ringoのつぶやき

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DJ-米英当局、RBSともイラン違法取引容疑で協議=関係筋

2012年08月23日 06時35分23秒 | 社会経済

【ロンドン】(ダウ・ジョーンズ)米国と英国の当局は英銀行大手ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(RB
S)(NYSE:RBS)(RBS.LN)と、イランと違法な取引を行った可能性について協議しているもようだ。関係筋が22日、明らかにした。イラン相手の米国のマネーロンダリング(資金洗浄)防止法違反容疑では、英銀行大手スタンダ
ード・チャータードが米ニューヨーク州金融サービス局と15日に示談を成立させたばかりだ。

RBS株式の82%は英国政府が握る。この関係筋によると、RBSは米連邦準備制度理事会(FRB)および米司法省と、対イラン経済制裁措置への違反がなかったか話し合っている。協議は当局側からではなくRBSの現経営陣の提案で始まった、と関係筋は強調した。さらに2人の関係筋は、協議には英金融サービス機構(FSA)も加わっていると明らかにした。

RBSの広報は、今月初めに1-6月期決算と並んで開示された資料で、「米国の制裁措置を含む当該の法律や規制を歴史的に順守してきたかについて、英米の当局と協議を開始した」との言及がある点を挙げた。

この資料では、「監督機関による公式・非公式の指示を受ける可能性があり、米銀行監督当局が追加的な行動や是正措置を求めてくることも考えられる」と続き、対処が必要になった場合は「特定期間におけるグループの純資産、業績およびキャッシュフローに甚大な影響を及ぼす可能性がある」と警告している。

広報によると、この文言は1年半前から開示資料のなかで使用されており、イランを名指ししてはいない。だが
関係筋は、RBSの「歴史的な法令順守」で問題になっている点の多くがイラン関連だと指摘した。

RBSは水ぶくれしたバランスシートの縮小と、金融危機で破綻寸前に追い込まれたことで傷ついた名声の回復に躍起だ。そんななか今回の問題は最終的に罰金処分となり、RBSが取り組む山積する課題がさらに増えることにもなりかねない。RBSは2008年、英国政府の公的支援で救済された。
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