立っていました。
すごい迫力!名前もすごい!

すぐそばに、最新式の斬新な形のビルが建っています。
対比がシュール!
これを見て、みんなびっくりしないのかなと、こっそり周りを見回してみます。
でも、私のように目を白黒させている人は誰もいませんでした。

モスクワ大学を連想させる、圧倒的な存在感。
スターリン様式の中でも特に「スターリン・ゴシック」と呼ばれる様式の重厚な高層建築です。
古さと新しさが一緒に並んでいる様子は、差がありすぎて、本当にシュール。

この屋根なんだろう?なみなみしていて、おもしろーい。
モダンアーキテクチャ!
● 瓶詰めエレベーター
キョロキョロしながら歩いていたら、いつの間にかメトロの駅に入り込んでしまいました。
スーツケースを引いているので、エレベーターで上がることにします。
エレベーターは世界共通だと思っていたら、これが初めて体験でした。
かごが下に降りてくるまでは、引き戸のドアは開きません。
じっと待ちます。

ガラスに反射したビクトリノックス
かごが下りてきました。ガラスなのでよく見えます。
床板の薄さにびっくり。え、これ大丈夫なの? グラつかない?
普通、こんなものでしょうか?

工事現場のようなかごに動揺しながら、おっかなびっくり乗り込みます。
ドアは自動開閉ではないため、自分で開けて中に入り、「閉」ボタンを押すと、すごい音量のブザーが鳴り響きました。
うろたえている背後で、ググーッとドアが閉まります。
次に動くだろうと思いましたが、全く動く気配がありません。

英語の説明がありました。完全ロックをしてから1分そのままの状態が続くようです。
こういう時の1分って、長いわ~!
気が長い人でないと、イライラしそう。
ガラス戸なので、私がエレベーターに乗っている状態が、外から丸見え。
私が乗っているのを見て、続けて乗り込もうと、走ってやってた人が開ボタンを押しましたが、ロック状態で動きません。
ガラスを挟んで、お互い、黙って見つめ合うしかありませんでした。
その人は、あきらめて階段へ。
その方がずっと早く上がれるでしょう。
密閉状態で、見世物の瓶入り人間になった気分。
ガラスでなければ恥ずかしくないのにと思いますが、それはそれで完全密閉の恐怖感を味わいそうです。

うわっ、上がった
ポーランドのエレベーターは、閉じてから1分間動かないんだ~。
まあ、そういうお国なら仕方がないかな。
と納得しかけましたが、あれ、でもウッチやソポトのホテルでは、エレベーターはすぐに動いていました。
ここが特殊なのね!
● さっそく迷子

ようやく地表へ。瓶詰め状態から解放されて、ああよかった。
メトロの入り口がMの形をしています。パリみたい。
地表に出て、まずは宿に向かいましたが、たどり着いた場所にホテルはありませんでした。
駅前なのに、さっそく場所を間違えてしまったようです。

twitterの鳥みたい
地図を確認して、文化科学宮殿の逆側にあると判明。
(まあ急ぐ旅でもないし、のんびり行けばいいや)と思っていきます。
● 雨に降られる
ところが、快晴だった空から、突然ポツポツ雨が降り出しました。
雨雲に覆われ、突如怪しい空模様に。
まさか降るとは思っていないので、傘はキャリーケースの中。
道の途中でキャリーを開けて、荷物をかき分けて取り出すのは面倒なので、濡れながらトボトボと歩いていきます。

自分も持ち物も濡れて、もの悲しくなりました。
ようやくホテルに到着してチェックイン。
道を間違えて、30分くらいロスしてしまいました。

ホテルで一息入れているうちに雨がやんで、また青空が戻ってきました。
新しいビル群だけ見ると、もうどこのメトロポリスかわかりません。
キャリーを引いて歩きだすたびに雨が降ってくる、今回の旅。
ああ、やはり日頃の行いがいけないのね・・・。
その2に続きます。
● 最後の朝餐
8日目。快適に朝起床。
こちらに来てから、夜の間に雨が降ったりしていますが、たいてい朝はいい天気です。

5日間いただいたこのホテルのおいしい朝食も、これが最後。
味わっていただきます。

ゆったり落ち着けた、とてもいいホテル。忘れられない場所になりました。
クラシカルで、アガサ・クリスティの物語に出てくる古めかしい邸宅のようで。
殺人事件がなくてよかった~。
知らないところで起こっていたのかもしれないけど!
● ズボラに戻る
ファッションデザイナー、イゾルダのデザインする衣装はモノクロ基調。
会うと、いつもプロの目線からの厳しいファッションチェックが入ります。
前にトータルコーディネイトしてもらい、真っ黒な自分になったことがあるほど。
今回の旅は、彼女と会うことを意識して、黒ベースの服装にしました。
でも、会えないとわかると、またたく間に素の自分に戻ってしまいます。
メイクも私にしてはそれなりにしていましたが、この日は完全にノーメイク。
あー、さっぱり。
● 友とのお別れ
ダニエルとマルヴィナが、駅にお見送りに来てくれると言ってくれました
ダニエルは「ワルシャワまで一緒に付いて行く」とも言ってくれましたが、さすがに申し訳なさすぎます。
昨日もつきあってもらったし、2人とも朝にはすこぶる弱く(ゲーマー)、昨日も昼の待ち合わせだったのに眠そうでした。
わざわざ来てもらうのは申し訳ないので、ありがたくお断りしました。

1時間後にタクシーでグダンスク空港に向かい、飛行機で帰るリョコちゃんとは、ここでお別れ。
彼女に駅までお見送りしてもらいました。
ソポト滞在中、本当にお世話になりました。
インターシティ特急のチケットは、まったく判読不能。
どこに座席情報が書かれているのかさえ、わかりません。
レセプションのお兄さんに聞いて、ワゴン5の12番の窓際だと教えてもらいました。

「ここに書いてあるよ」とマーカーを引いてもらいました
リョコちゃんとは、5日間一緒にいました。
話すことが山のようにあり、いろいろなことをずーっとしゃべっていました。
聡明な彼女から、私の知らないことをたくさん教えてもらえます。
仕事の上でも、為になるところがとても多い人です。
いつか、いつか恩返ししますね・・・!
● さよならソポト
発車20分前にホテルを出ましたが、駅前なので、15分前にはホームに着いていました。
話をしているうちに時間になり、ワルシャワ行きの高速列車がやってきました。
リョコちゃんもポーランドは初めてですが、スウェーデンとドイツに慣れているので、感覚的にわかるみたい。
「ワゴン5はあそこよ」
車両までてきぱきと案内してくれたおかげで、迷わず着席できました。
彼女とのお別れは悲しい時間でしたが、おいしい朝食を食べたばかりなので、おなかは満ち足りていて、お互い笑顔です。
彼女が人生をがんばっている限り、また何かにつけて会える機会はあるでしょう。
それについていける自分でいないとね。

グダンスク駅近くのゴツイ工場。造船所でしょうか。
キリンさんたちが、円陣を組んで「ファイトー!」と気合いを入れているようです。
● ポーランドの新幹線
特急の名前は、エクスプレス・インターシティ・プレミアム。

こちらの人が「ポーランドの新幹線」と自慢する通り、きれいで近代的な電車。
でも、日本人からすると、速度は特急くらいでしょうか。
快適ですが、座席が逆方向で、戻せません。乗客全員、ずっと後ろ向きです。
また、座席トレイを手前に引けないので、浅く腰掛けないと身体から少し遠いです。
トイレは新幹線並みにクリーンでした。外国なのに、これはすごいことです。

一番いいなと思ったのは、車内でドリンクがサーブされること。
カラカラと大きなポットの載ったワゴンを引いて、赤いエプロン姿のお兄さんがやってきました。

コーヒー、紅茶、緑茶、ミネラルウォーター。
フリーなのがうれしいです。
日本の新幹線もドリンクサービスしてくれればいいのに。
● 台風が心配
目下、日本にまれにみるほど大型の台風24号が接近中。
帰国日に東京を直撃するらしく、とても心配です。
帰国した足で、サオリと予定通りに会えるかしら。
行きも、リムジンバスが大幅に遅れるほどのひどい雨でした。
日頃の行いがこんな時に如実に出るものだなあと凹みます。
思えば、ポーランドに来て初めて、完全に友と離れて単独行動になりました。
そういえば私、ポーランドが全くわからないまま。大丈夫かな?
ただ、帰りの便のことばかりが心配で、ワルシャワでのことは全く気になりません。
まあ何とかなるだろうと思っています。
● ずっと平地
ソポトを発車した時には席はガラガラでしたが、グダンスクに着くと、大勢人が乗ってきました。
観光客が多いようで、英語が飛び交います。
近くににぎやかでパワフルなおばさまご一行が座りました。
それにしても、ここでもアジア人を見かけません。
そんなにいないからか、いつもなんとなくさらっと視線が置かれるのを感じます。

スロバキアとの国境には山があるそうですが、中央部はずっと平地。
のどかな景色を眺めながら、逆向きの座席のまま、ポーランド版新幹線は走っていきます。

速いといっても、ワルシャワまでは400キロくらいで、所要時間は3時間10分。
それなりに乗っていくことになりますね。
東京から新幹線で3時間ちょっと乗ったら、600キロ先の秋田まで行けます。

家の向こうに湖が見えました
検札の人が来て、切符を見せました。
海外で長距離電車に乗ると、やってくる人は国境越えのパスポートチェックのように思えますが、今回は残念ながら、陸路で国境越えはしません。
● ワルシャワ・セントラル
その後も途中駅で人はちらほら乗ってきて、車内はほぼ満席になりました。
そのほとんどの人が、終点のワルシャワ中央駅まで乗って行きました。

ワルシャワ到着。激混みのホームに、東京駅の混雑を思い出します。
駅が大きくて、どこから出ればいいのかわかりません。

大きい駅の人込みの中で、まごまごします。

さすがは首都、地元の人と観光客が入り混じって、騒がしい構内です。

ワルシャワ中央駅
● 古さと新しさ
駅の外に出ると、古めかしい共産主義風の文化科学宮殿がデーンとそびえ立っていました。
すごい迫力!名前もすごい!

すぐそばに、最新式の斬新な形のビルが建っています。
対比がシュール!
これを見て、みんなびっくりしないのかなと、こっそり周りを見回してみます。
でも、私のように目を白黒させている人は誰もいませんでした。

モスクワ大学を連想させる、圧倒的な存在感。
スターリン様式の中でも特に「スターリン・ゴシック」と呼ばれる様式の重厚な高層建築です。
古さと新しさが一緒に並んでいる様子は、差がありすぎて、本当にシュール。

この屋根なんだろう?なみなみしていて、おもしろーい。
モダンアーキテクチャ!
● 瓶詰めエレベーター
キョロキョロしながら歩いていたら、いつの間にかメトロの駅に入り込んでしまいました。
スーツケースを引いているので、エレベーターで上がることにします。
エレベーターは世界共通だと思っていたら、これが初めて体験でした。
かごが下に降りてくるまでは、引き戸のドアは開きません。
じっと待ちます。

ガラスに反射したビクトリノックス
かごが下りてきました。ガラスなのでよく見えます。
床板の薄さにびっくり。え、これ大丈夫なの? グラつかない?
普通、こんなものでしょうか?

工事現場のようなかごに動揺しながら、おっかなびっくり乗り込みます。
ドアは自動開閉ではないため、自分で開けて中に入り、「閉」ボタンを押すと、すごい音量のブザーが鳴り響きました。
うろたえている背後で、ググーッとドアが閉まります。
次に動くだろうと思いましたが、全く動く気配がありません。

英語の説明がありました。完全ロックをしてから1分そのままの状態が続くようです。
こういう時の1分って、長いわ~!
気が長い人でないと、イライラしそう。
ガラス戸なので、私がエレベーターに乗っている状態が、外から丸見え。
私が乗っているのを見て、続けて乗り込もうと、走ってやってた人が開ボタンを押しましたが、ロック状態で動きません。
ガラスを挟んで、お互い、黙って見つめ合うしかありませんでした。
その人は、あきらめて階段へ。
その方がずっと早く上がれるでしょう。
密閉状態で、見世物の瓶入り人間になった気分。
ガラスでなければ恥ずかしくないのにと思いますが、それはそれで完全密閉の恐怖感を味わいそうです。

うわっ、上がった
ポーランドのエレベーターは、閉じてから1分間動かないんだ~。
まあ、そういうお国なら仕方がないかな。
と納得しかけましたが、あれ、でもウッチやソポトのホテルでは、エレベーターはすぐに動いていました。
ここが特殊なのね!
● さっそく迷子

ようやく地表へ。瓶詰め状態から解放されて、ああよかった。
メトロの入り口がMの形をしています。パリみたい。
地表に出て、まずは宿に向かいましたが、たどり着いた場所にホテルはありませんでした。
駅前なのに、さっそく場所を間違えてしまったようです。

twitterの鳥みたい
地図を確認して、文化科学宮殿の逆側にあると判明。
(まあ急ぐ旅でもないし、のんびり行けばいいや)と思っていきます。
● 雨に降られる
ところが、快晴だった空から、突然ポツポツ雨が降り出しました。
雨雲に覆われ、突如怪しい空模様に。
まさか降るとは思っていないので、傘はキャリーケースの中。
道の途中でキャリーを開けて、荷物をかき分けて取り出すのは面倒なので、濡れながらトボトボと歩いていきます。

自分も持ち物も濡れて、もの悲しくなりました。
ようやくホテルに到着してチェックイン。
道を間違えて、30分くらいロスしてしまいました。

ホテルで一息入れているうちに雨がやんで、また青空が戻ってきました。
新しいビル群だけ見ると、もうどこのメトロポリスかわかりません。
キャリーを引いて歩きだすたびに雨が降ってくる、今回の旅。
ああ、やはり日頃の行いがいけないのね・・・。
その2に続きます。
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