(ダウ・ジョーンズ)ポーランド国立銀行(中央銀行)のコジンスキ副総裁は8日、ズロチ相場の不安定さや過
度のズロチ高を抑えるため、為替市場に介入する可能性があると語った。国営ポーランド通信社(PAP)が同日伝
えた。
ポーランド中銀は2011年、ユーロ圏危機を背景とするズロチの急落に歯止めをかけるため、数回にわたり市場
介入した。
だが12年初め以降、ズロチはユーロに対し約8%上昇。エコノミストの間では、ポーランドの輸出競争力を低
下させ、経済の追加的な負担になっているとの懸念も出ている。ポーランド経済は政府の財政緊縮策を受け、急
減速している。
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