ringoのつぶやき

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本家のびっくり予想(アクアメルマガより)

2013年01月07日 17時09分57秒 | 

金融機関や金融関係者が新しい1年の「びっくり予想」を出すケースが最近増えていますが、本家の米著名ストラテジスト(投資戦略設計の専門家)のバイロン・ウィーン氏(米ブラックストーン・アドバイザリー・パートナーズ副会長)による今年で28回目の「びっくり10大予想(テン・サプライズ)」は下記のようになっています。



 1)イランが核ミサイルを製造するのに十分な濃縮ウランを保有していると発表。

  経済制裁や外交圧力を受けてもイランは兵器開発をやめず、世界   各国はイランを核保有国として扱わざるをえなくなる。

 2)世界景気減速や競争激化を背景に米企業の売上高の伸びが鈍化し、S&   P500種指数は1300以下に下落する。

 4)アメリカが中東産石油への依存から脱却。NY原油の先物価格は1バレル=70ドルに下落する。

 5)共和党が移民政策で主導権をとり、居住10年超などの条件を満たす不法移民にも米市民権の申請を許可する法案を議会に提出。

  共和党は2016年の大統領選・議会選に向けたヒスパニックの支持拡大を狙う。

 6)中国の指導部が汚職の根絶や7%超の経済成長の維持、健康保険・年金制度の拡充などを進め、上海株式市場は大きく上昇する。

 7)今年も異常気象で農作物の不作が続き、穀物や畜産物の価格が大きく上昇する。

 8)金価格が1トロイオンス=1900ドルに達する。

 9)円の対ドル相場は1ドル=100円に下落する。輸出が改善し、世界3位の経済大国の株式に投資家が戻る。日経平均株価は強い上昇基調が続き、1万2000円を超える。

10)欧州は構造的な問題の大部分が残り、緩やかな景気後退が続く。欧州株式相場は米株式の下落につれ安し、10%下げる。


 ちなみに、この予想は「平均的な投資家は3分の1程度しか可能性がないとみているが、ウィーン氏自身は50%以上の確率で起きると考える」シナリオを列挙したもので、米ウォール街では年初の恒例となっています。


ウィーン氏の今年の予想が的中するかどうかについては1年後に明らかになりますが、

昨年のびっくり予想では

「米原油先物価格が1バレル=85ドルに下落」

「S&P500種指数は1400を上回る」

「失業率が8%未満に低下」


「NY金先物相場が年内に1800ドルへ反発」

などの項目が的中しており、今年の日経平均に言及した部分も決して「びっくり(予想外)」ではありませ
ん。



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