国道14号から武石インターに抜ける道を、
花見川区役所方面に右折したその途中にあった、
「味噌DEりすとらんて 発酵文化研究所 幕張」だが、
今年、いつの間にか閉店し、
内装のリニューアルをして新装オープンしたのが、
「Ramen Ristorante 田所商店 Premium」である。
看板にはラーメンをデザインしたマークとともに、
「Ramen Ristorante 田所商店 premium~プレミアム~」と書かれているが、
店舗の方には「Ristorante 田所商店 Premium」と書かれているため、
ブログタイトルには「Ristorante 田所商店 Premium」の方を採用した。
店の前ではテントでオリジナル商品が売られている。
「味噌DEりすとらんて 発酵文化研究所 幕張」時代の、
2018年4月20日に訪問したことがあり、
その時は味噌デミグラス・ポークハンバーグ1,500円を喰った。
ここは味噌ラーメン専門店を展開する会社の別業態で、
この時は味噌味の豚てき、豚かつ、ポークハンバーグ、
さらに味噌ビールカレーなどがラインナップになっていたが、
その後一度閉店して同店名で味噌ピザなどを中心とした店舗になった。
しかしコロナ過あり、店内での業績が伸びなかったのか、
店前のテントで弁当を売るなどしていた。
そのあと2度目のリニューアルでラーメンを出す店に変更したようである。
店内は相変わらず、お洒落な美容室のような内装で、
開店約10分後の入店だったが、席は半分以上埋まっていて、
喰い終わる頃には満席に近い状態だった。
店員に席に案内され、ラーメンとSPFとんかつ定食を薦められたが、
その中で下総米味噌ラーメン1,100円をオーダーした。
席に案内された時に渡されたのが、「使い捨てマスクケース」である。
これは食事の時にマスクを挟んでおくもので、
確かに飲食店に入った時に、マスクの置き場所に困ることがある。
結局、口に当たる部分を内側に折り込んで、
ポケットに入れるしかない。
これはコロナ過ならではの気遣いである。
少ししてオーダーした下総米味噌ラーメンが提供される。
これは普通の田所商店にはないここだけのオリジナルメニューで、
“厳選食材を使用した至極の味噌らーめん”だそうである。
パンフレットには「下総米味噌」の説明として、
千葉県産大豆(フクユタカ)と、
千葉県産コシヒカリを100%を使用した、
千葉県にこだわったお味噌です。
地下30mから汲み上げる清冽な地下水を使用し、
100年以上にわたる
伝統製法で造りあげた長期熟成のお味噌で
旨味と芳醇な香りが特徴です。
千葉県発祥の田所商店が千葉県にこだわった、
こだわりのお味噌です。
と書かれている。
確かに味噌らーめんとしてはマイルドなスープで、
太めの縮れた麺と相性もいい。
トッピングは厚くて食べ応えのあるチャーシュー、
ピリ辛のメンマ、葱や貝割れ大根、そしてゆで玉子などである。
メンマは分厚くて存在感がある。
この形のメンマにであったのは初めてである。
基本形で税抜き1,000円という価格は高めの設定だが、
それに見合う出来栄えの味噌ラーメンと云える。