彩彩日記 作詞家/シンガーソングライター 大塚利恵のブログ

※こちらは旧ブログです。
新ブログ https://ameblo.jp/rieotsuka-officialblog/

【イスラエル・パレスチナ旅行記15】死海で海上ヨガ

2020-06-03 14:38:55 | 
★★★だんなと二人での自由旅行。エルサレム在住の内藤さん宅に数泊させていただきつつ、イスラエル・パレスチナを旅した12日間の記録です。★★★

2019年11月4日(月)

朝食も充実したビュッフェを楽しみ、ビーチへ!

海上でヨガもできちゃいます。


夕方に比べると、やはり暑かったです。長時間は危険かも。
ホテル側を向くとこんな景色。


12時のチェックアウトまで、ホテルのジャグジーや死海の水の温水プール(室内)も楽しみました。
プールもプカプカ浮くので、リラックスできて楽しかった。


私は砂漠に強い憧れがあるので、ここからさらに南下してネゲブ砂漠のクレーターに行っちゃおうかとも思ってたんですが、ちょっと色々詰め込みすぎかなーと。
砂漠はイスラエルじゃなくてもいいかなと思い直し、やめました。

エルサレムへ戻り、夜ベン・イェフダー通りなどの繁華街を散策。

ヘブライ音楽博物館。
残念ながら閉館時間になってしまい、ショップと入り口しか見られなかったのだけど、ここはかなり面白そうでした。
ユダヤ人がどんな風に世界中に音楽を発展させていったのか、各地の楽器など、試聴もできるのだそう。



イスラエルは死海のミネラルを使った化粧品が有名。
日本でも、LALINEやSABONが人気ですね。
日本で買うよりかなりお安いです。
ただ、パレスチナ人に死海へのアクセスを許さず、入植地で化粧品を作っていたりするので、反対運動が世界中にあるのだそう。
それによって、メジャーブランドのAHAVAは日本から撤退したそうです。AHAVA製品、モノはめちゃめちゃいいけど。
また、以前無印良品がイスラエル進出を取りやめたニュースは私も記憶にありました。
こういう会社に対して、撤退しろ!だけじゃない活動ってあったりするのだろうか。


最近、SNSを見ていて、「白しか絶対に許さない、黒を倒せ」と言う極端さは危ういんじゃないかということを思います。
もちろんほとんどの人と同じように、私も平和を願っています。
パレスチナ問題に関して言えば、パレスチナが理不尽な苦しみから解放されてほしい。
でも、イスラエル側の主張を全く聞こうとしないこと、全否定することはきっと良いやり方じゃないのではないかと。
イスラエル人とパレスチナ人の間にコミュニケーションがほぼないとも聞きます。
難民キャンプツアーのガイドさんが言ってたように、同じ人間としてお互いをみること、伝えるべきことは理知的に伝えることを根気強くできたらいいのにな。
そんな簡単ではないということもわかります。ずるい奴、しょうもない奴がいるからーってなりますしね。でも、その人たちの在り方の奥にあるものにも目を向けたい。
もちろん、私たちも他人事ではない話です。

脊髄反射で感情的に批判するのをやめて一旦冷静になること。
空に向かって思いや批判を吐くのではなく、(SNSでは結構やっちゃいがちですよね。)ちゃんと顔のある相手に伝わるように語りかけるよう心がけること。
エコーチェンバーに陥らないこと。
何を言うかも大事だけど、どのように伝えるかも同じくらい大事にすること。
100%同じ考え・立場の人間なんていないわけだから、まず相手を知ろうとすること。

白しか認めない!と正義を振りかざし、強く批判するほど、矛盾も現れてきてしまう気がする。
この世はとっても複雑で不確かで矛盾だらけですもん。
人と人の交流と信頼がベースにないと、どこまでも暴力がはびこるんじゃないかな。
あと、グレーゾーンというか、自分がわからないことをわからないと受け入れること、とっても大事だと思います。
私自身ももともと白黒はっきりつけたい性格なんだけれど、自分がすっきりしたいがために他人やいろんな問題を単純化して、わかった気になってしまうのはやめようと心がけています。

特に、SNSは容易なツールだけに難しいなと思って、自分の精神衛生も考え、今はくだらない投稿と宣伝くらいしかほとんど書かなくなってます。
また変わるかもしれませんが。
みなさんはどうですか。


さて、話は戻りますが、定番のGold Starはとても美味しかった。
イスラエルはクラフトビールも盛んだから、今度はいろんなお店で飲んでみたいなあ。


もうちょっとだけつづく。

最新の画像もっと見る