17.東海道本線稲沢と清洲の駅取材
木曽川に戻って駅取材し、13:47発の普通大府行きに乗り、
取材済みの尾張一宮のひとつ先、稲沢に行く。
JR稲沢駅は島式1面2線の地上ホームを有する東海道本線線の駅である。
1番線は下り、2番線は上りが使用する。
愛知機関区が隣接され、そのため東口は愛知機関区を跨いで、
反対側に階段やエレベーターのみが設置されている。
稲沢に駅が出来たのは1904年8月5日で、
1925年1月16日には稲沢操車場(現・愛知機関区)が開業した。
橋上駅舎と東西自由通路が完成したのは2000年4月22日である。
ホームからは側線の停車中のEF64形が多数見えていた。
そこで駅取材のあと、駅舎のある西口の反対側に跨線橋を渡り、
留置中のEF64形を取材した。
国鉄色に戻されたものもあったが、一方でプレートが外され、
その上から型式番号が手書きのものもあり、
廃車準備が予想される。
EF64形は国鉄時代に登場した勾配区間用の直流電機機関車で、
平坦区用のEF65形と並んで、国鉄時代の電気機関車の代表機と云える。
ただ、登場が1964年で経年劣化もあり、既に約7割が廃車され、
JR貨物が投入したEH200形の増備もあり、
今後も廃車が続き、近いうちに全廃になるのだろう。
愛知機関区に留置されている電気機関車、ディーゼル機関車を十分に取材し、
14:29発の普通岡崎行きで隣の清洲に行く。
JR清洲駅は島式1面2線の地上ホームを有する東海道本線線の駅である。
1番線は上り、、2番線は下りが使用する。
駅舎とホームとは島式ホームで結ばれている。
清洲に駅が出来たのは1934年2月24日で、
駅所在地は愛知県稲沢市北市場町古三味だが、
隣の駅が“稲沢”を名乗っているため、“清洲”となった。
駅の名古屋寄りが稲沢市と清須市の堺で、
清須市は旧・清洲町だったためにこの駅名となった。
清洲の隣は枇杷島で2020年2月15日に取材済みだったため、
これで大阪から名古屋までの全駅下車取材が完了した。
しかしまだ午後3時前で帰りの新幹線は名古屋発18:59だったため、
まだ4時間の余裕がある。
そこで名古屋を越えて東京方面に取材を進めることにした。