彩彩日記 作詞家/シンガーソングライター 大塚利恵のブログ

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【イスラエル・パレスチナ旅行記13】安息日のエルサレム

2020-06-01 14:07:47 | 
★★★だんなと二人での自由旅行。エルサレム在住の内藤さん宅に数泊させていただきつつ、イスラエル・パレスチナを旅した12日間の記録です。★★★

2019年11月2日(土)安息日

前夜ベツレヘムから戻って内藤さん宅に泊めていただき、ゆっくり休んで朝を迎えました。
マンションの前の道を挟んだ向かい側は、超正統派ユダヤの人たちの住む地区。
彼らが道ゆく車に「シャバット!」(安息日だよ、車に乗るな!)と叫ぶ声が聞こえたりもしました。

安息日は、店も交通もストップしていて、タクシーは通常より高かったりするそう。
観光できるところも限られるし、中東の日差しと暑さに旅の疲れも溜まってきていたので、無理せず近場で動くことに。

エルサレムはユダヤ教、イスラム教、キリスト教の聖地。
城壁に囲まれた旧市街は、こんな感じの門が8つあります。


キリスト教徒地区、ムスリム地区、アルメニア人地区、ユダヤ人地区の4区に分かれています。
旅の最初に行った嘆きの壁、岩のドーム、アル・アクサー寺院も旧市街。


宗教、人種、歴史、様々な問題。ここは「世界の縮図」なんだということを、肌で実感します。


旧市街の、「ヴィア・ドロローサ」を歩きました。
イエス・キリストが十字架を背負って歩んだとされる道。
イエスが最初に蹟かれた場所、母マリアがイエスを見たとされる場所などから、ゴルゴダの丘の聖墳墓教会内にあるイエスの墓まで、14の留を辿る巡礼の道です。
世界中から訪れる巡礼者と観光客で、どこも激混み。




聖墳墓教会は特に人でごった返していて、イエスの墓に入るには数時間かかりそうな列でした。
私たちはキリスト教徒ではないので諦めましたが、巡礼の方にとってはマストですよね。



夜は、「ダビデの塔」のプロジェクションマッピングを観に行きました。
King David(新作)とNight Spectacular(旧作)があり、後者の方を観ましたが、すごく壮大で質の高い音と光のショーでした!
上映は毎日数回されているようでしたが、すごい人気で当日券はなく、あらかじめ予約しておいて正解でした。
城壁をスクリーンに、エルサレムの歴史が描き出されていきます。幻想的で、ドラマチック。タイムスリップした気分になれますよ。
エルサレムに行くなら、絶対予定に入れることをオススメします。
撮影はNGだったかな?どのみちそんなこと忘れちゃうくらい圧巻でした。
写真、場所の雰囲気だけですが。



余韻に浸りながら、新市街の繁華街をブラブラと帰りました。


旅もいよいよ後半へ。
次は定番の、死海でプカプカです。
つづく。

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