ロード・フォー・スズキFISHING

スズキフィッシング道を極めんと苦悩する日々

和風

2009-11-13 | 日々の想い
昨夜火災予防で詰所へ行く前に、仲間の通夜に行ってきた
彼は僕よりも3,4歳年上だが、同期に消防団へ入団した仲間である
尤も彼は5年ほどで、健康を損ねて退団してしまったので、それ程深い仲とは言えない
亡くなった原因が退団理由の糖尿病だったかどうかは知らないが、未だ若すぎる死である



同年代の仲間の死で自分の歳を痛感した訳では無いのだが、最近俺も歳を取ったのか?と思う事がある
それは何故か和風に、うっすら憧れを感じる様になってきたのだ
昔から名古屋は茶所と言われているが、他の地方に比べ抹茶を出される機会が多い
今でもお寺や旧家を訪ねると、度々抹茶の薄茶でもてなされる
そんな訳もあるのか、家で簡単に点てられる抹茶セットを、未だ衝動買いはしてないけれど、欲しいと近頃思い続けている



年末が近付いたのが原因なのか、子供時代に習っていた習字、毛筆で上手に字を書きたいと最近良く思う
現実的に考えれば使う機会は少ないが、せめて自分の名前くらい墨で達筆に認めたい
子供の頃、あれほど習字塾へ通ったのに、かな釘流の署名しか出来ないとは情けないではないか
釣りに出ない週末には、心静かに硯で墨を磨って、写経なんぞでは爺臭過ぎるが、署名の練習位ならやろうかなとも思うようになってきた



茶道書道と本格的に、とまでは考えて無いが、お茶習字それらをやる時には、やっぱりカジュアルウェアではなく、出来れば和装で決めたいものだ
何をするにも先ずは格好から、と言うのが信条であるが、決して僕が軽薄だからではない
消防でも「富貴を着る」と言う言葉がある
富貴を着るとは・・・
「形は心により生じ、心は形により生ずと言うように、一概に格好ばかりと軽視してはいけないという意味で消防の士気も統制も服装、姿勢、態度から養われることが多く服装は消防人の心意気を示すものであり美しく完璧に着こなすことで訓練礼式は半ば成就します」と教えられた(笑)



和風への憧れは、来年還暦を迎える年齢ゆえの原点回帰なのか、新たなトレンドの先取りなのか・・・
自分が歳を取ったとは思いたくないので、出来ることなら「先取り」と願いたい
みんなで、和風を流行らせよう!じゃないですか(笑)

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